星5/テクノの詳細・評価 - アークナイツ攻略 Wiki

最終更新日時:2025-06-22 (日) 21:07:14

基本情報 †

画像	プロフィール
	コードネーム	テクノ
	レアリティ	★5
	陣営	ボリバル
	性別	女
	職業	術師
	職分	創霊術師
	募集タグ	遠距離/召喚
	戦闘経験	なし
	出身	ボリバル
	誕生日	8月30日
	種族	ドゥリン
	身長	130cm
	専門	人形ショー/ グラフィティアート
	鉱石病	感染者
	絵師	水滴鱼
	CV	南野こころ
	SD

特性	入手方法
術攻撃を行う敵を倒すことで召喚物を召喚可能自身の召喚物にブロックされている敵を攻撃可能	人材発掘
個人履歴
テクノはドッソレスストリートアートコミュニティの一員である。かつてクリスタウォワギャラリーテロ事件に巻き込まれたことがあり、大量な源石粉塵を浴びたため、感染が深刻化した。テクノはテキーラの紹介でロドスを訪ね、医療的支援を求めた。病状が安定したあと、彼女は自分からロドスに加入する意志を示した。現在、彼女はすでに訓練とテストを終え、外勤オペレーターとしてロドスに加入し、ドッソレスに駐在している。

	初期	未昇進(50)	昇進1(70)	昇進2(80)	信頼度
HP	687	955	1241	1655	+200	再配置	遅い(70s)
攻撃	254	348	435	519		COST	18 / 20 / 20
防御	28	42	58	70	+35	ブロック	1 / 1 / 1
術耐性	10	10	15	20		攻撃速度	やや遅い(1.6s)

攻撃範囲
初期	昇進1	昇進2
□□□ ■□□ □□□	□□□□ ■□□□ □□□□	□□□□ ■□□□ □□□□

潜在能力
2段階	3段階	4段階	5段階	6段階
コスト-1	再配置時間-4秒	攻撃力+25	再配置時間-6秒	コスト-1

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昇進 †

段階	Lv	龍門幣	SoC	必要素材		獲得する能力
昇進1	50					ステータス上限解放 COST+2 スキル気ままなグラフィティ習得素質即席パペット強化攻撃範囲拡大
昇進1	50	20000	初級術師SoCx4	初級エステルx5	初級源岩x4	ステータス上限解放 COST+2 スキル気ままなグラフィティ習得素質即席パペット強化攻撃範囲拡大
昇進2	70					ステータス上限解放素質即席パペット強化
昇進2	70	120000	上級術師SoCx3	上級熾合金x7	人工ゲルx14	ステータス上限解放素質即席パペット強化

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素質 †

名称	段階	効果
即席パペット	初期	攻撃範囲内の地面マスにいる敵が倒されたとき、術攻撃を行う「パペットダンサー」を1体召喚（戦場内に最大2体まで）
	昇進1	攻撃範囲内の地面マスにいる敵が倒されたとき、術攻撃を行う「パペットダンサー」を1体召喚（戦場内に最大3体まで）
	昇進2	攻撃範囲内の地面マスにいる敵が倒されたとき、術攻撃を行う「パペットダンサー」を1体召喚（戦場内に最大5体まで）

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基地スキル †

名称	解放条件	効果
円熟の境地	初期	加工所で結晶系素材を加工時、対象素材の体力消費-1
DIY・結晶	昇進2	加工所で結晶系素材を加工時、副産物の獲得確率+80%

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召喚物 †

パペットダンサー
	配置マス	近距離	再配置	5s	COST	0
	ブロック	1	攻撃速度	2.5s	攻撃範囲	■
配置数消費	特性
無し	近距離術攻撃を行う

	未昇進		昇進1		昇進2
Lv	1	50	1	70	1	80
HP	567	709	747	901	949	1144
攻撃	126	178	184	236	244	298
防御	124	175	181	233	241	295
術耐性	20	20	20	20	20	20

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スキル †

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スキル1 関節部補強 †

	関節部補強	自動回復手動発動

Rank	初期SP	必要SP	持続	効果
1	0	35	25	攻撃力+20%、パペットダンサーのブロック数+1、最大HP+20%、防御力+70%
2	1	34		攻撃力+23%、パペットダンサーのブロック数+1、最大HP+23%、防御力+70%
3	2	33		攻撃力+26%、パペットダンサーのブロック数+1、最大HP+26%、防御力+70%
4	3	32		攻撃力+30%、パペットダンサーのブロック数+1、最大HP+30%、防御力+80%
5	4	31		攻撃力+33%、パペットダンサーのブロック数+1、最大HP+33%、防御力+80%
6	5	30		攻撃力+36%、パペットダンサーのブロック数+1、最大HP+36%、防御力+80%
7	6	28		攻撃力+40%、パペットダンサーのブロック数+1、最大HP+40%、防御力+90%
特化I	7	27		攻撃力+43%、パペットダンサーのブロック数+1、最大HP+43%、防御力+90%
特化II	8	26		攻撃力+46%、パペットダンサーのブロック数+1、最大HP+46%、防御力+90%
特化III	10	25		攻撃力+50%、パペットダンサーのブロック数+1、最大HP+50%、防御力+100%

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スキル2 気ままなグラフィティ †

	気ままなグラフィティ	自動回復手動発動	□□□□ □□□□ ■□□□ □□□□ □□□□

Rank	初期SP	必要SP	持続	効果
1	10	45	20	攻撃範囲拡大、自身とパペットダンサーの攻撃速度+40、パペットダンサーがテクノの攻撃範囲内の敵に対し遠距離攻撃を行うようになるスキル終了時、全てのパペットダンサーがテクノの最も近くの配置可能マスに再召喚される
2		44		攻撃範囲拡大、自身とパペットダンサーの攻撃速度+45、パペットダンサーがテクノの攻撃範囲内の敵に対し遠距離攻撃を行うようになるスキル終了時、全てのパペットダンサーがテクノの最も近くの配置可能マスに再召喚される
3		43		攻撃範囲拡大、自身とパペットダンサーの攻撃速度+50、パペットダンサーがテクノの攻撃範囲内の敵に対し遠距離攻撃を行うようになるスキル終了時、全てのパペットダンサーがテクノの最も近くの配置可能マスに再召喚される
4		42		攻撃範囲拡大、自身とパペットダンサーの攻撃速度+55、パペットダンサーがテクノの攻撃範囲内の敵に対し遠距離攻撃を行うようになるスキル終了時、全てのパペットダンサーがテクノの最も近くの配置可能マスに再召喚される
5		41		攻撃範囲拡大、自身とパペットダンサーの攻撃速度+60、パペットダンサーがテクノの攻撃範囲内の敵に対し遠距離攻撃を行うようになるスキル終了時、全てのパペットダンサーがテクノの最も近くの配置可能マスに再召喚される
6		40		攻撃範囲拡大、自身とパペットダンサーの攻撃速度+65、パペットダンサーがテクノの攻撃範囲内の敵に対し遠距離攻撃を行うようになるスキル終了時、全てのパペットダンサーがテクノの最も近くの配置可能マスに再召喚される
7	15	40		攻撃範囲拡大、自身とパペットダンサーの攻撃速度+70、パペットダンサーがテクノの攻撃範囲内の敵に対し遠距離攻撃を行うようになるスキル終了時、全てのパペットダンサーがテクノの最も近くの配置可能マスに再召喚される
特化I		38		攻撃範囲拡大、自身とパペットダンサーの攻撃速度+80、パペットダンサーがテクノの攻撃範囲内の敵に対し遠距離攻撃を行うようになるスキル終了時、全てのパペットダンサーがテクノの最も近くの配置可能マスに再召喚される
特化II		36		攻撃範囲拡大、自身とパペットダンサーの攻撃速度+90、パペットダンサーがテクノの攻撃範囲内の敵に対し遠距離攻撃を行うようになるスキル終了時、全てのパペットダンサーがテクノの最も近くの配置可能マスに再召喚される
特化III	20	35		攻撃範囲拡大、自身とパペットダンサーの攻撃速度+100、パペットダンサーがテクノの攻撃範囲内の敵に対し遠距離攻撃を行うようになるスキル終了時、全てのパペットダンサーがテクノの最も近くの配置可能マスに再召喚される

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スキルランク素材一覧 †

Rank	2			3			4
共通		-	-			-			-
共通	x4	-	-	x4	x5	-	x6	x2	-
Rank	5			6			7
共通			-			-
共通	x6	x8	-	x6	x3	-	x6	x3	x2
Rank	特化I			特化II			特化III
スキル1
スキル1	x5	x3	x3	x6	x3	x5	x10	x4	x4
スキル2
スキル2	x5	x3	x1	x6	x3	x5	x10	x4	x4

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モジュール †

未実装

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コーデ †

昇進画像

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プロファイル †

ネタバレの危険性あり！気をつけて。

【コードネーム】テクノ【性別】女【戦闘経験】なし【出身地】ボリバル【誕生日】8月30日【種族】ドゥリン【身長】130cm 【鉱石病感染状況】体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。
基礎情報

【物理強度】普通【戦場機動】標準【生理的耐性】普通【戦術立案】普通【戦闘技術】普通【アーツ適性】標準
能力測定

個人履歴

テクノはドッソレスストリートアートコミュニティの一員である。かつてクリスタウォワギャラリーテロ事件に巻き込まれたことがあり、大量な源石粉塵を浴びたため、感染が深刻化した。テクノはテキーラの紹介でロドスを訪ね、医療的支援を求めた。病状が安定したあと、彼女は自分からロドスに加入する意志を示した。現在、彼女はすでに訓練とテストを終え、外勤オペレーターとしてロドスに加入し、ドッソレスに駐在している。

健康診断

造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】7%
テクノの体表にはっきりとした源石結晶の分布が見られる

【血液中源石密度】0.23u/L
テクノは自分の感染を「意外」だと思い込んでいる。けど、ストリートアートコミュニティの感染者のデータを集めたあと、それは単なる「不幸」や「偶然」ではないと、我々は考えた。劣悪な環境がコミュニティメンバーの生活環境を侵蝕し、悪循環を形成している。幸い、テクノがいう「おっちゃん」はロドスが出した環境安全検測報告を十分重視し、現在改善を図っている。
――医療部オペレーター

第一資料

複数のオペレーターの報告によると、最近、ロドス艦内でよく変な落書きが目撃されるらしい——廊下の金属製壁にも、食堂のテーブルにも、共用洗面所の鏡にも......まるでどこにでも存在しているかのように。好奇心旺盛なオペレーターはクロージャに監視カメラの映像を確認するよう頼み、犯人を突き止めようとした。モニターの中で、ペンキスプレーを持った人形がよろよろ廊下を歩いている。一行が人形の行動を気にして、モニターを見つめる中、人形は突然カメラに飛びついて、熟練のオペレーターたちは声を上げて驚き、それ以上詮索する度胸を失った。クロージャだけ暇な時間を使って、すべての映像を確認した。彼女の言葉によると、そのやんちゃな人形はカメラワークと映像のテンポをよくわきまえているらしい。映像を編集したら、近年ランクウッドが撮ったホラー映画に勝る作品の出来上がりだそうだ。
後日、めったに医療部を離れない病室の責任者が落書きの現場の前を通り過ぎた。彼女は壁にある「傑作」を一目見ただけで、それが誰の仕業であるかを理解し、慣れた様子でテクノをはじめとしたストリートアーティストたちを集めた。奇抜な姿をして性格も風変わりな若者たちがきちんと壁の掃除を終えた後、病室の責任者は彼ら一人ひとりに退院証明書を渡した。それでようやく事態は収束した。
テクノが医療部に色々と面倒をかけたのは事実だ。しかし、同時に彼女は他の患者、とりわけ幼い患者たちに笑顔をもたらしてくれた。入院の一週間目に、テクノはギプスに漫画を描いてあげることで、天災を恐れるあまり眠れなくなっていた子供を慰めた。二週間目に、彼女は病室のテーブルランプを解体し、宙に浮く照明に作り変えた。その照明はあの仏頂面の責任者が病室を巡回する際、彼女の背後の壁に可愛らしい羽獣の翼を投影してくれる。すると、注射を怖がっていた子供たちも少し協力的になるのだ。
先日、ギプスに漫画を描いてもらった男の子はテクノの絵に未練を感じて、ギプスを外すことを拒否した。我々が困惑していたところ、テクノは珍しく真剣な顔になって、男の子に破壊と再生に関するアート理論を語って聞かせた。男の子はチンプンカンプンでその話を聞いていた。気がついたときには、ギプスは綺麗に取り除かれていた。男の子がロドスをあとにする時、テクノは彼に石膏の欠片で作り上げた小さな彫像をプレゼントした。当たり前のことだが、男の子から取り外されたギプスはすでに医療廃棄物として処理済みだ。その小さな記念品はテクノが作ったギプスに同じ漫画をもう一度描いた上で、それを砕いて制作したものだった。
テクノは派手な見た目のせいで誤解を受けることもあるかもしれない。だが、最終的に彼女は多くの人とうまくやれると、私は信じている。何故なら作品に対しても人に対しても、彼女は常に真摯に向き合っているからだ。
――病室の責任者

第二資料

入職するオペレーターの情報を整理していた際、人事部のオペレーターは数年前に発行されたドッソレスの新聞に見覚えのある姿を見つけた。ふりふりのワンピースを着た赤毛の少女がはにかんだ様子でカメラのほうを見つめている。ニュース記事のタイトルは『才気あふれる新鋭アーティストは、夢のために出奔したドゥリンの美少女』だった。オフィスに座るテクノは震える手で、指の関節が白くなるほど強く新聞を握りしめた。彼女の顔は真っ赤になっていた。平静に戻った後、人事部の聞き込みによってこの「黒歴史」がさらに拡散されることを避けるため、テクノはドッソレスでの経験を自ら語った。
地下都市では、テクノは自分と同じセンスを持つ仲間を見つけることができなかった。それに鬱憤を溜めて地下都市を出奔した彼女はすったもんだの末、ドッソレスにたどり着いた。ドッソレスではドゥリン族を見かけることは滅多にない。そのためドッソレスのテレビ局はテクノにインタビューして、人形を使ったパフォーマンスを撮影した。そのインタビューの内容がニュースにまとめられ、新聞の重要な位置に載せられたというわけだ。「順風満帆な出だしだったって？ふん！テレビ局の連中はアタシの自信作をカットしたんだよ？『マイナー』な芸術表現で、視聴率を稼げないとか言ってさ。アイツらのアドバイスに従えるようなら、そもそも地下都市から出て来てないっての。」テクノはテレビ局からのプロデュースを断り、全力で創作活動に打ち込んだ。しかし、個展開催の準備をしようという段になって詐欺に遭い、貯めた金のすべてを巻き上げられてしまった。
心が折れて路頭に迷っていた彼女を助けたのは、見ず知らずの人間だった。彼はテクノをアートコミュニティに連れて行くと、十人十色のアーティストたちを紹介した。テクノの人形を使ったパフォーマンスを鑑賞すると、その場にいた誰もが、口を揃えて見る目のないテレビ局を罵った。同時にアーティストたちはテクノに対し、人形劇に他の要素を取り入れる気はないかと口々に訊ねた。自分の新曲をBGMとして提供したいというフリーランスのミュージシャンまでいた。
テクノが身を寄せたコミュニティは、生活環境が非常に劣悪だった。今にも倒れそうな違法建築や混沌とした電線の配置、処理する者がおらず放置された粗大ゴミ……安全上の問題は至る所に潜んでいた。アーティストたちは貧しく、体つきは貧弱で、いつも夜更かししている。いくつもの夜、テクノは友人たちと一緒に雨よけの下で酒を飲みながら、「もう二度と芸術なんかやるもんか！」と大声で叫んだ。だが酔いが覚めると、彼女たちは再びそれぞれのアトリエや暗室、作業場に戻って作品の細部を調整するのだ。誰もが忘れ去った片隅にあろうと、彼らは自らが愛するものを磨き続け、輝かせようとした。
だが、結局のところそこはドッソレスで、権力と利益を争う者たちは一見したところ誰も関心を寄せていないかのように見える場所にも、常に「関心」を持っている。テクノとテクノの友人たちはこの先も、何度も厄介ごとに巻き込まれ、その度に抵抗せざるを得ないだろう。

第三資料

テキーラが提出したクリスタウォワギャラリーの任務報告書は、かなり慎重な言葉で書かれていた。カジミエーシュの富豪たちの気まぐれ、ボリバル連合政府代表の暗躍、そしてドッソレス市政府の高みの見物。土地を巡る争いがますます激化し、ストリートアートコミュニティの住民や開幕式に参加していた観客を巻き込んだ。事件の後、テクノとコミュニティの活動に参加していた他のアーティストたちは治療を受けるためにロドスにやって来た。彼らは訓練を受けた傭兵ではなかったため、救援活動や抗争の最中に少なくない代償を支払うことになった。テクノが正式にロドスのオペレーターになった後、資料室は面談を申し込み、彼女の視点から見た事件の経緯を説明してもらいたいと頼んだ。以下は面談時のボイスデータの一部である。
「あの軍人連中を張っ倒すだけでも骨が折れるってのに、ギャラリー中に源石爆弾がいっぱい隠されててさ。コミュニティがあのクズ野郎どもに囲まれた時、みんな心細かった。アーツユニットで人形を操る時なんか、アタシも少し震えてたよ。」
「そんで屋上に出た時に、みんなで一斉にマッテオに飛びかかったんだ。ヤツは、アタシらみたいな食いぶちにも困ってるアーティストにそんなことができるなんて、思ってもみなかったんだろうな。レイネルのヤツは顔面血まみれのくせに、愉快そうな顔してマッテオが取り押さえられるとこを眺めてた。アイツは生きて帰ることを考えてないんだって、あの時わかったよ。アイツはあんだけの人とギャラリーを自分の副葬品にしようとしたんだ。そんなヤツの思い通りになんかさせられない。」
「あの二体の人形は焼けちまった。けど、アタシは動線を決めるために、仲間と一緒に1/1スケールのインフレータブルモデルを二つ作ってあったんだ。あの胸糞悪い事件に巻き込まれる前、アタシらはただ広場でデモをしようと思ってただけだったんだよ。だから、みんなでそのモデルを持ってきて、顔んとこにレイネルの苦々しい表情を描いておいたんだ。そんで爆風が排気口から噴き出す瞬間に、アタシとおっちゃんは同時にレイネルの肩を掴んで飛び降りたのさ。本物の救助マットと比べたら、インフレータブルモデルの効果はイマイチだったけどね。」
「レイネルの取り巻きはアタシらに感謝してたよ。どうも、レイネルの馬鹿げた行為を弁護したかったみたいだけど……なんか複雑っぽいアイツの家庭事情を話し出した時、アタシはそれ以上聞きたくないって思った。アイツが自分をアーティストだと思っているなら、不満は自分のアートを通して表現すべきだ。他人の口から語られるなんて有り得ないね。」
「美術館の中の状況を心配して、すぐに逃げなかったミュージシャンの友達がいたんだ。あの爆発のせいで、そいつの聴覚は回復の見込めない損傷を受けたんだよ。もし屋上に上がったのがアタシらじゃなくてベテランの傭兵だったら、コミュニティが受けた被害はもっと少なかったのかな。もしレイネルに本当の意味でヤツを理解できる友人が一人でもいたら、そいつがレイネルに平手打ちして、バカげたことをやめさせることができたのかな。」

第四資料

数か月後、調査オペレーターがコミュニティを再訪すると、テクノは事務所のオペレーターたちと一緒に感染者たちに薬を配っていた。防護を軽視するメンバーを見かけるたびに、テクノは人形に相手の足を力いっぱい踏ませ、自分の厳しい忠告を完全に覚えるまで話し続けた。テクノの変化は彼らにとって意外だった。創作活動について話す時、テクノは相変わらず誰にも屈することはなく、言いたいことをそのまま口にする。しかし、クリスタウォワギャラリーでの一件以来、彼女は自分が置かれている状況について、認識を改めたようだった。以前のテクノは自分の体調をあまり気にしなかった。彼女は常に創作を第一に考えていた。多くの感染者のアーティストたちと同様に、テクノもまた病による痛みはむしろ創作活動に有利に働く要素だと考えていた。「感染してから、アタシは鉱石病を特別な病気だと考えたことはないんだ。他のアーティストと比べてアタシの活動期間が少し短くなる。ただそれだけのことなんだって思ってた。けど、正面から死と向き合うってのは、死を待ち望んでいるのとは違うことだよね。病気の期間が長すぎると、段々この事実を忘れちまう気がする。アタシは思うんだ。命を削って作品を創り上げるなんて褒められるようなことじゃないって。クリスタウォワギャラリーの爆発事件の後は、もっとそう思うようになった。あれ以来、コミュニティの感染者から似たような考えを聞く度に、レイネルの自己憐憫に浸った顔を思い出しちゃうんだよ。」
ロドス・アイランドで治療を受けている間、テクノはテキーラから多くの内情を聞いた。彼女の攻撃的な口調に耐えられる人間はそう多くないが、幸いなことにエルネストはその手の会話に慣れている。「レイネルは去り際にあの土地とギャラリーをおっちゃんに譲り渡した。でも、軍や商人連中は黙ってないだろうね。結局のところ、あのコミュニティがドッソレスの管轄にある限り、アイツらの介入は止められない。」クリスタウォワギャラリーでの一件の後、一部のアーティストたちが次々とコミュニティを去った。コミュニティを再建するための人手は非常に不足していたが、ディアスとテクノは彼らを引き止めなかった。
「みんな出ていく前に、このみすぼらしいねぐらへの贈り物として渾身の一作を残していってくれたよ。アタシらは建物の廃材や焼け焦げた壁面を片付けるために、アイツらの作品を一旦コミュニティの外に移動させて、二つの路地の一面に飾ったんだ。そしたら、商業エリアの観光客たちが鮮やかな色に引き寄せられたらしくて路地に入ってきてさ。みんなむずがゆさを感じて、もう一度スプレー缶を手に取って商業エリアの壁に落書きを始めたんだ。たとえ十分もしないうちに警備員たちに追われる羽目になったって、どうでもよかった。自分の縄張りでしか創作活動をしちゃいけないって、一体誰が決めたの？」
「かなり長いことドッソレスにいたけど、この街のリズムを感じ取れるようになってきたのはつい最近のことだよ。アーティストとしては失格だよね。これからロドスと一緒にテラの各地を巡って、いろんな土地のストリートアートを知りたいと思ってるんだ。もしかしたらいつか、地下都市に戻ったりもするかもしれない。そしたらあの時、投票に参加したアイツらにアタシが見てきたものを話して聞かせてやるんだ。アイツらにいろんな音楽スタイルを理解させて、その上でもう一度投票してもらう。それでも千対一の結果になるんなら、もうそれでいいさ！いや、まあ……やっぱり腹は立つだろうけど。それはそん時考えればいい。アタシの芸術活動期間はまだ先が長いんだから！」

昇進記録

「四回のやり取りは必要だろうな。それ以下じゃ無理だ。」
「いいや、三回までで十分だ。賭けてもいい。ドクターは可愛いものに目がないからな。」
「本気か？ドクターは誰にも分け隔てしないし、特別好みのタイプとかはないんじゃ――って、おい！テクノが頭を撫でられてるぞ！俺たちだったら、冗談半分で子供扱いしただけで殴られるってのに！」
「笑顔がまぶしっ。さすが芸術系アイドルデビューの一歩手前まで行っただけある。」
「アイドルデビュー？それ、どこから聞いたんだ？」
「人事部の知り合いからだ。誰にも言うなよ？」
「アンタら、なんの話してんの？話はついたよ。ドクターは今回の損失のことを特に気にしてないし、休暇の許可ももらえた。」
「さすがだな、テクノ。お前が任せろって言った時は半信半疑だったが。」
「これくらいちょろいって。おっちゃん相手に何度、同じ手を使ったと思ってるの？」
「ああ、見事な甘えっぷり――あ、いや……見事な演技だった。」
「ふふん」
「しかし、耳の先の血色まで自由に変えられるもんなのか？」
「は、はあ？これはドゥリン人が生まれつき持ってる能力だっての。」
「けど、テンニンカから聞いた話だと――」
「ねえ、今すぐドクターに伝えに行ってやろうか？アンタが自主的に休暇を返上して、油絵サークルのモデルをやりたいと言ってるってさ。モデルは八時間から受けつけてるよ。」
「いやいや、誓ってあんなデマは信じちゃいない。テンニンカからも、何も聞いてない。」
「よーし。それでいい。」

↑

ボイス †

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会話1	ロドスに知り合いのドゥリン族がいるかって？いないよ。それに、地下に戻りたいなんて思ってもないしね。アタシが地上に出てきた理由、教えてあげようか？月替わりの音楽のスタイルを投票制で決めてたんだけど、デスメタルを提案したら千対一で却下されたから！
秘書任命	仕事の手伝い？いいよ。グラフィティアートでも、ダンスの振り付けでも、人形作りでも……何だって腕には自信があるからね。で、何すればいいの？
会話2	通路のラクガキが何？消すの忘れただけって言ったじゃん。ちゃんと自分からクロージャに謝りに行ったし、濡れ衣着せられたアシッドドロップにはお詫びの品もプレゼントしたし、掃除当番のセイリュウのシフトだって代わってあげたのに――え、お小言じゃないの？ならいいけど。てか……次にグラフィティ描く時は、一緒にやってみる？
会話3	ヒザにつけてるガーゼはね、最初は結晶を隠すためのものだったの。だけど結局、そこら中生えて隠し切れなくなったというか、むしろこれのせいで目立っちゃってさ。じゃあなんで取らないかって？なんか宣言みたいじゃん。見えようが見えまいが、有るもんは有るし、アタシも生きてるんだって。
昇進後会話1	コミュニティの人形を壊されてから、近所の電気技師んとこで半月くらい練習して、そこに自分のアーツまで取り入れたおかげで、アタシの人形はもうただのアートじゃなくなったんだ。アーツを使えばすぐに出てきて、こんなふうに！悪党のアゴに強烈なパンチをお見舞いしてくれんだから。
昇進後会話2	この作品、どう？棺桶みたい？ってそりゃ、棺桶だもん。ついでにアタシへの追悼文も考えてほしいんだけど――心配しないでよ、アート展に出るために用意してるだけだから。アタシよりも死から遠い人なんて山ほどいるけど、どいつもこいつも死んだも同然のつまらない生き方してるから、ちょっと啓発してやろうと思ってんの。
信頼上昇後会話1	ドッソレスには『社会新聞』ってのがあんだけど、うちのコミュニティについてデマばっか書いて、反社会的な連中だーとかアタシらのこと批判してくんの。そこで、アタシはそこの社屋の壁に『反社会新聞』を掲げてやったんだ。「我々は空腹時には食事を取り、眠気を感じれば睡眠を取り、寂しくなれば人を愛する者である」ってね。これが反社会的だって言うなら、その社会自体に問題があるでしょ。
信頼上昇後会話2	確かに最後はマッテオをぶちのめせたけど、でも、ギャラリーに乗り込んだ時、特にアタシがみんなを連れて屋上のバルコニーまで上がって、レイネルの大バカ野郎を助けた時には、たくさん怪我人が出ちゃったんだ。中には、手を怪我して絵を描けなくなっちゃった人もいてさ……はぁ、怪我したのがアタシだったらよかったのにな。
信頼上昇後会話3	頭を撫でるなっ――だから、撫でるなっての！ほかの人ならもうボコボコにしてるとこだよ。アンタは弱そうだから大目に見てあげるけど。ほら、頭下げて。もうちょい下げて、目ぇつぶって――よし、頭に違反通告貼ってやった。どこに貼ったのかって？自分の頭撫でて確かめてみれば？へへっ。
放置	ドクター、悪かったよ、自分の薬を隠して、ドッソレスに勝手に送ろうとするなんてダメだったよね。もう怒らないでくれる？ねえ、おねがいおねがい――って、いびきかいてない？ちょっと、寝てんの！？……はぁ、とにかく、こっちはもう謝ったからね。
入職会話	アンタがドクターって人？アタシはテクノ。エルネストの紹介で、ロドスに治療を受けに来たから、一応挨拶しに……アタシを子供扱いしないわけ？なんだ、いい奴じゃん。それかもしかして、ロドスにはドゥリン族がいっぱいいたりして？
経験値上昇	コイツの喧嘩っぷり、もうなんかそういうダンスみたいになってるね……勉強になるよ。喧嘩とダンスどっちの勉強かって？教えてあげない。
昇進1	ドクター、こほん、えーっと、いつもお世話になってるから、コミュニティの友達に作ってもらったブレスレットをアンタに――え、その前にアタシにくれるものがある？じゃあ、まあ……遠慮なく？
昇進2	昇進メダルなんていいよ。それより、コミュニティのみんなに頼んで中層ビルぐらい大きなドクター人形を作ってもらったんだけど、それに被せるフードだけまだ出来てなくってさ……予備のコートとかもらえないかな？持ち帰って参考にしたいんだ。
編成	また悪党を懲らしめに行くんでしょ？アタシも混ぜて。人形もアタシも、役に立つからさ。
隊長任命	喧嘩のリーダー？任せてよ、みんな無事に連れ帰ってあげる。
作戦準備	喧嘩のやり方はそれぞれに任せるけど、ヒーロー気取りの無理だけはしないでね。なんかあったらアタシを呼ぶこと。
戦闘開始	チッ、向こうは随分気合入ってるみたいだし、実力行使しかなさそうだね。
選択時1	言いたいことがあるなら、準備運動中の今言って。
選択時2	さっさと指示出して。アタシも人形も待ちきれないの。
配置1	こんな高いとこ慣れてないんだけど……下に降りちゃダメ？
配置2	まあここでいっか。どうせ人形が悪党どもを余裕でブチのめしてくれるし。
作戦中1	ボックスステップ！
作戦中2	重心変えて！
作戦中3	スパイラルターン！
作戦中4	ちょっとそこ！アンタはボコられる側なんだから、合わせて踊んなくていいの！
高難度作戦クリア	ドクター、なにボーッとしてんの？手を差し伸べてあげてんだから、一緒に踊ろうよ！
★3で戦闘終了	はぁ、今日も懲りない連中を懲らしめてやれたね。充実した一日じゃん。
★2以下戦闘終了	逃げた奴がいたの？ほっときゃいいよ。実際戦ってみて、意外と悪い奴じゃないかもってなることだってあるでしょ。
作戦失敗	今日のところは許してあげる！ドクター、早くいこ！
基地配属	ロドスの施設っていいものばかりだよね……アタシも、コミュニティのためになんか改造してあげたくなっちゃったな。一人だけここでいい思いするのは申し訳ないからさ。
タッチ1	ねぇ、アンタの後ろに人形が――なーんだ、全然ビビんないじゃん。つまんないの。
信頼タッチ	今、肩叩いた？……まあいいや。頭撫でてこないならそれで。
タイトルコール	アークナイツ。
挨拶	ドクターおはよ、昨日教えたステップはまだちゃんと覚えてる？

↑

回想秘録 †

一緒に踊ろう
アンロック条件: 昇進段階2、信頼度50%以上

登場キャラクター

「テクノ」が登場する他オペレーターの回想秘録

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ゲームにおいて †

攻撃範囲内で敵が倒れた際、その敵が存在していた場所に召喚物を配置する術師の新職分「創霊術師」に属する★5オペレーター。
この召喚物はコストや配置数の消費が無い上、創霊術師は自身の召喚物がブロックしている敵であれば、攻撃範囲外の相手も攻撃可能となる。
複数の創霊術師の攻撃範囲内で単独の敵が同時に召喚条件を満たした場合、「最初にその敵が攻撃範囲に入った創霊術師」⇒「より配置順が古い創霊術師」の優先順位で召喚が行われる。
創霊術師本体が撤退した場合の処理は一般的な召喚物使いたちと同様で、召喚されていた召喚物も全て同時に撤退する。

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素質 †

即席パペット

攻撃範囲内で地上にいる敵が倒された際に専用召喚物である「パペットダンサー」を召喚する、職分のシステムコアとなる素質。
条件を満たした敵が存在したマスへの召喚が最優先されるが、既に他者が配置されていたり配置不可マスなどの理由で配置が行えない場合はテクノの攻撃範囲内のランダムな地上の配置可能マスへ召喚を行う。

同時に存在出来る「パペットダンサー」の最大数は素質内で決まっており、召喚時に上限を超えている、または攻撃範囲に配置可能マスが無い場合は召喚の代わりにHPが最も減っている「パペットダンサー」1体を完全回復する。

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スキル †

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スキル1 関節部補強 †

テクノ本人は攻撃力を強化、「パペットダンサー」はブロック数が2体に増加した上で耐久面を強化するシンプルな戦術強化用スキル。
素の「パペットダンサー」は召喚しやすさを加味しても防御力とHPがやや心もとないが、スキル期間中は非エリートなら複数受けても問題無い硬さを得られる。

持続時間と回転率は共にほどほどと言ったところ。創霊術師の設計に合ったスキルだが、効果が切れた瞬間のブロック数飽和による敵の通り抜けに注意。

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スキル2 気ままなグラフィティ †

テクノ本人は攻撃範囲を大幅拡大、「パペットダンサー」はテクノの攻撃範囲内全域を攻撃出来る遠距離攻撃に変化、さらに両者の攻撃速度が大幅増加する火力スキル。
平時の「パペットダンサー」は近距離攻撃なため対空不可だが、スキル期間中は遠距離攻撃になる都合で対空攻撃が可能となる。
攻撃力を直接上昇させる効果こそ無いが、十分な「パペットダンサー」が配置された状態で発動すれば術攻撃と攻撃速度による数の暴力で強引に削り取れるので意外なほど火力が出る。

「パペットダンサー」の攻撃範囲はあくまでもテクノの攻撃範囲内のみ。
例えば拡大した攻撃範囲のふちで新規発生した「パペットダンサー」が攻撃範囲外で後続の敵をブロックしてしまった場合、テクノ本人とブロックした「パペットダンサー」以外は攻撃を行えない。
本来のテクノの攻撃範囲外に召喚物が配置される可能性のあるスキルだが、スキル終了時に全ての「パペットダンサー」が本体の周囲へ再配置されるので妙な長射程維持は出来ないようになっている。

スキル1と比べると終了時に戦線を下げてしまう「パペットダンサー」はブロック役として向いておらず、単純に瞬間的な火力に期待するためのスキルとなっている。

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総評 †

創霊術師という職分の性質上、高水準の単独完結力が持ち味。
パペットダンサーの素材となる弱い敵が持続的に流れてくるようなルートであれば、高台配置ながら高い封鎖力を発揮してくれる。
封鎖力が過剰になりそうな作戦であればスキル2で別ルートへの火力支援に寄せることも出来るため、痒いところに手が届く便利なオペレーターと言える。

一方、パペットダンサーそのものは地上配置の召喚物としては耐久力が低めであり、基本的には治療不可なこともあって潰れやすい。
召喚条件の緩さやスキル1による補助を加味しても、エリート敵以上との殴り合いには不向き。敵1体を撃破するまでにパペットダンサーが1体丸ごと消費されるような配置は避けるべきだろう。

また、非エリートかつ大量に出てくる近距離攻撃敵でもサルカズ刀術師のように術耐性がやたら高く単独では撃破に手間がかかる種類も時折存在する。本人と召喚物が両方術攻撃であるがゆえにハガネガニはほぼ天敵。

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基地スキル †

円熟の境地 / DIY・結晶
結晶回路と結晶制御装置を作る際、体力消費-1かつ副産物入手確率+80%となる加工スキル。
加工における体力は、複数人で対応したり日頃からこまめに加工を行えばカバーできるので、体力消費軽減は強みとは言い難い。
結晶類以外には対応しておらず出番は局所的。

副産物入手確率+80%はカタパルトやセイロンと同じ標準的な数値。ニェン(+100%)やアレーン(最大+100%)には及ばない。
加工において重視すべきはこの確率の高さであり、80%よりも高確率の加工要員が居るならばそちらが優先される。

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小ネタ †

中国語名：特克诺　英語名：Tecno

レインボーシックスシージとのコラボイベント「オペレーションルーセントアローヘッド」に登場したドゥリン人の少女。
ドッソレスの芸術家コミュニティで暮らし、グラフィティアートを得意としている。同イベントで登場したディアスとは義理の親子のような関係。

ドゥリン人なので子どものような見た目だが、子供扱いされる事を嫌っている。
意外にもウズベキスタン生まれの屈強な軍人とも渡り合え、蹴りで昏倒させるほどのパワーを秘めている。

「オペレーションルーセントアローヘッド」において

かつて芸術家コミュニティの居住区で火災があり、ビル二棟が焼け落ちたほか複数人の死者が出る被害を受けた。
当時テクノも火災に巻き込まれ炎の中に取り残されていたが、消防士をしていたディアスによって一命を取り留める。
これ以降芸術家コミュニティでは、毎年火災のあった日に亡くなった友人たちを偲ぶ芸術祭を催すようになった。

今年も芸術祭の準備に勤しんでいたテクノ。しかし一人グラフィティを描いている最中、鉱石病の発作で倒れてしまう。
偶然にも居住区の様子を伺っていたDocとIanaに介抱され一命を取り留め、(彼らが鉱石病について一切知らなかったとはいえ)目の前で苦しむ見知らぬ感染者に躊躇なく手を差し伸べた姿勢に一目置き、彼らが薬剤強奪の疑いでコミュニティの人々に追われた際には密かに逃走の手助けをした。

そのすぐ後、テキーラやカタパルトと共に盗まれた薬剤の行方を追う捜査にも同行し、不意にEla達レインボー小隊と衝突するも、互いの目的が一致していたため和解。
薬剤強奪の疑いが晴れた後は、「レイネルの護衛だから」とレインボー小隊がコミュニティに関わることを拒むディアスを説得し、芸術祭の目玉である電気仕掛けの巨大人形の仕上げを通じて交流を深めていく。
一方その裏で、コミュニティの土地の開発権を持つレイネルが、開発権の譲渡を餌に土地を手に入れたい連合政府のマッテオをからかい続けていたことで事件が起こってしまう。

芸術祭の当日、連合政府の軍人からコミュニティは武力制圧を受けてしまう。
レインボー小隊が駆け付けたことで軍人達は退いていったが、芸術祭の作品たちは徹底的に破壊されてしまったのだった。
その中で、芸術家たちの作品データを詰め込んだストレージを守ろうとしたテクノは、利き手である右手を執拗に痛めつけられた事で、Docから「字を書くことや、絵を描くことといった繊細な作業が難しいだろう」と言われるほどに重い傷を負ってしまう。
マッテオは、この一件を同日にギャラリーの開館式を行うレイネルの仕業と誤認させ、内外からコミュニティを扇動することで、レイネルとコミュニティ双方の共倒れを狙っていたのだった。
しかし、住人たちが手に取ったのは武器ではなく楽器とアンプだった。彼らははじめから暴力に訴えかける気などなかったのだ。
抗議のために、レインボー小隊と共に行進するコミュニティの住人達。ところが到着したギャラリー前広場には、レイネルはおろか観客すらいなかった。
困惑する一行の元に、ギャラリー内に潜入していたテキーラから通信が入る。そこで明かされるマッテオの思惑、レイネルの真の目的。
レインボー小隊とコミュニティの住人達は、事件の解決に奔走することとなる。

こうして騒動が解決した後日、コミュニティに譲渡されバーベキューハウスへ生まれ変わったクリスタウォワギャラリー。
そこにはコミュニティの仲間達に囲まれ、左手で絵を描く練習をするテクノの姿があった。

OP:LA

そしてコラボイベントから9か月後、イベント「白き海の彼方へ」開催のタイミングでまさかのオペレーターとして実装。
上記のようにコラボであるレインボー小隊の彼らとの深い関わりを持っている彼女は、コラボとは関係の無いタイミングでの実装は難しいと考えられていたが…？

「もうひとつのクリスタウォワ事件」
※プロファイル第三資料ネタバレ注意

テクノの印	頬が焼け焦げた小さな木製人形。真ん丸のその眼は、ぶりっ子をしている時のテクノを彷彿とさせる。
採用契約	ストリートアーティスト・テクノ。彼女が招くトラブルは、サプライズももたらす。
採用契約	「拒否は許さないよ。頭を空っぽにして、スリー、ツー、ワン、踊れっ！」

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公式ツイッターの紹介 †

何かと斜に構えたひねくれ者の芸術家。
口は悪いが情には篤く、仲間想い。態度のわりに律儀な面もあるようだ。

「さっさと指示出して。アタシも人形も待ちきれないの。」

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