星6/クラウンスレイヤーの詳細・評価

最終更新日時:2025-05-13 (火) 21:43:24

敵としてのCrownSlayerはこちら

基本情報 †

画像	プロフィール
	コードネーム	クラウンスレイヤー
	レアリティ	★6
	陣営	ロドスアイランド
	性別	女
	職業	特殊
	職分	執行者
	募集タグ	近距離/高速再配置
	戦闘経験	七年
	出身	ウルサス
	誕生日	7月22日
	種族	レプロバ
	身長	161cm
	専門	潜入/突撃戦/ 鉱石病の応急処置/ 塩漬け干し肉作り
	鉱石病	感染者
	絵師	直立行走海猫络合物(原案)
	CV	千本木彩花
	SD

特性	入手方法
再配置までの時間が極めて短い	イベント限定報酬 (幕開く者たち)
個人履歴
本名はリュドミラ・イリーニチナ、元レユニオン幹部。潜伏活動と奇襲による暗殺作戦に参加していた過去があり、白兵戦や防衛線を突破して奇襲を仕掛けることを得意としている。チェルノボーグ-龍門事変後にレユニオンを離脱し、1100年の年末、自らロドスに交渉を持ちかけた。現在はロドスの監督のもと、鉱石病の治療を受けている。

	初期	未昇進(50)	昇進1(80)	昇進2(90)	信頼度
HP	792	1057	1322	1695	-	再配置	速い(22s)
攻撃	210	310	425	545	+90	COST	10 / 12 / 12
防御	147	210	273	325	-	ブロック	1 / 1 / 1
術耐性	0	0	0	0	-	攻撃速度	速い(0.93s)

攻撃範囲
初期	昇進1	昇進2
■□	■□	■□

潜在能力
2段階	3段階	4段階	5段階	6段階
コスト-1	再配置時間-4秒	コスト-1	第二素質強化	コスト-1

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昇進 †

段階	Lv	龍門幣	SoC	必要素材		獲得する能力
昇進1	50					ステータス上限解放 COST+2 スキル硝煙の爆震習得素質殉難者の苦しみ開放
昇進1	50	30000	初級特殊SoCx5	初級糖原x8	初級異鉄x5	ステータス上限解放 COST+2 スキル硝煙の爆震習得素質殉難者の苦しみ開放
昇進2	80					ステータス上限解放スキル狼煙の処刑場習得素質王冠を狩る者開放素質殉難者の苦しみ強化
昇進2	80	180000	上級特殊SoCx4	D32鋼x4	上級転化塩x7	ステータス上限解放スキル狼煙の処刑場習得素質王冠を狩る者開放素質殉難者の苦しみ強化

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素質 †

名称	段階	効果
殉難者の苦しみ	昇進1	スキル発動中、自身の周囲に煙幕を発生させ、範囲内の地面上にいる敵の物理・術攻撃の命中率-15%
殉難者の苦しみ	昇進2	スキル発動中、自身の周囲に煙幕を発生させ、範囲内の地面上にいる敵の物理・術攻撃の命中率-20%
王冠を狩る者	昇進2	自身にダメージを与えていない敵に与える物理ダメージ+20%(+2%)

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基地スキル †

名称	解放条件	効果
牙の技巧	初期	加工所でアーツ学を加工時、副産物の入手確率+75%
逆境の栄光	昇進2	製造所配置時、作戦記録製造の製造効率+35%

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スキル †

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スキル1 煙塵の目眩まし †

	煙塵の目眩まし	パッシブ

Rank	初期SP	必要SP	持続	効果
1	-	-	10	配置後攻撃力+50%、物理回避と術回避+20%
2				配置後攻撃力+55%、物理回避と術回避+20%
3				配置後攻撃力+60%、物理回避と術回避+20%
4				配置後攻撃力+65%、物理回避と術回避+30%
5				配置後攻撃力+70%、物理回避と術回避+30%
6				配置後攻撃力+75%、物理回避と術回避+30%
7				配置後攻撃力+80%、物理回避と術回避+40%
特化I				配置後攻撃力+85%、物理回避と術回避+40%
特化II				配置後攻撃力+90%、物理回避と術回避+40%
特化III				配置後攻撃力+100%、物理回避と術回避+50%

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スキル2 硝煙の爆震 †

	硝煙の爆震	パッシブ

Rank	初期SP	必要SP	持続	効果
1	-	-	-	配置後、8秒間攻撃しなくなり、敵に狙われにくくなり、第一素質の地面上にいる敵に対する物理・術攻撃の命中低下効果が1.5倍まで上昇。スキル終了時、煙幕内の地面上にいる敵全員に攻撃力の200%の物理ダメージを与える
2				配置後、8秒間攻撃しなくなり、敵に狙われにくくなり、第一素質の地面上にいる敵に対する物理・術攻撃の命中低下効果が1.5倍まで上昇。スキル終了時、煙幕内の地面上にいる敵全員に攻撃力の220%の物理ダメージを与える
3				配置後、8秒間攻撃しなくなり、敵に狙われにくくなり、第一素質の地面上にいる敵に対する物理・術攻撃の命中低下効果が1.5倍まで上昇。スキル終了時、煙幕内の地面上にいる敵全員に攻撃力の240%の物理ダメージを与える
4				配置後、8秒間攻撃しなくなり、敵に狙われにくくなり、第一素質の地面上にいる敵に対する物理・術攻撃の命中低下効果が2倍まで上昇。スキル終了時、煙幕内の地面上にいる敵全員に攻撃力の270%の物理ダメージを与える
5				配置後、8秒間攻撃しなくなり、敵に狙われにくくなり、第一素質の地面上にいる敵に対する物理・術攻撃の命中低下効果が2倍まで上昇。スキル終了時、煙幕内の地面上にいる敵全員に攻撃力の290%の物理ダメージを与える
6				配置後、8秒間攻撃しなくなり、敵に狙われにくくなり、第一素質の地面上にいる敵に対する物理・術攻撃の命中低下効果が2倍まで上昇。スキル終了時、煙幕内の地面上にいる敵全員に攻撃力の310%の物理ダメージを与える
7				配置後、8秒間攻撃しなくなり、敵に狙われにくくなり、第一素質の地面上にいる敵に対する物理・術攻撃の命中低下効果が2倍まで上昇。スキル終了時、煙幕内の地面上にいる敵全員に攻撃力の350%の物理ダメージを与える
特化I				配置後、8秒間攻撃しなくなり、敵に狙われにくくなり、第一素質の地面上にいる敵に対する物理・術攻撃の命中低下効果が2.5倍まで上昇。スキル終了時、煙幕内の地面上にいる敵全員に攻撃力の400%の物理ダメージを与える
特化II				配置後、8秒間攻撃しなくなり、敵に狙われにくくなり、第一素質の地面上にいる敵に対する物理・術攻撃の命中低下効果が2.5倍まで上昇。スキル終了時、煙幕内の地面上にいる敵全員に攻撃力の450%の物理ダメージを与える
特化III				配置後、8秒間攻撃しなくなり、敵に狙われにくくなり、第一素質の地面上にいる敵に対する物理・術攻撃の命中低下効果が2.5倍まで上昇。スキル終了時、煙幕内の地面上にいる敵全員に攻撃力の500%の物理ダメージを与える

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スキル3 狼煙の処刑場 †

	狼煙の処刑場	パッシブ	□□□□□ □□□□□ □□■□□ □□□□□ □□□□□

Rank	初期SP	必要SP	持続	効果
1	-	-	16	配置後、第一素質の効果範囲が拡大し、クラウンスレイヤーが煙幕内に消え、ブロック数が0、ステルス状態になる。その後2秒ごとに姿を現して煙幕内の地面上にいる敵1体に攻撃力の110%の物理ダメージを2回与え、1秒間スタンさせる（同一対象には6秒ごとに1回まで攻撃可能）
2				配置後、第一素質の効果範囲が拡大し、クラウンスレイヤーが煙幕内に消え、ブロック数が0、ステルス状態になる。その後2秒ごとに姿を現して煙幕内の地面上にいる敵1体に攻撃力の120%の物理ダメージを2回与え、1秒間スタンさせる（同一対象には6秒ごとに1回まで攻撃可能）
3				配置後、第一素質の効果範囲が拡大し、クラウンスレイヤーが煙幕内に消え、ブロック数が0、ステルス状態になる。その後2秒ごとに姿を現して煙幕内の地面上にいる敵1体に攻撃力の130%の物理ダメージを2回与え、1秒間スタンさせる（同一対象には6秒ごとに1回まで攻撃可能）
4				配置後、第一素質の効果範囲が拡大し、クラウンスレイヤーが煙幕内に消え、ブロック数が0、ステルス状態になる。その後2秒ごとに姿を現して煙幕内の地面上にいる敵1体に攻撃力の150%の物理ダメージを2回与え、1.5秒間スタンさせる（同一対象には6秒ごとに1回まで攻撃可能）
5				配置後、第一素質の効果範囲が拡大し、クラウンスレイヤーが煙幕内に消え、ブロック数が0、ステルス状態になる。その後2秒ごとに姿を現して煙幕内の地面上にいる敵1体に攻撃力の160%の物理ダメージを2回与え、1.5秒間スタンさせる（同一対象には6秒ごとに1回まで攻撃可能）
6				配置後、第一素質の効果範囲が拡大し、クラウンスレイヤーが煙幕内に消え、ブロック数が0、ステルス状態になる。その後2秒ごとに姿を現して煙幕内の地面上にいる敵1体に攻撃力の170%の物理ダメージを2回与え、1.5秒間スタンさせる（同一対象には6秒ごとに1回まで攻撃可能）
7				配置後、第一素質の効果範囲が拡大し、クラウンスレイヤーが煙幕内に消え、ブロック数が0、ステルス状態になる。その後2秒ごとに姿を現して煙幕内の地面上にいる敵1体に攻撃力の190%の物理ダメージを2回与え、1.5秒間スタンさせる（同一対象には6秒ごとに1回まで攻撃可能）
特化I				配置後、第一素質の効果範囲が拡大し、クラウンスレイヤーが煙幕内に消え、ブロック数が0、ステルス状態になる。その後2秒ごとに姿を現して煙幕内の地面上にいる敵1体に攻撃力の210%の物理ダメージを2回与え、2秒間スタンさせる（同一対象には6秒ごとに1回まで攻撃可能）
特化II				配置後、第一素質の効果範囲が拡大し、クラウンスレイヤーが煙幕内に消え、ブロック数が0、ステルス状態になる。その後2秒ごとに姿を現して煙幕内の地面上にいる敵1体に攻撃力の230%の物理ダメージを2回与え、3秒間スタンさせる（同一対象には6秒ごとに1回まで攻撃可能）
特化III				配置後、第一素質の効果範囲が拡大し、クラウンスレイヤーが煙幕内に消え、ブロック数が0、ステルス状態になる。その後2秒ごとに姿を現して煙幕内の地面上にいる敵1体に攻撃力の250%の物理ダメージを2回与え、4秒間スタンさせる（同一対象には6秒ごとに1回まで攻撃可能）

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スキルランク素材一覧 †

Rank	2			3			4
共通		-	-						-
共通	x5	-	-	x5	x5	x4	x8	x4	-
Rank	5			6			7
共通						-
共通	x8	x3	x3	x8	x7	-	x8	x5	x4
Rank	特化I			特化II			特化III
スキル1
スキル1	x8	x4	x5	x12	x4	x8	x15	x6	x6
スキル2
スキル2	x8	x4	x4	x12	x4	x8	x15	x6	x2
スキル3
スキル3	x8	x4	x3	x12	x4	x8	x15	x6	x1

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モジュール †

王冠を屠る刃

Rank	ステータス	特性・素質更新	EXE-X
	HP+90 攻撃力+34 防御力+23	特性追加撤退時に今回の配置時のコストを大量に(80%)返却
	HP+112 攻撃力+40 防御力+27	素質「殉難者の苦しみ」更新スキル発動中、自身の周囲に煙幕を発生させ、範囲内の地面上にいる敵の物理・術攻撃の命中率-23%[-3%]
	HP+130 攻撃力+45 防御力+30	素質「殉難者の苦しみ」更新スキル発動中、自身の周囲に煙幕を発生させ、範囲内の地面上にいる敵の物理・術攻撃の命中率-25%[-5%]
アンロック条件		昇進2Lv60、任務1・2のクリア x4、x2、x80000
任務1		サポート以外のクラウンスレイヤーを3回以上配置した上で戦闘を5回クリア。
任務2		メインテーマ 4-4を★3でクリア。その際、サポート以外のクラウンスレイヤーを編成・配置し、それ以外の【特殊】は編成禁止。
強化		信頼度50 x4、x60、x3、x100000
強化		信頼度100 x4、x20、x4、x120000

「王冠を屠る刃」基本情報

「こちらの絵画は、ヴァレンタインの最も有名な大作です。数年前、人づてに購入したものですが……ざっと百万チェルボネッツほどもかかってしまいましてな。」プロップ公爵は特使に対し、自らのコレクションを誇らしげに紹介していた。
「それからこちらの夜光の宝珠は、東部の山脈で産出されたものです。なんとウルサス全土でもたったの二つしか存在しませんで。一つは私めが、もう一つはベリヤ公爵のお手に……」
「ふむ、これのことか？」特使は駄獣の目玉ほどの大きさをした宝珠を取り出した。それは手の中で、淡い緑色の光を発している。
「さすがは特使様、まこと慧眼ですな！」公爵はそう誉めそやしながらも、心中は全く穏やかでなかった。特使はこれまでに九カ所の領地を巡回しており、プロップ公爵の領地は十カ所目にあたる。ここまでの九人の公爵は賄賂をたんまり弾むので、特使がここを訪れる頃には、とっくに舌が肥えてしまっているのだ。
特使はコレクションルームの隅まで歩み寄ると、質素な見た目の旧式軍用剣を手に取り、興味深げにもてあそび始めた。鏡のように磨き上げられた刃が、彼女の赤い瞳を映し出している。
「いや、実にお目が高い！」まるで罠にかかった獲物を目にしたように、公爵は早口でお世辞をまくしたてた。「その宝剣はまさに先帝から賜ったものでして、サンクト・グリファーブルクへの手土産にはぴったりの代物でございます。」
「それほど貴重な宝物をいただけると？さて、公爵様にはどうお返ししたものか。」特使はそう言って、公爵に目を向けた。
「特使様がサンクト・グリファーブルクへお戻りになった際に、私の功績を『少しばかり』陛下にお伝えいただければ。それと、首都の式典に参加させていただけるようお取り計らいを……」
「では望み通りにしよう。鉱山事故が起こる度に、事故を知る者全員を崩落した炭鉱に埋めることで、鉱区の十年間無事故記録を作り上げたという偉大な『功績』を帝国中に知らしめれば良いのだろう？」
特使の言葉に不意を突かれ、公爵の媚びた作り笑顔が凍りついた。
「あるいは、お前が処分したという一万以上の『盗賊』の半数が、実際にはお前の領地内で餓死した流民だったことを知らしめたいのか？」
公爵の顔がみるみる青ざめていく。このような特使と会うのは初めてのことだった。
「それとも、前の九人の公爵と同じく忠実な人殺しであることを、ウルサス中に知らしめてほしいのか？」そう言いながら、特使は宝剣を握りしめた。公爵が自慢していた高価な夜光の宝珠は、すでに床へと投げ捨てられている。そして特使がフードを取ると、炎のように赤い髪が露わになった。彼女の鋭い両眼を見た公爵は、近頃出回っていた噂を思い出した――数年前に実在した「クラウンスレイヤー」がウルサスに戻ってきたという噂を。
「まさか……これまでの九人は、もう……」公爵は口を開いたが、恐怖のあまりその先の言葉は続かなかった。
「もし『特使様』がここにいて、帝国がお前たちの功績を耳にしたなら、本当に新たな褒賞が授けられていたかもしれないな。」
プロップ公爵は、逃れるため必死で助けを呼ぼうとした。しかしその声は、いつの間にか立ちこめていた、むせ返るような濃煙に呑み込まれていく。
「残念だが、帝国にお前たちの呼び声は届かない。」宝剣を振り上げ、「特使」はそう言い放つ。
「しかし、心配するな。このクラウンスレイヤーが代わりに褒賞を授けてやろう。」

未実装

クラウンスレイヤーの記章

「クラウンスレイヤーの記章」基本情報

↑

コーデ †

昇進画像

↑

プロファイル †

ネタバレの危険性あり！気をつけて。

【コードネーム】クラウンスレイヤー【性別】女【戦闘経験】七年【出身地】ウルサス【誕生日】7月22日【種族】レプロバ【身長】161cm 【鉱石病感染状況】体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。
基礎情報

【物理強度】標準【戦場機動】卓越【生理的耐性】標準【戦術立案】標準【戦闘技術】優秀【アーツ適性】優秀
能力測定

個人履歴

本名はリュドミラ・イリーニチナ、元レユニオン幹部。潜伏活動と奇襲による暗殺作戦に参加していた過去があり、白兵戦や防衛線を突破して奇襲を仕掛けることを得意としている。チェルノボーグ-龍門事変後にレユニオンを離脱し、1100年の年末、自らロドスに交渉を持ちかけた。現在はロドスの監督のもと、鉱石病の治療を受けている。

健康診断

造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】18%
鉱石病に感染してから長期間経過しており、上気道の結晶化が目立つ。いくつかの器官は感染状況が深刻で、口腔から喉の部分に新たな器官が増殖している。本人は特に違和感を感じないと述べ、該当部位の手術を断固拒否した。

【血液中源石密度】0.45u/L
一度も専門的な鉱石病治療を受けていない。血液中源石密度は比較的高く、現在も上昇傾向にある。アーツの発動中は各臓器の源石化が著しく加速し、病状を悪化させる。医療部から本人に対し、病状の管理について指導済み。

第一資料

クラウンスレイヤーがロドスへやって来た時のことは、今でもよく覚えている。彼女は突然ロドスの航路上に姿を現した。そばには、捕らえられたレッドがいた。本艦のセキュリティシステムの警報が鳴り響くよりもはやく、S.W.E.E.P.がレッドを救出し、すばやくクラウンスレイヤーを取り押さえた。
我々はすぐにレッドの異変に気づいた。彼女は怪我こそしていなかったものの、目つきがぼんやりしており、うわごとのように何かをぶつぶつと呟いていた。すぐに医療オペレーターが駆けつけ、レッドに徹底的な検査を行った。結果、彼女の異変の原因は激情の奔流に呑まれたことによるものであるとわかった。レッドの断片的な答えから、彼女が相談もなく本艦を離れ、シラクーザにいた間に何が起きたのかについて、我々は大体のことを察することができた。さらに言えば、彼女の異変はクラウンスレイヤーとは関係がなく、むしろクラウンスレイヤーは自ら命を絶とうとしていたレッドを救った可能性が高いのだ。取り押さえられていたクラウンスレイヤーはレッドのそばでケルシー医師の名前を大声で叫び、「早く来い、この仔狼の世話はお前の仕事だ」などと言い、さらにウルサス語とシラクーザ語でひたすら罵倒していた。ケルシー医師は留守だったため、クラウンスレイヤーは一時的に監房に収監され、厳しい監視下に置かれた。そして、彼女の処置について指示を仰ぐべく、我々はこの情報を急ぎケルシー医師に届けた。
数ヶ月後に届いたケルシー医師の返信は、予想外なものだった。ケルシー医師は我々に、クラウンスレイヤーの拘束を解き、監視要員を配置した上で彼女にある程度の行動の自由――本艦の権限レベルが低いエリアでの活動やロドスの任務に参加する権利などを与えるよう、勧めたのである。
こうして、元レユニオンのメンバーは、周知されることなくひっそりとロドスに現れ、我々の一員となったのだ。

以下の内容は高権限者のみ閲覧可能：
クラウンスレイヤーが以前レユニオンに所属していたことを考慮し、彼女をS.W.E.E.P.と人事部双方の監視下に置くこととする。これは、彼女が度の過ぎた行動を取らないよう見張るためであり、同時に彼女の身の安全を守るためでもある。ロドスとレユニオンの衝突はもはやかなり以前のことではあるが、我々の多くは戦友を失った痛みをまだ完全に忘れたわけではない。彼女自身が仲間の命を奪ったわけではなくとも、怒りというものは制御ができないものだ。それは、彼女自身が証明している。彼女が真の意味でロドスに溶け込むまで、我々は彼女への監視を続けるつもりだ。
すでにマドロックに、クラウンスレイヤーの様子を確認するよう依頼してある。二人はかつて同じ立場にあった。きっとマドロックなら、ロドスで過ごすクラウンスレイヤーの様子について我々が正しく判断する手助けをしてくれることだろう。

第二資料

「さっきマドロックがクラウンスレイヤーと一緒にいるところを見たんだ――いや、ヤツの懐を探るために元レユニオンのマドロックを送り込んだのはもちろん分かってる。だが、最後まで聞いてくれ……マドロックのヤツ、クラウンスレイヤーの隣で思いっきり頷いてたんだ！もしかしたらアイツ、マドロックを買収したのかもしれない！最悪だろ、ますます厄介なことになった……おい、二人が揃って厨房に入ってくぞ！俺が後を追いかける、お前はすぐに他のヤツらを呼んでこい！」
「刃物に白いマスク？あれって、チェルノボーグや龍門で暴徒たちがつけていたものじゃ……あの二人、後方支援部にも味方がいたのか？武器を食堂に隠すなんて、小賢しい！まさか、ロドスでもう一度レユニオンの旗揚げをするつもりか……いやいや、そんなまさか！」
「ヤツらが厨房の扉と窓のカーテンを閉めちまった。これじゃ内部の様子を確認できない。緊急事態だ。報告に戻る時間も、この階の間取り図を探しにいく時間もない！とりあえず突入して、ヤツらを止めるぞ！」
「暴徒たちは……テーブルを囲んで、料理の試食会をしてる……ようだな？数人が調理台と窯のそばをバタバタしている。生地をこねていた赤髪の女の子がこちらに気づいた。彼女は手を止め、ちょうど焼きあがったピザを一切れカットして、武器を構えていた俺に渡してくれた。向こうは俺を知っているみたいだが、俺はこんな子知らないぞ。」
「俺の後ろのオペレーターたちも武器をしまって、皆ピザを受け取った。すごくうまい。ソーセージの代わりに、ウルサス風ベーコンが乗っている……焼きたてな上に、焼き具合が絶妙で、生地がモチモチだ。すぐに完食してしまった。赤髪の女の子はその間も、ずっと厨房の中を忙しなく駆け回っている。生地をこね、ベーコンを切り、ソースを作り、ピザを焼く。時々、ピザを催促する声に返事をしたりもして、見るからに活発な子だ。他のオペレーターからはリュドミラと呼ばれている。うん、いい名前だな。リュドミラ……リュドミラ！？」
――監視担当者の緊急録音記録より

「なぜロドスに留まることにしたのか、リュドミラに聞いてみた。あの『年季の入った』ケルシーが戻るのを待つためだそうだ――ああ、本人の言葉そのままだ。それから、いくつかの件について説明を求めたいそうだ。ケルシー先生が自分を母方の伯父に預けた時、自分の先生の存在を知っていたか否か、群狼のゲームを知っていたか否か。もし知っていたのなら、なぜこれほど多くのことが起きるのを、ただ放置していたのか？もし知らなかったのなら、事態の収拾が付けられなくなっているくせに、なぜいつもあんなに偉そうなのか？とにかく、本人はもうみんなの前でケルシー先生を叩きのめす準備ができているようだ。」
「正直、口は悪いかもしれないが、リュドミラはケルシー先生から答えを得たいだけだろう。それに、彼女はここでの生活が合っているみたいだ。しばらく観察していたが売店で雑誌を買ったり、療養庭園で時間を潰したり、木炭スティックを持ってブリッジでスケッチをしたりしていた……きっと彼女にとって、ロドスでの生活は心穏やかに過ごせる貴重な時間なんだ。気持ちは理解できる。私がここに来たばかりの頃も、たくさんの人にレユニオンのハンマー遣いがロドスに潜り込んだと噂されたが、ここを歩き回っている時に私が思っていたことはひとつだけ……ようやく、安心して散歩できる場所が見つかった、ということだけなんだ。」
――人事部とマドロックの会話記録より

第三資料

【外勤任務・音声記録03】
「数時間後、トリト事務所のオペレーターと合流し、一緒に現地のファミリーとの交渉を終わらせる。」
荒野の向こう側に移動都市が見え隠れする。リュドミラがシラクーザにやって来たのはこれで三度目だ。
最初に訪れた時、リュドミラはまだ七歳だった。ケルシーが人づてに彼女をこの国に連れてきて、母方の伯父のもとまで届けてくれた。こうして振り返ると、いくら全能のケルシーであっても、たとえそれが周到に考え抜かれた選択であろうと、どのような想定外の事態を引き起こすかまでは予見できなかったのだろう。
二度目に来たのは、ナインと一緒に遠く離れたヴィクトリアへ行くことを望まない兄弟姉妹を連れて、レユニオンを去った時。二年以上の歳月をかけて、リュドミラは彼らをそれぞれの故郷に送り届け、帰る場所のないメンバーのために生きる道を見つけてやった。そして最後に、彼女は先生がいるシラクーザの家まで歩いて帰った。まるで別れの儀式のように。だが、その後に起きたことは明らかに、その儀式の結末として相応しくなかった。
レユニオン、ドライバー互助会、ウルサス、シラクーザ……彼女にとって、そのすべてが不愉快な思い出だった。しかし、外勤部が今回の任務の人選について討論している時、探るように自分のほうに送った目線をなぜか拒絶することができなかった。

【外勤任務・音声記録05】
「直接関わったファミリーのドンどもを片付ければ済む話だが、そうだな、お前たちの流儀に反することは分かっている……」
交渉に参加するはずだったオペレーターが通りで殺害され、そのせいでロドスと現地のとあるファミリーが協力関係を結ぶ話も破談に終わった。他のファミリーはそのことに大変満足し、緊急の同盟などなかったかのように、それぞれの縄張りへと引き返していった。その約一週間後、白紙になったはずの発表が予定通り行われた。死んだはずのオペレーターがテレビに映り、ロドスと当のファミリーの間で契約と物資の取引が無事完了したと告げた。その時になってようやく、他のファミリーは気づいたのだ。これが自分たち全員に向けられた茶番劇であったことに。
「――あいつらが誰かを殺したいのなら、私たちが先に手を下せばいい。殺すターゲットがいなくなれば、凶器が使われることもなくなる。手本を見せてやる。ほら、この折り畳みナイフを服に突き刺せば、血糊が――ちょっと待て、目に入った……トイレはこっちだったか……？」

【外勤任務・音声記録09】
「……片付けねばならない私用がある。」
一人のトラックドライバーが、トリトの街でリュドミラを呼び止め、彼女をヌオバ・ウォルシーニへ連れ戻そうとした。トラックドライバーは興奮気味に、ドライバーたちがドライバー互助会の野営地から出たがらないこと、市政府が彼らのために野営地に収容エリアを建ててくれること、エイレーネがソマーの娘を新しい街に迎えたこと、その娘の病状が安定し学校へ通い始めたこと……などを次々と語った。この再会は、彼が無理やりリュドミラに塩サイダーを三本連続で奢った後、幕を閉じた。
リュドミラはその時、自分が感じた喜びを否定することができなかった。互助会のリーダーとして、エイレーネは間違いなくカルネヴァーレで自分の運命を、無数の人々の運命を変える何かを掴んだのだろう。彼女の変化は明らかだった。だが、ドライバー互助会という組織自体はその設立理念――ドライバーたちの生活をもっと良くすることから、何も変わっていない。リュドミラはふと、自分がレユニオンに加入したばかりの頃のことを思い出した。感染者たちで貴族のお偉方どもを雪の上に蹴っ飛ばしたこと、焚火を囲ってジャガイモと肉のスープを飲んだこと、いつの日か皇帝に話をつけ、みんながこの大地で自由に生きられるようにするなどという、大胆な夢を見ていたこと。もちろん、ドライバー互助会をレユニオンと同列に語ることはできない。だが、自分にとって、この二つはあまりにも似ている――どちらも、自分の復讐の道の途上に現れ、痛ましい出会いとバカげた変化のせいで、離れるざるを得なかった。そして、果てしなく遠回りした結果、ようやくわかったことがある――自分は憎しみの感情に囚われやすい。自分は指導者に目を光らせておくべきだったのだ。かつて身を置いた組織が、自分に与えてくれた生きる意味と信念、そして灯してくれた炎を完全に否定するのではなく。

【外勤任務・音声記録11】
「任務完了、直ちに本艦へと帰還する。」

第四資料

敬愛するケルシー所長へ
セルゲイはもう何日も姿を見せていません。彼がすでに逮捕されたかどうか、確かめる術が私にはありません。研究所全体の安全のため、我々はあらゆる対策を講ずる必要があります。政府内部の人脈はすでに行動を開始しました。彼らが良い知らせを持ってきてくれることを祈ります。同時に、家族を避難させたり、石棺を封印したり、データの複製や消去をしたりと……やることが多すぎます。おそらくリューダに会いに行く時間はないでしょう。もし、あの子に会えたなら、私の代わりに頬にキスをしてあげてください。
ソフィーナが世を去ってから、リューダのチェルノボーグへの憎しみは日ごとに増しています。ここで生活を続けさせるのは、あの子をさらに苦しめるだけでしょう。あの子の一番身近な家族として、今こそそばにいてやるべきであることはわかっています。ですが、私は自分勝手な人間です。研究所のプロジェクトの進捗を思うと、たった一日でも時間を作って家に帰り、あの子のためにパンを切り、朝食を作ってやりたいという気持ちにはなれないのです。科学のためにすべてを投げ出せる人間だったなら、どれほどよかったでしょう。私の心の中にはまだ愛とリューダへの恋しさが残っています。それは私を苦しめ、あの子をより暮らしやすい場所に預けることを今日まで引き延ばしてきました。
しかし今、ウルサスが私のために決断を下してくれました。
ケルシー所長、我々がこの大きな災難を生き残れるかどうかに関係なく、どうかリューダをシラクーザへと送り届けてください。ソフィーナの兄がシラクーザの小さな街で会社を営んでいるのです。ソフィーナがまだ生きていた頃から、彼は私たち家族の助けになりたいと言ってくれていました。リューダにはそこで暮らしてもらう。それが、私が思いつく最善の選択です。あの子はきっと異国の地で学業を終え、芸術と科学技術の知識を得て、夢見ていた存在――科学研究の方向性を定める指導者や人々のための福祉を追求する政治家になれるでしょう。
……
ケルシー所長たちもまた、何事もなくこの街を離れ、研究プロジェクトが予定通り完遂されることを願っています。我々の計画を実現するために。そして、あなたの構想を完成させるために。
愛を込めて、イリヤより

特別行動小隊が警報を解除するために、艦船の中層へと駆けつけた時、クラウンスレイヤーはちょうどケルシー医師の執務室から出て来たところだった。その手には一通の手紙が握られていた。彼女は特別行動小隊が自分を取り押さえるのを何もせずに待っていた。ロドスにやって来た時と同じように。ロドスにやって来た時よりもさらに穏やかに。
「父さん、私はもう指導者にも政治家にもなれそうにない。」
「ケルシーに伝えてくれ。あいつがこの船に戻り次第、すぐに会いたいと。あの研究所ができた理由とその結果、研究そのもの、そしてあいつの素性……ウルサスに秘められたすべてを、あいつは私に話さなければならない。」

昇進記録

サルゴンの踊り子が軽快な音楽に合わせて軽やかに舞う。白いヴェールがパーディシャーの顔を掠めた瞬間、命を奪う尻尾の棘がその背後から現れた。
ボリバルの総督は付き人のペッローから受け取った酒を飲み干すと、たちまち溢れんばかりの美食の中で溺れ死んでしまった。
ヴィクトリアの暴君は両目を固く閉じたまま、寝台の上で息絶えるまで召使の女に首を絞められた。
ガリアの兵士は、大砲で皇帝の駄獣車を粉砕した。
……
今まさに読み終えた物語の中で、炎国の料理人ができあがった料理の鱗獣の尾を掴み、中に潜ませていた短刀を骨と肉ごと親王の喉へと突っ込んだ。リュドミラは本を閉じ、閲覧室の本棚に戻した。
リュミドラ*1は幼い頃から読書の大切さについて学んでいた。だが、あの『正当と正義』以外で、彼女が本当の意味で読了できた本は多くない。なぜ自分がロドスの閲覧室でたまたま、サルゴンの歴史研究の本を手に取り、さらにたまたまその中で踊り子がパーディシャーを刺殺した記録を見つけたのか、リュミドラ*2自身にもわからなかった。彼女はすぐに、より多くの資料を探し出した。そして、どの国の歴史にも似たような物語が存在するという事実に気づいたのである。
踊り子、付き人、召使、兵士……彼らのほとんどは名前すら記録に残っていない。その後、彼らにどんな悲惨な結末が待ち構えていたのかは、語るまでもないだろう。だが、彼らの存在があったからこそ、君主たちはある事実と向き合わねばならなくなったのだ。たしかに王は謀略、人心、さらには国の秩序そのものを、好きなだけ弄べるだろう。だが、取るに足らない一粒の砂であっても、王の頭上に掲げられる鋭い刃――「クラウンスレイヤー」となり得るのだ。
クラウンスレイヤーはそのような物語をとても気に入っていた。

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ボイス †

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会話1	ドライバー互助会での毎日は、車を出して、物を運んで、酒を飲んで、冗談を言い合って、そんな暮らしだった。ヌオバ・ウォルシーニでの生活には、「牙」の姿はなかった――だが、先生は言っていた。「牙」が完全にいなくなることなど永遠にない、とな。
秘書任命	お前のそばにいろと言うのか？ロドスがいかにして理念を実践するか見ていろと？別に異存はない。セキュリティーシステムが私を目の敵にしないならな。
会話2	最初は、ピザやパスタなんて食べ慣れなくてあまり口に合わなかった。でも、先生がパスタはキャビアで和えればいいし、ピザはサラミをベーコンに替えればいいと教えてくれたんだ。狼の群れに何とか溶け込まなければならないから、と。シラクーザには何年もいたが、いつもこうして食べていたな――なぜかって？こうすると本当に美味いからだ。
会話3	『正当と正義』……小さい頃、父と一緒に読んだ本だ。著者本人に会わせてもらったこともある。けれどその著者はのちに、とある大公様に死ぬまで監禁されて、その遺体はひっそりと坑道の隅に葬られることになった――残酷な話だろ？だが、「正当と正義」なんてものは、そういう環境でこそ生まれるんだ。
昇進後会話1	父は言っていた。こんなウルサスに生まれていようと、セルゲイは最も偉大な科学者になるだろうと。二人は友人であり、同志でもあると思っていたが……セルゲイは、仲間を裏切ったんだ。死に値する行いだが、すべてが奴一人の罪じゃないのもわかってる。
昇進後会話2	私の戦闘技術か？先生から教わったものだ。あの人は、憎しみを力にすることを教えながらも憎しみを手放せと諭し、戦い方を教えながらも戦場に向かうことを良しとしなかった。何ともおかしな「狼」だったな。惜しむらくは、先生が最後の授業で教えてくれたことを理解するのが遅すぎたことだ。
信頼上昇後会話1	ケルシー所長、ケルシー先生――肩書がどう変わろうと、彼女は相変わらず冷血に見える。だが、なぜだかあの人が私の父を裏切っていないということは信じられる。もしかすると、本当の彼女は見た目ほど冷たくはないのかもしれないな。どう思う？ドクター。
信頼上昇後会話2	これまで幾度もタルラの後ろに立って、彼女が多くの理想を葬るさまを、暴君になっていくさまを目の当たりにしてきた……これが私の罪だ。次はもう、間違わない……彼女を殺すのか、と？いいや、私が為すべきは、暴君の王冠を徹底的に破壊することだ。
信頼上昇後会話3	お前は多くの人間を一つに団結させてきたが、その感覚は私にもよくわかる。私はそうした人々と相対したこともあれば、その隣に立っていたこともあるからな……よく気を付けろよ。お前のような奴は、いつか大きな過ちを犯すかもしれない――私が見ている以上、そうなった時には容赦はしないぞ、「ドクター」。
放置	雪が歌を、雨が刃を持つことを、燎原の烈火が勇気を、沈黙する大地が王冠を揺らすことを彼女に教えた――目が覚めたのか。何でもない、シラクーザの童謡を口にしていただけだ。
入職会話	「クラウンスレイヤー」はお互い馴染みのある名前だろうし、このままでいい。いずれ、お前もこの名の持つ真の意味を理解することになるかもしれないな。
経験値上昇	"以前の作戦の録画？私が映っているのもあるか？それなら、もう一回だ。今度は失敗しないからな。
昇進1	わかったから、こういう形式ばったものは結構だ。勲章もメダルも向こうにやれ、私を将軍か貴族か何かだと思ってるのか――なんなら、それで試し切りをしてもいいんだぞ？
昇進2	ロドスが私を信じることにしたのなら、私もお前たちを信じよう――昇進の挨拶？そんなものを期待してたのか。
編成	ターゲットを教えてくれ。煙をそいつの墓場にしてやる。
隊長任命	小隊を率いるのか……いいだろう。ロドスがどう違うか見せてもらうぞ。
作戦準備	行動開始。煙にまかれてはぐれるなよ。
戦闘開始	危ない――全員、散開！
選択時1	私の技もまだ使える。
選択時2	私の刃はまだ切れる。
配置1	煙の中だ。
配置2	王冠を討ち取ってやろう。
作戦中1	受難者の苦しみを呑み込め。
作戦中2	棄てられた者の怒りを嚙み締めろ。
作戦中3	恨め、それがお前に相応しい結末だ。
作戦中4	泣け、それがお前の遺言になるんだ。
高難度作戦クリア	この凱旋に私も貢献できたとは。フンッ、光栄だ。
★3で戦闘終了	優れた技術に、適切な戦術。お前たちの作戦が、これほど効率的なのも頷ける。
★2以下戦闘終了	必要な殺しは実行済みだ。任務目標は果たされただろう。
作戦失敗	煙幕は張っておいた――撤退しよう。次の機会を狙うんだ。
基地配属	今日は外勤に出なくてもいいと？お前の好きにしろ。
タッチ1	わ、私が見えるのか？煙幕を張ったのに……
信頼タッチ	私のマスクを外したい？止めたほうが――ほら、むせてるじゃないか。これで私がマスクを付けている理由がわかっただろう。
タイトルコール	アークナイツ。
挨拶	今日はずっと船にいるのか、ドクター？ん、私？たまたま後ろにいただけ、ただの偶然だ。

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ゲームにおいて †

5.5周年の感謝祭イベント「幕開く者たち」で獲得出来る★6執行者。
先のヴィジェル、レッシングとは異なり、潜在能力はイベントで「クラウンスレイヤーの印」を入手して強化する形式になっている。

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素質 †

殉難者の苦しみ

スキル中、周囲の地上敵に命中率デバフを付与する。範囲は自身を中心とした3×3の9マス。
3つのスキルはいずれも配置後数秒続くパッシブスキルであるため、この素質の再発動を狙う際は再配置しよう。

王冠を狩る者

クラウンスレイヤーにダメージを与えていない敵に対する与ダメージ上昇。
いずれのスキルでも命中率デバフや回避、ステルスで被弾を抑え、火力を上げられる。

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スキル †

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スキル1 煙塵の目眩まし †

配置後10秒間、自身の攻撃力を上げ物理術ダメージを確率で回避する。レッドスキル1の攻撃バフを一回り増やしたスキル。
近接時は素質の命中率デバフと回避が合わさり高い確率で攻撃を受けない。
素質込みだと特化3で実質60%、モジュール強化で62.5%になる。但し命中率デバフと回避は処理が異なる点に注意。
他のスキルが遠距離攻撃のデコイには向かないため、デコイ運用の際には採用することになる。

↑

スキル2 硝煙の爆震 †

配置後8秒間、素質の命中率デバフの効果量が増加。攻撃を停止し、狙われにくくなる。8秒後に素質範囲の敵に対して物理の強撃を行う。
激しい攻撃に晒されている所に配置し命中率デバフで味方の耐久面を支援しよう。
命中率デバフは特化1で最大の50%で、モジュールで素質を強化すると62.5%まで上がる。
狙われにくくなるため味方の近くに配置すると遠距離攻撃を受けない。
ブロックは可能なので殴られる可能性はあるが、その相手も命中率デバフを受けるのである程度は耐えられるかもしれない。

物理の単発ダメージとしては執行者の中でも最高打点が出せ、高防御相手にも有効打を与えられる。
しかしエリートなどを倒しきれるほどなく、ダメージが8秒後と遅く使い勝手は良くない。カフカのように発動まで生存して確実に当てられる保証も無い。
そのため火力に期待するよりも命中率デバフをばら撒く妨害役と考えて素質倍率が最大に達する特化1が無難だろう。

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スキル3 狼煙の処刑場 †

配置後16秒間ステルスを獲得し、ブロック数が0に。これによりほとんどの場面でダメージを受けず、素質のダメージ増加の恩恵を得られる。
そしてクラウンスレイヤーの攻撃範囲は大幅に拡大、火力は上昇し、攻撃にスタンが付随する。攻撃間隔は2秒固定で攻撃速度バフデバフの影響を受けず、スキル中に最大8回攻撃可能。
挙動としては間隔の固定されたスタン付きの通常攻撃であり、前回から2秒経過していて攻撃対象がいる場合に攻撃する。そのため前回から2秒以上経過して攻撃範囲内に攻撃対象が入って来たら即座に攻撃する。
通常このスキル中は敵に狙われずデバフには強いのだが、風雪一過のような環境や統合戦略の特殊な条件で凍結した場合は攻撃できなくなる。また最後の騎士の反撃による寒冷も受ける。
攻撃対象は通常の優先順位通りだが、同一対象への攻撃は6秒に1回の制約がつく。
つまり1回攻撃した相手には2回休みになるので、攻撃範囲内に最低3体の敵が居ないと待機時間が発生する。
独特な挙動をしているが単純化すると6秒毎に攻撃範囲内の敵を3体攻撃しスタンを付与と考えることが出来る。
なお6秒のインターバル判定より2秒間隔の索敵の方が僅かに早く、敵が4体以上いると4体を2秒毎にそれぞれ攻撃する挙動になる。

スキルGIF

スタン時間がスキルランク7で1.5秒から特化3で4秒に大幅に伸びるため、3つのスキルの中でも際立って特化による影響が大きい。
使用するのであれば最優先でのスキル特化推奨。同一の敵に対しては攻撃制限を加味しても、スキルランク7では6秒中1.5秒、特化3では6秒中4秒と行動阻害の密度が大幅に増す。

一撃毎の火力の方は「Lv90特化3モジュールStage3、対象の防御力は0」と仮定した場合2074ダメージの2連撃となる。
イベント作戦の雑魚敵に対しては十分な火力となるが、同一対象への攻撃は6秒に1回の制約もありエリート以上の敵に対するダメージソースとしては機能しない。
敵集団に対しては単体攻撃な上に2秒毎に1回しか攻撃できない縛りもあり火力面では厳しい。

良くも悪くも血掟テキサスら限定執行者たちに職分の枠組みが破壊される以前の、ギミック解除やクラウドコントロール役としての執行者らしいスキルと言える。

スキル3 運用例動画 (DM-EX-6)

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モジュール評価 †

モジュールX

特性で撤退時のコストの回収量が増える。何度も再配置を繰り返すので地味ながらありがたい効果。

モジュールを強化すると命中率低下の効果が強化される。
スキル2での恩恵が大きく、最大で50%から62.5%まで上昇する。
スキル1では微増(回避と合わせて実質60%→62.5%)であり、スキル3では自身はダメージを受けないので意味はなく、周辺への25%の命中率低下は信用するには厳しい。

スキル3で運用する場合は後日実装されるモジュールYが強力なのでモジュールXはオススメ出来ない。

モジュールY

2025/11頃実装予定

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総評 †

生存性とクラウドコントロール能力に重きを置いた素質やスキル構成を持つ執行者オペレーター。
その分火力は抑えられており、良くも悪くも同職分の★5以下に多く★6にほぼ居なかった支援に重点を置いた設計と言える。

第一素質はスキル2および3で強化が加わるが、命中率デバフはあくまでも確率依存であり頼り切るのは難しい。こちらはあくまでもキャラクターのフレーバーテキスト的なオマケと割り切った方が良いだろう。
また、スキル2および3は同職分同レアリティの先任者たちと比べ瞬発力に欠け、同じ感覚で雑な配置を行うと十中八九真価を発揮しない。

単純な執行者としてであればスキル1での一投一殺による運用で仕事が出来るが、他スキル2種の場合は得意とする場面を想定してあらかじめ運用方法を絞った配置が必要。
「進行中の敵に対する散発的な遅延」や「動き始めると面倒なバクダンムシ系等のギミック寄りな低耐久敵への対処」など、旧来の執行者職分が得意とする場面であれば卒なくこなせるだけの性能はある。
特色を見出すのであれば汎用性や派手な爆発力に期待するのではなく、おおむね高速再配置可能だが連続稼働時間が短い潜伏者のような感覚で運用することとなる。

強みを活かすとなると対象にスタン状態を4秒という長い時間付与する点。統合戦略でスタン状態の敵にダメージを与える秘宝などのギミックを集めておくとダメージを伸ばしやすい。

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基地スキル †

牙の技巧
アーツ学を加工時、副産物の入手確率+75%となる。
ヘラグ(80%)やエンカク(80%)には及ばないが、彼等に次ぐ数値なので悪くない。
アーツ学担当は少ないので、ヘラグなどが居なければ起用すると良いだろう。
　
逆境の栄光
昇進2で習得。作戦記録を製造時、製造効率+35%となる。
金属(純金)や源石の製造には効果がないため注意。
エフイーター(35%)やコンビクション(35%)と同等であり、単体で出せる効率としては高め。

↑

小ネタ †

中国語名：弑君者　英語名：Crownslayer

様々な争いを経て、ついにオペレーターとなった元レユニオン幹部のクラウンスレイヤー。シナリオでの動向およびネタについては敵バージョンのページを参照。
プレイアブル化にあたって立ち絵が描き直されており、「レユニオンから離れた後の姿」としてはこちらのデザインになっている。*3

レッドに狙われていたことから種族はループス(狼)だと思われていたが、実装にあたり公開されたプロファイルでレプロバ(ハイエナ)であることが判明した。
ちなみに6-11後半で、彼女の事をレッドは「オオカミじゃない」、ケルシーは「家を追われたハイエナ」と言っている。

レユニオン時代から引き続き使用しているコードネーム「クラウンスレイヤー」だが、元ネタは「ダモクレスの剣」の逸話と思われる。
ざっくり要約すると「権力を羨む若者に玉座の頭上に糸で吊られた剣を示して、権力と危険は隣りあわせと示す」という物だが、テラの各国にも暴君に対する戒めとして似たような内容の訓話が存在しているらしい。
彼女はかつてその訓話を集めた本を読了しており、そこから「王冠(暴君)を屠る刃」という意味でこの名前を使用している。

イベント「幕開く者たち」において

「シラクザーノ」エピローグにてシラクーザへやってきていたクラウンスレイヤーだが、今イベントにも引き続き登場。
レユニオンから脱退して付いてきた兄弟たち全員の今後の面倒を見てから、今後の指標を見つけるために2年かけてかつての師匠の元へ帰ろうとした。
しかしシラクザーノでのエピローグ通り、到着したのは狼主の「牙」だった師匠が、自身にも因縁のあるレッドに殺された直後であった。
その後、仇敵と化したレッドを追い求め何度か交戦もしたが、その都度返り討ちにされて転がされてしまっていた。
ヌオバ・ウォルシーニにやってきたのも倒れていたところを通りがかりのトラックドライバーに拾われた縁で、以降は彼らの互助協会へ身を寄せて恩返しのような形で表から裏から手助けをしていた。

回想として初めてシラクーザへ訪れ、師匠に出会った経緯も深掘りされており、それもまたロドス参加時に積りに積ったケルシーへの不満と不信感へ繋がっている。

師匠との出会い

またシラクーザに到来して以来、レッドと会うたびに副次的な不運(というより「牙」絡みの戦闘の余波による二次被害)に巻き込まれており、彼女のツキの無さの象徴と化していた。
終始状況に振り回される側ではあったものの事件を通して悟ったものはあったようで、ケルシーに一連の真意を問いただすためロドスを目指し加入およびプロファイルの各エピソードに繋がったようだ。
その際、真実を知り精神的支柱を失ったことで耗弱状態にあったレッドを捕縛(もとい保護)し、ロドスまで送り届けている。

なお、プロファイルでレユニオン時代はロドスに対する被害を出していなかったことも発覚している。
ゲーム的にはたびたび戦闘になるのでドクター目線では縁が深いように感じるが、実はシナリオ上ではチェルノボーグ脱出時にしか交戦していないのだ。
さらにそもそも彼女の戦闘スタイルは「アーツの霧で姿を眩ませて味方を支援しながら、自身は直接の戦闘能力が低い現場指揮官狙い」という形。
目論見が一度も成功していないので被害ゼロということになるのだろう。6章の龍門でケルシーと個人的に交戦したが、返り討ちなのでこれも被害ゼロ。
ロドス加入後はS.W.E.E.P.による監視を付けられているものの、どちらかというと「元レユニオンという括りで見てしまう職員たちによる暴発の防止」という側面が強い。
マドロックは近い境遇ということもあってか世話役を任せられており、彼女自身の順応力の高さもあって意外とあっさりロドスでの生活に馴染んだようだ。

テーマ曲

クラウンスレイヤーの印	密閉性に優れた黒いタクティカルマスク。「顔は隠せても、この怒りは露わとなる。」
採用契約	特殊オペレーター・クラウンスレイヤー。暴君の悪夢、復讐の切っ先。
採用契約	王冠を狩る刃が、煙塵に隠れ潜む。

↑

公式ツイッターの紹介 †

冷淡で少々辛辣ながら、悪事への義憤を強く持っている元レユニオン幹部。
過去の後悔を胸に、己の役目を果たすべく尽力する。

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ルールの最終更新日時: 2024-10-06 (日) 09:15:27

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基本情報 †

昇進 †

素質 †

基地スキル †

スキル †

スキル1 煙塵の目眩まし †

スキル2 硝煙の爆震 †

スキル3 狼煙の処刑場 †

スキルランク素材一覧 †

モジュール †

王冠を屠る刃

木炭画

クラウンスレイヤーの記章

コーデ †

プロファイル †

ボイス †

ゲームにおいて †

素質 †

殉難者の苦しみ

王冠を狩る者

スキル †

スキル1 煙塵の目眩まし †

スキル2 硝煙の爆震 †

スキル3 狼煙の処刑場 †

モジュール評価 †

モジュールX

モジュールY

総評 †

基地スキル †

小ネタ †

公式ツイッターの紹介 †

コメントフォーム †

違反投稿を繰り返す行為に対する処罰 †

禁止ルール・ルール違反項目 †

プライバシーの侵害 †

攻撃的な言動 †

不正なコンテンツ †

不適切なコンテンツ †

スパムと不正利用 †

許容ルール †

- ネタバレは違反対象にならないの？

- 愚痴は違反対象にならないの？

- 煽りは違反対象にならないの？

ルール違反投稿に対して †

- ルール違反ではないが「不愉快」な書き込みはNGID

- ルール違反投稿のコメントアウトは許可されています

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