Tier自体は元々階層や段を表す英単語だが、ゲームの俗語として使われる中で意味が変化していった(付け足されていった)歴史がある。
古くはTCG
*4等で用いられた表現で、流行のデッキを流行ってるものから流行度合いに応じて階層を区切って順に並べた表=Tier表から発展してTierという単語自体に流行度の意味が付随するようになった。
(基本的に強いデッキが流行りやすいので、「高Tier=強い」でも大体間違いはないが、たまに中堅〜下位のデッキで大会を制する
変態猛者がいたりすると、そのデッキが大流行してあまり強くないハズのデッキが高Tierになるといった事態が起きる事も)
しかし、ネット上でプレイする対戦カードゲーム(いわゆるDCG
*5)にこのTierという概念が持ち込まれると、何故か「流行度」という要素が消え去り「強さ」の指標として利用されるようになる。
おそらくこの辺りから強さの指標としてのTierが爆発的に広まったと思われ、今では対戦ゲームやソーシャルゲームといった多数のキャラ(やカード)が集まるゲームの多くでこの「強さの指標としてのTier」が用いられるようになっている。
昔は格闘ゲームの指標と言えばダイヤグラムだったのに今ではTierに呑み込まれている。
余談だがゲームによっては強化の段階(グレード)をTierと表記する事がある(特に洋ゲーに多い模様)。
この場合はTier1→Tier2……といった感じで逆に強化が進むほどTierの数字が大きくなる。
アークナイツ的に言うなら昇進が近い。
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