リオレウス

• 尻尾切断に必要なダメージが初期HPの550%に変化。
• 再生後のHP上昇量が+390,000に増加。
• 【滞空なぎ払い炎ブレス】の初期SPが20に増加。

• 尻尾切断に必要なダメージが初期HPの500%に変化。
• 再生後のHP上昇量が+470,000に増加。
• 【滞空なぎ払い炎ブレス】の初期SPが20に増加。
• 【地走り炎ブレス】の初期SPが25に増加。
• 【バックファイア】の強制発動に必要なダメージが45,000に変化。

• 【咆哮】
  出現時と再生中のみ使用。
  マップ上の味方全員を5秒間スタンさせる。
• 【回転尻尾攻撃】（自動回復/必要SP10）
  背面180°・半径2.05以内の味方全員に攻撃力の150%の物理ダメージを与える。
  • 尻尾切断後は半径1.05、攻撃倍率60%に弱体化。
• 【炎ブレス】（自動回復/初期SP1.6/必要SP3.6）
  半径3.0以内の味方1体に攻撃力の100%の術ダメージを与える。
  未ブロック時は、射程内で最も遠い味方を優先して狙う。
• 【バックファイア】（自動回復/必要SP20）
  再生中と再生後に使用。
  半径1.2以内の味方全員に攻撃力の80%の術ダメージと3%の灼熱ダメージを与え、範囲内に4秒持続する燃焼エリアを生成。
  燃焼エリア内の味方は毎秒、攻撃力の20%の術ダメージを受ける。
  • 再生中のこのスキルは威力が変化している（攻撃力の60%の術ダメージと5%の灼熱ダメージ）。

• 【滞空爪攻撃】（自動回復/初期SP5/必要SP13）
  半径2.5以内の味方全員に攻撃力の160%の物理ダメージを与える。
  • 尻尾切断後は半径1.5、攻撃倍率90%に弱体化。
• 【滞空なぎ払い炎ブレス】（自動回復/初期SP5/必要SP30）
  正面100°・半径3.0の扇形範囲内にいる味方全員に攻撃力の50%の術ダメージと灼熱ダメージを与え、範囲内に8秒持続する燃焼エリアを生成。
  燃焼エリア内の味方は毎秒、攻撃力の30%の術ダメージを受ける。
• 【地走り炎ブレス】（自動回復/初期SP5/必要SP40）
  前方2.5マスを中心に、長さ6.0・幅3.0の長方形範囲内にいる味方全員に攻撃力の80%の術ダメージと50%の灼熱ダメージを与え、範囲内に8秒持続する燃焼エリアを生成。
  燃焼エリア内の味方は毎秒、攻撃力の30%の術ダメージを受ける。

初代(MH)とポータブル版初代(MHP)のパッケージを飾り、ナンバリングタイトル皆勤賞という正しくモンスターハンターというゲームの看板モンスター。
見ての通り外見はスタンダードなワイバーンであり、初代から登場していることもあって特殊攻撃は控えめで、己の肉体と口から吐く火球を主な攻撃手段とする。
とはいえ「天空の王者」の名に違わぬ空中機動力を生かした攻撃と硬い甲殻、バリエーション豊かな火球による遠距離攻撃は十分以上に脅威。
一方でモーションパターン自体は飛竜種の基本的なものばかりで、閃光玉等の弱点もあり、位置付けとしては一貫して「初心者が乗り越えるべき最初の強敵」である。
大体の初心者はコイツで初めてハンターの主たる狩猟対象である飛竜という存在に触れ、長い狩猟生活をスタートさせる。そういう意味で多くのハンターにとって思い出深い飛竜。
　
アークナイツで使用するスキルは全て原作で実際行う行動をこちらのゲームシステムに落とし込んだものであるので、興味があるなら動画を探してみよう。
怒り状態の再現と思しき復活時の確定行動(咆哮⇒バックファイア)も、以降頻繁に飛びあがるのも原作通り。各種技名は実はコラボ開催当時の最新作であるMHRiseで初めて公式に名付けられた物。
シリーズ初期ではハンターの手が届かない高度からの(当たらない)攻撃が多かったり、戦闘エリア外まで飛んでいくモーション(通称ワールドツアー)もあり、効率を追求する一部ハンターからはヘタレウス呼ばわりされたりもしていた。
後期シリーズでは低空ホバリングがメインの飛行に変化している。飛行状態が飛行ではなく低空浮揚なのも原作再現だろう。(こちらはこちらで「低空の王者」の異名を頂戴した)
　
なお、厳つい見た目のコイツだが、食うと美味いらしい。原作だと火竜のキモやらタンやら、果ては上カルビなんてものまで登場する。

類似種として雌の個体にあたるリオレイア、体表が蒼くなった亜種や銀色に輝く希少種などがおり、攻撃方法や素材の特性もやや異なる。

オトモアイルーと主人のハンターが狩猟対象としていた個体であり、彼がテラ大陸に転移させられた際に同じく飛ばされて来たらしいことが判明。
露華村の村民たちの隠し鉱山となっていた洞窟を住処としており、一部の者たちからは行動隊A4の2人が来訪する以前から存在を知られていた。

身体に付着していた源石クラスターは非活性状態*1であり、実はこのリオレウスは未感染。
撒き散らされていた活性源石の粉塵は住処としていた源石鉱脈跡地由来のものであり、活性化し切った鉱脈が主な生息地である火山に似ていたために源石鉱で巣を作ってしまっていたがゆえ。
「食物の源石汚染を嫌った」か「源石の侵食に抗っていたがゆえの身体の変化」なのかは明言されなかったが、食事を一切取れず終始気が立っていたようだ。*2
活性源石粉塵を利用してブレスの威力を強化するなどモンハン世界のモンスターの環境対応能力の高さが垣間見え、近い状況として原作でも狂竜ウィルス(MH4)やそれに適応した極限化(MH4G)が存在している。
結局のところ、村で発生していた鉱石病は村人たちによる防護措置が不完全な源石採掘と加工が原因であり、彼はその結果出来上がった爆発寸前の活性源石鉱脈に住み着いてしまっただけ*3というある種の被害者でもあったわけである。

劇中ではノイルホーンと学者アイルーが巣のある洞窟を突き止めるも、ふとした拍子に2名+1の潜伏が発覚。
暴れ始めた際に巣にしていた活性源石鉱脈が起爆してしまい、追い出されるような形で村へと襲来したためハンター達と決戦を行う事になった。
その最後は飢えに傷、源石との戦いでボロボロに衰弱した末のものであり、「天空の覇者」の名に相応しいものであった。