イベント「狂人号(復刻)」攻略まとめ

このイベントは2023年12月に終了しました。
常設化されたエピソードについては狂人号(常設)のページをご覧ください。

イベント一覧 > 狂人号(復刻)

狂人号(復刻)（2023/11/28 16:00 〜 12/08 3:59まで）

概要
オススメの周回ステージ
基本事項
TIPS
報酬
ステージ「グランファーロ」
ステージ「失われし旗艦」
ステージ「名もなき海」
ステージ「古びた手記」
ステージ「鏡写しの映像」
勲章
ログ
コメントフォーム

概要 †

公式ニュース

■期間限定イベント SIDE STORY「狂人号(復刻)」

11月28日から、サイドストーリー「狂人号」が復刻ライト版となって再登場！

本イベントでは、イベントアイテム「錆びたコンパス」などを集めることで、様々な報酬を入手することができます。

また、ステージ「SN-4」をクリアすると、イベント限定オペレーター「★6ルーメン」が加入します。
※SN-4の右上「制御室外側の廊下」の報酬として獲得可能（獲得条件はSN-4のクリア）。

▼開催期間
2023年11月28日（火）16:00 〜 12月08日（金）3:59

※ 「古びた手記」「鏡写しの映像」は高難易度のステージです。無理のないよう挑戦してください。
※ 「古びた手記」「鏡写しの映像」では、初回クリア以降、イベントアイテムをドロップしません。
※イベント開始時間になってもイベントステージが出現しない場合は、ゲームへの再ログインをお試しください。

■交換ショップ
イベントで集めた錆びたコンパスで、様々な報酬と交換しよう！
▼交換期間
2023年11月28日（火）16:00 ~ 2023年12月12日（火）3:59

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オススメの周回ステージ †

ステージ	素材	消費理性	ドロップ率	理性期待値
SN-8	中級異鉄	21	77.80%	26.99
SN-9	マンガン	21	77.79%	26.99
SN-10	切削液	21	70.05%	29.98

ドロップ率はペンギン統計の大陸版データより

いずれも最高クラスの周回効率なので周回しよう。

なお、今回のイベントは自動指揮が崩れやすい。
「SN-10」を安定周回するための対策をしておきたい。

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基本事項 †

参加条件：
「1-10 残留」クリア
EXステージでは「錆びたコンパス」はドロップしない。

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TIPS †

「功績勲章」がある。
新たな敵やギミックが登場する。
大陸版では3周年を記念するイベントであった。
難易度はかなり高め。単純な力押しでの攻略は困難。
対策オペレーターを育成しておきましょう。
詰まった場合は無理に攻略せずに「リトル・ハンディ」の性能解放を優先しましょう、どの効果も非常に強力。
潮汐の下の続編なのでストーリーを理解するためには必読。

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推奨オペレーター †

厄介なマップギミックにも対応したいが、特に注意すべき厄介な要素は以下。
①高確率の回避(スタン/睡眠/凍結/浮遊/バインド時は無効)
②射程無限攻撃
③神経ダメージ、およびダメージ累積によるスタン

ショップ配布や★4オペレーターでも対策手段の確保は可能。
終盤になると複数箇所のキルゾーンで対策したくなる部分も出るので複数の対策手段を確保しておきたい。

特殊能力無効化
ラップランド	通常攻撃で常時特殊能力を無効化できる。ギミック対策として最も重要な存在となる。射程が長く、スキル中は火力面としても申し分ない。ただし、昇進1だと無効化時間が攻撃間隔より短いためスプレッダーの封印ができない点には注意。
回避対策
血掟テキサス	お手軽な状態異常付与役。十分育成してあれば、投下するだけでプレデターの群れも一掃できてしまう。スキル3自体の汎用性が極めて高いため、他の敵全般にも有効。
ノーシス	高台状態異常付与役の最高峰。 SN-7クリア後は「リトル・ハンディ」強化により通常攻撃で【凍結】を付与できるようになる。それ以前でもスキルでプレデターを凍結させ、回避能力を無効化できる。また、ボスに凍結が有効。
神経ダメージ回復
ハニーベリー	購買資格証で入手できる優秀な放浪医。スキル1による神経ダメージ回復能力は他の放浪医よりも優れている。

その他の推奨オペレーター

特殊能力無効化
ジェイ	スキル1発動後は通常攻撃で常時特殊能力を無効化できる。ラップランドと違い射程が短いこと、無効化時間が短い点に注意。行商人の特性でコスト徴収もあるのでやや扱いにくいが、常時無効化可能はやはり便利。
上記以外でも、配置時に特殊能力無効化をばら撒くワイフー、スキル中のみに限るが射程の長いケオベ、コロセラム、回転が良く取り回しの良いポデンコ、Blitzも比較的対処しやすい。
回避対策
ケルシー	スキル3による確定ダメージは回避を無視できる。ボス含む高耐久の敵を狩るのも得意。ただし、Mon3trは放浪医の治療対象にならないので神経ダメージに弱い。また攻撃範囲内のMon3trが溟痕上にいるとケルシーはMon3trの回復を優先してしまう為、味方の回復ができなくなる。更にケルシー以外での回復が難しいため、使う場合は溟痕上に乗らないように工夫するか、「リトル・ハンディ」の溟痕ダメージ軽減の装備が推奨される。
ファートゥース	スキル中は素質で回避を無視できる。(要昇進2) 長射程、特性の低防御優先攻撃が活きる場面も多く、プレデターは柔らかいため、広範囲に弾をばら撒けるスキル2も使い勝手が良い。
上記以外でも、確定ダメージ持ちの濁心スカジ、ウィーディ、耀騎士ニアールや、高スパンで状態異常をかけられるW、Blitz、ケオベ、罠師なども比較的対処しやすい。精密射手のモジュールYも範囲が限定されるが有効。
その他
ホシグマ	スキル2で常時カウンターできる重装。溟痕に乗せているだけで無限射程射撃のスピュワーを自動殲滅してくれる。通常ステージでの出番こそ無いものの、EXステージ、Sステージは攻略難易度が激減する。ホシグマがいない場合、スキル中のみではあるもののニェン、バブルでもある程度代用は可能。
ルーメン	このイベントで入手できる療養師。スタン対策として優秀であり、育成しておいて損はない。なお、神経ダメージそのものは治療できないので注意。

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溟痕 †

溟痕とは……はるか数千数万海里の彼方にいる“かのお方”の波に揺られてやってきた意志の一部に過ぎない。
だがほんの僅かな一欠片でも、陸地を貪り食うには事足りる。
溟痕はやがて陸地をもう一つの海にしてくれよう。

地形に発生するイベントギミック。
「溟痕」に汚染されていると、12秒ごとに隣接する地上のマスが「溟痕」によって汚染される。
最終的に敵が移動可能な地上のマスが全て「溟痕」によって汚染されることになる。
（ただし、防衛ラインや敵出現地点、及び枠付きの地上マスには「溟痕」は発生しない。）

「溟痕」上に居る味方は、毎秒120の術ダメージと20の神経ダメージを受け続ける。
「溟痕」上に居る敵は、与える神経ダメージが2倍になる。さらに特定の敵は能力が追加される。

対策

「溟痕」を止められるのであれば止めるというのが攻略におけるセオリーである。

「聖徒の御手」の効果で掃除する
「溟痕」の掃除機能が存在する。SN-5クリア後に強化パーツを入手可能。攻略で詰まるようなら先に入手しよう。
「溟痕」を消す唯一の手段であるが、回数に制限があるので使いどころを見極めたい。

オペレーターを配置して食い止める
オペレーターで「溟痕」を踏むことでそれ以上の拡大を防ぐことができる。
踏んでいる味方は「溟痕」の影響を受けるのでフォローが必要。ハニーベリーなどで回復したい。
SN-9クリア後に入手可能な「リトル・ハンディ」の強化パーツで大幅にダメージ軽減が可能。
召喚師の召喚ユニットなどでも食い止められるが、罠師の罠や戦術家の待機状態の召喚ユニットなど通常戦闘をしないようなものでは阻止できない。

生み出させない
「溟痕」は新たに登場する敵が生成する。
ラップランドなどの特殊能力無効化で生み出させないことも重要。
敵出現地点の前が配置可能マスであれば、出待ちで撃破して「溟痕」を残させない戦術も効果的。

高台で戦う
「溟痕」は高台には影響がない。

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「聖徒の御手」と「リトル・ハンディ」 †

エーギルの先進的な技術をもたらした島民たちによって、イベリアは黄金時代を迎える。

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「聖徒の御手」 †

一部ステージで戦闘中に配置可能なユニット。
前方に6マス進み、通過した敵に2000の物理ダメージと1秒のスタンを与える。（ちなみに強襲の敵攻撃力上昇効果はこれにも乗る。）
下記の「リトル・ハンディ」で強化することで、「溟痕」を掃除する機能も搭載され、優秀なお掃除ロボットとなる。~~ルンバのように使う。~~

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「リトル・ハンディ」 †

オペレーター編成画面で設定する支援装備。強力な効果を得られる。~~タイヤ付きの変な機械。~~
錆びたコンパスを集めることで更なる強化パーツが入手可能となる。
マップ上の菱形アイコンで強化パーツを入手できる。どれも有用なので、ある程度周回して強化パーツを手に入れてから攻略を進めるのも一つの手。

パーツと効果

2種類の効果からどちらかを選ぶ。

野外用サバイバルユニット

SN-2,SN-ST-3クリア後入手可能。

生存指令・近距離
近距離オペレーターが受ける回復効果+40%
- 近距離オペレーターとなっているが職業で分けられているのか遠距離のア・ブラックナイト・ビーンストークは対象で、近距離のウインドフリット・ロベルタは対象外となる。
生存指令・遠距離
遠距離オペレーターの最大HP+80%、防御力+250
- 近距離のウインドフリット・ロベルタは最大HPだけ増加し、遠距離のア・ブラックナイト・ビーンストークは防御力だけ増加する。
もちろん、どちらも召喚ユニットには効果が無い。

家庭用ヘルパーモジュール

SN-5クリア後入手可能。
条件:「狂人号」イベント期間中に、錆びたコンパスを累計500個獲得する。

聖徒の御手・清掃モード
「聖徒の御手」の移動ルート上にある溟痕を取り除く
聖徒の御手・巡回モード
「聖徒の御手」が高台にぶつかると跳ね返り、命中する度にスタンとダメージを与える

運動量増加用プログラム

SN-7クリア後入手可能。
条件:「狂人号」イベント期間中に、錆びたコンパスを累計900個獲得する。

阻止指令・堅守
オペレーターのブロック数+1
表記と異なり、実際は召喚物や設置物も含めた全味方ユニットが対象。
- 通常ではブロック数増加が効かないような物までブロック数が増加する為、かなり不思議な挙動をする。
  罠師が設置出来る罠や戦術家の召喚ユニットの待機状態など、通常では敵をブロックしないような物のブロック数も増加して敵を止めてしまう。
  その場合、敵に殴られても無敵な物(濁心スカジのシーボーン、戦術家の召喚ユニットの待機状態、工匠の支援装置など)は問題ないが、普通にダメージを受けて破壊される物(罠師の罠、ウィーディの蓄水砲、Wの地雷など)には普段とは違う挙動をする物もあるので注意。
- 0ブロックで敵を抱えない事が利点である潜伏者などを使用する際には注意。
  内部で強制的にブロック数を0にしている物(傀儡師の身替り、解放者の非スキル中など)は依然ブロック数0のままとなる。
- 「聖徒の御手」のブロック数も増加する。これにより、敵と接触した際に押し退ける現象が発生する。
  巡回モードで連続ヒットが狙えなくなったりするので組み合わせに注意。
阻止指令・技戦
オペレーターが与えるスタン、凍結、寒冷の効果時間+80%
- 効果時間がスキルに紐づいているものは伸びない。
  例：
  モスティマS2は1秒ごとにスタン1秒を与えるスキルなので0.8秒しか伸びない。
  ユーネクテスS2はスキル効果中スタンを与えるスキルなので延長しない。
  ノーシスS3は凍結解除までがスキル効果なので凍結は延長しない。

小型清掃用キット

SN-9クリア後入手可能。
条件:「狂人号」イベント期間中に、錆びたコンパスを累計1600個獲得する。

溟痕・増殖抑制
溟痕の侵蝕速度-50%
溟痕・毒性中和
オペレーターが溟痕から受ける術ダメージ-80%、溟痕による神経ダメージを無効化する
表記と異なり、実際は召喚物や設置物も含めた全味方ユニットが対象。

強化用外付けパーツ

SN-EX-4クリア後入手可能。

攻撃指令・近距離
初回配置時、【先鋒】【前衛】【重装】【特殊】の攻撃力+40%
攻撃指令・遠距離
初回配置時、【狙撃】【術師】【医療】【補助】の攻撃速度+35
もちろん、どちらも召喚ユニットには効果が無い。

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新たな敵 †

これまでに裁判所が発見し、処理や捕獲を行ってきた恐魚は、ほとんど毎月のように変化を続けている。
一番変容が早かったケースは、三号海岸線で発生した。四、五日も経たないうちに、奴らの姿が全く違う形へ変貌したのだ。

新たに登場する敵は曲者揃い。対策をしておきたい。
【海の怪物】に相当するため、グレイディーアの素質の対象となる。

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ファウンダー種

	深溟のファウンダー	富栄養化したファウンダー
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特性	攻撃時、攻撃力の10%の神経ダメージを与える倒されるとその場に「溟痕」を生成術耐性上昇(+60)
HP	7000	9000
攻撃力	450	600
防御力	200	250
術耐性	30	30

術耐性が90とかなり高い。さらに、術攻撃であるため、迂闊にブロックすると危険。
「溟痕」生成には能力無効化が効く。
出現地点前にブロック要員を用意して出現地点内で撃破すれば、出現地点は溟痕侵入不可のマスなので「溟痕」に汚染されないという小技もある。

プレデター種

	深溟のプレデター	富栄養化したプレデター
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特性	物理・術ダメージを80%の確率で回避	物理・術ダメージを90%の確率で回避
特性	攻撃時、攻撃力の10%の神経ダメージを与える「溟痕」上ではブロックできない
HP	4000	5000
攻撃力	450	550
防御力	50	80
術耐性	0	0

自動指揮崩壊の原因。
日本版では翻訳に不備があるが、回避能力は通常の地形上でも発揮される。
「溟痕」上でのみ、ブロック不可が追加される。

回避能力は一部の状態異常で失う。対象となる状態異常は、能力無効化・スタン・凍結・バインド・睡眠・浮遊。
また、確定ダメージは回避されないので有効。

スプレッダー種

	深溟のスプレッダー	富栄養化したスプレッダー
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特性	HPが50%を下回ると自身の通るマスに「溟痕」を生成し、防御力+300%、必要なブロック数+1
HP	19000	24000
攻撃力	800	900
防御力	500	500
術耐性	5	5

HPが半分を切ると「溟痕」を垂れ流すようになる。
この時は防御力が著しく上昇しており、デバフなしの物理だけで倒すことは難しい。
必要なブロック数も増えることでウルサスコマンドーのように抜けられやすくなっている。

「溟痕」の生成効果は能力無効化が効く。

スピュワー種

	深溟のスピュワー	富栄養化したスピュワー
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特性	攻撃時、攻撃力の2%の神経ダメージを与える同時に3体まで攻撃可能「溟痕」上のユニットは無限射程で攻撃可能
HP	4000	5000
攻撃力	650	800
防御力	100	100
術耐性	50	50

主に高難易度ステージで猛威を振るう敵。
「溟痕」を踏んでいる味方に対しては無限射程で狙撃してくる。
かなり痛い遠距離火力であり、複数攻撃なのでデコイ戦術も通用しない。

ホシグマS2などのカウンター持ちが最も有効。防御力は低いので、カウンターだけでも容易に倒し切れる。

ミキサー種

	深溟のミキサー	富栄養化したミキサー
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特性	通常攻撃せず、攻撃範囲内にいるすべての味方ユニットに、1秒毎に攻撃力の5%の &tooltip Error: Undefined term. -> 神経ダメージと100%の術ダメージを与えるレジストを持ち、足止め無効
HP	10000	14000
攻撃力	140	160
防御力	550	550
術耐性	60	60

神経ダメージをばら蒔いてくるクラゲ。
大した攻撃力ではなく、回復さえしっかりしていれば近づかれても即座に崩壊するほどではない。
他が厄介なので相対的に癒し枠。

リーフブレイカー種

	深溟のリーフブレイカー	富栄養化したリーフブレイカー
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特性	「溟痕」上で未ブロック時はステルス状態を獲得する攻撃するごとに攻撃力が15%上昇し、最大15段階までスタックする。攻撃を止めてから3.5秒後に減衰し始め、毎秒2段階ずつスタックが減少する
HP	20000	25000
攻撃力	300	400
防御力	750	750
術耐性	40	40

攻撃すればするほど攻撃力が上がっていく敵。
遠距離攻撃できるので高台のオペレーターにとっては痛い。

なお、近接攻撃では攻撃力が200%に上がるという隠された能力がある。書いとけよ
この隠された能力もあり、ブロックして殴り合うとかなり痛い。

「溟痕」上でステルスを得る効果もあり、シンプルに厄介な敵である。

ボス

最弱の海の怪物

	「ディヴィニティエンド」、大群の意思
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	第一形態	第二形態	第三形態	第四形態
HP	4000	30000	25000	40000
攻撃力	0	680	800	920
防御力	0	700	700	700
術耐性	0	30	30	30
移動速度	1.0	0.8	1.3	1.3

敵情報では全ステータス「D-」である。
第4形態まで存在し、上記のステータスはあまり意味のない数値となっている。
SN-7にも登場するが、こちらは第2形態で終わる。

このボスが登場するステージでは↑のような特殊な雑魚敵が登場する。
これらの敵は倒されると【残骸】を残す。
その残骸を食べてその能力【定向進化】を獲得するボスである。進化の本質

倒された時、自身の【定向進化】の特性をすべてクリアし、一時的に消滅。
現在のウェーブが終わった後に、復活する（HP100％回復）
次のウェーブが終わった後に、メタモルフォーゼが終了する

第1形態
最大HP-60%、攻撃力-100%、防御力-100%、移動速度+0.2
攻撃しない、ブロックされない

第2形態
最大HP+200%、攻撃力-15%、術耐性+30、ブロック+2(要求ブロック数3)
通常攻撃では、自身の攻撃力に60%の神経ダメージが加算される

第3形態
最大HP+150%、術耐性+30、移動速度+0.5、必要ブロック数+2(要求ブロック数3)

第4形態
最大HP+300%、攻撃力+15%、術耐性+30、移動速度+0.5、必要ブロック数+2(要求ブロック数3)
攻撃時、与ダメージの140%分の自己回復を行う

メタモルフォーゼ
無敵/ステルス/移動不可を保持し、自身は攻撃/ブロック不可
メタモルフォーゼ中はスキル【捕食】を発動することができる。以下のような【定向進化】の特性を得る。
【捕食】を1回発動した後、またはフィールド上に【残骸】が無くなったら、フィールド上の【残骸】をすべて消去し、次の形態に移行する。
SN-EX-8とSN-S-5では、捕食回数が2回に増加。

捕食
【残骸】が存在するマスを1つ選択する。
そのマスとその周囲4マスにいる選択可能なユニット全てを強制的に撤退させる。撤退させられたオペレーターの再配置時間はゼロとなるが、ボスを撃破するまで再配置することはできない。
このマスにあるすべての【残骸】を食べ、食べた【残骸】の種類によって対応する【定向進化】特性を得る（複数の【定向進化】特性を得ることができ、同じ【定向進化】特性は重複しない）。
捕食のターゲットは、最も残骸が多いマス>最も自身に近い残骸があるマス>残骸が先に出現したマスの順に優先度が高い。

捕食した敵	【定向進化】の特性
退行したファウンダー	術耐性+60
退行したプレデター	物理・術回避率+50% (スタン/睡眠/凍結/浮遊/バインド時は無効)
退行したスプレッダー	HPが40%未満の時、防御力+400%、必要ブロック数+1
退行したスピュワー	未ブロック時、最大3体まで同時攻撃可能
退行したミキサー	レジストを獲得、足止め無効
退行したリーフブレイカー	通常攻撃するたび、攻撃力+8%（最大20回まで累積）。攻撃を止めてから3.5秒後に減衰し始め、毎秒2回分減少

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報酬 †

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イベントミッション †

従来と異なり、イベントミッションは各マップ上に散りばめられており、一部はマップ攻略を進めないと達成不可になっている。
宝箱のアイコンが目印。

復刻にあたり任務が復活している。簡単にまとめると、

通常、EX、S、全てのステージを1回ずつクリアする（★3クリアでなくてもよい）。チュートリアルと強襲作戦は挑戦不要。
それとは別に、EX2~8は特殊な条件付きの任務がある。こちらは★3クリアが必要。強襲作戦は挑戦不要。
深溟のプレデターを累計80体、深溟のスピュワーを累計40体撃破する（チュートリアルを除く）。
- 周回ステージに限定すると深溟のプレデターはSN-9/10を周回すれば自然と達成できるだろうが、深溟のスピュワーがSN-10にしか出現しないため、
  SN-10を周回できる実力がない場合はSN-3で4体出現するのでここを周回すると良いだろう。SN-3では深溟のプレデターも3体出現する。

錆びたコンパスの他に龍門幣や作戦記録、各種昇進素材、情報資格証がもらえる。前回完全クリアしていても極力達成しておきたい。

グランファーロ

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失われし旗艦

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名もなき海

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古びた手記

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鏡写しの映像

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↑

報酬交換所「寂れた酒場」 †

錆びたコンパスとアイテムを交換できる。

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情報資格証 †

初回実装時に既に手に入れている家具は自動的に情報資格証に変換され、購買部の資格交換所でアイテムと交換できる。

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ステージ「グランファーロ」 †

今回のイベントでは通常ステージが3箇所に分かれている上、各ステージが導線で繋がれていない。
また、従来のイベントミッションや読み物に相当する物もマップ内に散りばめられている。
このため、舞台となるグランファーロや灯台、スタルティフィラ号を探索しながら、バラバラに散った各ステージやストーリーを順番に進めていくことになる。
道に迷った場合は右上のMISSIONをタップしよう。次に進むべきエリアを教えてくれる。
イベントトップや各マップでそのマップの攻略進捗を示す「探索度」が表示されるので、これが100%になるまで探し回ろう。

↑

SN-ST-1 古井戸 †

彼は底知れぬ古井戸へ問いを投げかけ、答えを得た。

↑

SN-1 中央広場 †

「広場に狂魚を見る」と言うと、イベリアのことわざのようにも聞こえる。

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↑

SN-ST-2 海辺の小道 †

海辺で育った彼は、海を眺める自由を渇望していた。

↑

SN-2 広場南の道 †

彼らが海を信仰するのは、大地に絶望したからだろうか？

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↑

SN-ST-3 無人の大通り †

ひと気のない町で、異郷の旅人が歌う。

↑

SN-TR-1 懲罰軍前線基地 †

ここにも、あそこにも――奴らはどこにでも現れる！

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↑

SN-3 静かな遊歩道 †

あの連中は我が物顔で歩き回っている。

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↑

SN-ST-4 海に臨む大通り †

海沿いの長い大通りで、二つの文明の代弁者たちが話し合いをしている。

↑

SN-ST-5 上陸地点 †

その眼は閉じられ、十数年もの間、誰の妨げも受けず眠り続けている。

↑

SN-4 灯台入口 †

灯台へと入る前に、障害を取り除かなければ。

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↑

SN-5 灯台制御室 †

勇気の剣で災いを退け、希望の炎で灯りを点せ。

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推奨平均LV	昇進1 LV30
耐久値	3
配置数上限	8
敵総数	25
敵情報	淵海のスライダー	脊海のスピッター	深溟のファウンダー
敵情報	深溟のスピュワー
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×40
固定報酬	錆びたコンパス×12
高確率ドロップ	初級異鉄
低確率ドロップ	初級アケトン

攻略方法

聖徒の御手を2つ使用可能

倒されると溟痕を生成する深溟のファウンダーの初登場。
初期配置で左下と右上に数体ずつ溜まっており、途中で登場するファウンダーも一度はそちらに向かってからゴールに移動し始める。

複数個所から同時多発的に溟痕が広がりやすく浸食を止めるのは困難。
一方対高台火力がスピッターとスピュワーの通常攻撃だけであり、回避持ちのプレデターも高速移動のランナーも居ないため地上ユニットは極少数でも十分抑え込めるだろう。
ただし相変わらずスピュワーの火力自体は非常に高く、真横まで接近された高台ユニットや溟痕上のユニットはかなりのスピードで削られる。
推奨Lv付近で挑む際には、溟痕の上に乗ることになる最前線の1人は重装にしておかないと神経ダメージも合わせて正面突破される可能性がある。

また、ファウンダーは実数値にして術耐性90と極端に術の通りが悪い。上述通りの高台偏重にする場合は狙撃ユニットの方を多めに配備すると良い。
更に特にゲーム内の詳細情報には記載が無いが、ファウンダーの近接通常攻撃は常に術攻撃となっている。~~今回これ多すぎやしませんか？~~
HPのある重装でも複数からタコ殴りにされると簡単に溶けるので、以降のマップでもファウンダーが来るルートは基本的に殲滅力を重視した方が楽。

参考動画リンク

■検索用リンク集
YouTube: SN-5
bilibili: SN-5
ニコニコ動画: SN-5
■攻略動画

↑

ステージ「失われし旗艦」 †

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SN-6 中央通路 †

スペクターはついに、砕け散った鏡の中に完全な自分を見出した。

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推奨平均LV	昇進1 LV40
耐久値	3
配置数上限	8
敵総数	30
敵情報	殻海のランナー	深溟のプレデター	深溟のスプレッダー
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×60
固定報酬	錆びたコンパス×15、初級源岩、初級糖原

攻略方法

聖徒の御手を5つ使用可能

初登場のスプレッダーはHPが半分を切ると歩いたマス全てに溟痕を残す。
またHP50%以降は同時に物理防御力が跳ね上がってまともに物理攻撃が通らなくなる反面、術耐性は常に露骨に低いので高台ユニットは術師を頼ると良いだろう。

最初に右下から出てくる個体は活性源石マスに寄り道したのち、プレデターの大群を引き連れてマップ大外を時計回りにぐるぐる回り、2週目で右から内周に入ってゴールに向かおうとする。
それとは別に右上からも散発的にランナーがゴールに直行しようとするため、まずはそちらの迎撃を優先することとなる。最終的には右上からもスプレッダーが出現してランナーと同じルートでゴールを目指す。
外周のスプレッダーは活性源石の自傷ダメージで削れ、他に何もダメージを与えない場合2周目の右上あたりから溟痕を撒き始める。最終ウェーブの対処に時間をかけすぎると左から迂回した溟痕が地上ユニット全員に回ってしまう。
そのためランナー迎撃班でそのまま内周に入るところを無対策で迎撃しようとすると、溟痕を起点に後続として大量のプレデターが左と下にルートを二分しながら一気にすり抜けるトラップになっている。
安定化のためにはラップランドやジェイ等で回避を無効化してプレデターを捌き切るか、外周スプレッダーを数人割いて無効化しながら早期撃破する事で最後のラッシュを事前阻止するかの二択になる。
外周スプレッダーの早期撃破を狙う際は、1週目のプレデターが少ないうちに行ってしまった方が楽。幸い、推奨レベルの範疇でも左上の少し広いスペースでスポットにブロックさせてジェイS1で横殴りする程度で溟痕を完封出来る。

参考動画リンク

■検索用リンク集
YouTube: SN-6
bilibili: SN-6
ニコニコ動画: SN-6
■攻略動画

↑

SN-ST-6 下層ホール †

彼の眼は怒りに見開かれ、その手は数十年もの間、舵輪を放しはしなかった。

↑

SN-ST-7 宴会場 †

興が乗るまま楽しみ尽くそう。ここには酒杯がずらりと並び、部屋中に亡骸が落ちている。

↑

SN-7 黄金の回廊 †

美醜を知らず、恐れを知らず、疲れをも知らない――そんな存在を何と呼ぶべきなのだろうか？

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推奨平均LV	昇進1 LV55
耐久値	3
配置数上限	8
敵総数	48
敵情報	殻海のランナー	深溟のファウンダー	退行したファウンダー
	深溟のプレデター	深溟のスプレッダー	退行したスプレッダー
	「ディヴィニティエンド」、大群の意思
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×60
固定報酬	錆びたコンパス×15
高確率ドロップ	初級装置
中確率ドロップ	初級異鉄

攻略方法

聖徒の御手を5つ使用可能

左のルートは物理の通りが良いファウンダー、右のルートは術の通りが良いスプレッダーがそれぞれ流れてくるので、対応した高台ユニットを配備して随時迎撃する。
左からはファウンダーと一緒に速度の速いランナーがそこそこの密度で流れてくるので数が停滞しやすく、右からは耐久力が高く途中で必要ブロック数が2になるスプレッダーがランナーと一緒に流れてくるので事故が起きやすい。
溟痕の拡散を防ぐ事も難しい上に神経ダメージでのスタンも考慮し、地上に設置するユニットは左はある程度の殲滅力を、右はブロック数を重視した上で2人ずつ配置するのが安牌。

初登場のボスである「ディヴィニティエンド」、大群の意思は第一形態で出現し、一度倒した地点に最終ウェーブで第二形態へと変身しながら再出現する。
第一形態が出て来た直後に中央通路に上向きに聖徒の御手を2回流せば出現地点から動く前に出オチさせられ、後述する変身をコントロールしやすくなる。第一形態は非常に柔らかいので狙撃などを適当に置いても良い。
大群の意思の第一形態出現直前、雑魚の群れの締めとして左右にそれぞれ退行したファウンダーとスプレッダーが群れで流れて来ていた種類と同じ物が沸く。
倒すと遺物を残して行き、ボス再出現時に第一形態を倒した場所から近い方を片方捕食する。この捕食した遺物の元になった方に対応した能力*1を獲得しながら第二形態に変身する。
この変身時には捕食する遺物とその上下左右1マスのユニットを強制撤退させて実質再配置出来なくさせるギミックも付与されているので、遺物をどこでドロップさせるか、どちらを捕食させるかがかなり重要になる。

退行ファウンダーを捕食させるプラン

ボスを物理攻撃で処理するプラン。後述の聖徒の御手の連打が通用しやすい。

退行したファウンダーとスプレッダーはどちらも出て来た直後に真下に向かって直進し、突き当りで長時間停止した後に引き返してゴールに向かうルートが設定されている。
ファウンダーの待機ポイント右下の高台に狙撃ユニットを左向き配置する事で、ゴール手前の防衛線と停止中の退行したファウンダーを同一ユニットで対処可能。
先述の通りに第一形態を出オチさせている場合、スプレッダーの方はゴール前のブロック役まで流してしまえば、距離の都合で確実にファウンダーの遺物を強制撤退を避けながら捕食させられる。
地上担当の回復役も置きたい場合は狙撃ユニットの2マス上に長射程の医者等を下向きに置けば、同様にちょうど遺物の上下左右1マスを避けられる。

大群の意思の第一形態を倒した後が最後の山場。両ルートに1匹ずつのプレデターが流れ、それを倒した直後に先述通りボスが第二形態へ移行しながら再出現して最終ウェーブに入る。
この1匹ずつのプレデターで左側ルートに流れてくる敵は完全に打ち止めとなるので、左ルート対処用の狙撃ユニットは退行ファウンダー討伐と同時に撤退させて他ルートへの援護射撃として置き直しても問題無い。
中央ルートのボスは1マスずつゆっくり進んで来るためゴールされるまでには多少の余裕があるが、右からはプレデターが2匹セットで3回流れてくるので処理が間に合わずに突破されやすい。
スプレッダーに塗り広げられた溟痕のせいで大抵は地上の1人目がブロック役として機能せず、ゆえに後ろの2人目は2ブロック以上可能である必要がある。2ブロックの領主かつ特殊能力無効持ちのラップランドは最適。
昇進2のユニットを借りる事が出来るのであれば、シルバーアッシュをゴール1マス右に上向き配置しておくことでボスがゴール2マス前まで来た時点で真銀斬が当たるようになる。
レンタルでもレベルが十分あれば真銀斬のみでファウンダーを捕食したボスを削り切れるので、聖徒の御手でプレデターをスタンさせて停滞させればある程度一気に解決可能。

なお、ゲーム内には特に表記は無いが第二形態の大群の意思は必要ブロック数が3(スプレッダーの遺物を捕食した際にはHP40%未満でさらに＋1)になる。
中央ルートには1人しか地上配置出来ないので、この必要ブロック数上昇によるすり抜けに注意。第二形態は間隔の短い遠距離攻撃持ちのため、囮となるオペレーターを配置すれば足止めはしやすい。
高威力の神経ダメージを伴うため、ブロック数が足りたとしてもブロックし続けるのは少々困難。ルーメンを育成しているならスキルで即座に起こす事で止められる。
ファウンダーの遺物を捕食させた場合、リトル・ハンディの家庭用ヘルパーモジュールを巡回モード(反射)にしておけば唯一の地上配置部分で左右どちらかに向けて発射し1マス内で乱反射させることで大ダメージを与えられる。
直撃させれば長時間スタンさせられる上、3発でボスを削り切る事も出来る。先述の第一形態出オチと合わせれば5発分でちょうどボスを完封可能な計算となる。
ただし地上の溟痕掃除とトレードオフになる都合、右ルートがスプレッダーに押し込まれて2人目の足元を塗られると最終ウェーブの対処が難しくなる。手持ち戦力と要相談。

退行スプレッダーを捕食させるプラン

ボスを術攻撃で処理するプラン。うまくいくと右ルートの溟痕は発生しないので、プレデターのすり抜けを気にする必要がないが、実行には配役が限られる。

まず左ルートの対応は高台のみで行う。速射手と緩速師を組み合わせるとよい。緩速師をゴールすぐ左上に右向きで置くと右ルートも若干カバーできる。
速射手のうち1名は，U字の先端一つ手前が射程に入るように配置すること。後程、退行ファウンダーが立ち止まるセルになる。
配置途中で右ルートもランナーが走ってくるので、ゴール付近で先鋒で対処する。

「ゴール及びスタート地点に溟痕は入れない」という特徴があるので、スタート地点直前でスプレッダーをブロックしてしまい、その場で処理すれば溟痕は出現せず、右ルートは溟痕が出ない。
秘術士がちょうど中央の高台から手が届く。スプレッダーは2ブロック必要になり、さらに術ダメージの火力補助も必要になる。すなわちジュナーなどの術技衛士がブロッカーに適役となる。医療も添える必要があるだろう。

秘術士にボス第一段階までそのまま処理させ、その後撤退。
左ルートのチームも退行ファウンダーまで処理したら全員撤退。対ボスに備えよう。
右ルートにプレデターが出現し始めるので、神経ダメージをケアするために右端の高台に左向きに放浪医を置くとよい。
また、プレデター対策のオペレーターも配置しよう。能力無効化のジェイS1やラップランドを採用したい。
さらにゴール直前の高台に対ボス用の単体高火力術師も早期配置してSPを溜めておこう。カシャS2が攻撃範囲的にも都合がよい。
脇にデコイの重装を再配置し、更に再配置した医療の追加で持たせている間に火力で焼き切ろう。
ボス第二形態は、著しい神経ダメージによるスタン、途中からの要4ブロック化で、ブロックはほぼ不可能。
ダメージは期待できないが巡回モード(反射)にした聖徒の御手の連打によるスタンで足止め、さらに再配置した緩速師、秘術師を追加すれば倒しきれるだろう。

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SN-ST-8 司令室 †

見渡す限り、その往く先に道はない。

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SN-ST-9 メインブリッジ †

シーボーンは同類とは戦わない。そんなことをするのは人間だけだ。

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SN-8 観測所 †

それは周囲のすべてと相容れぬものだ。

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ステージ「名もなき海」 †

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SN-ST-10 甲板室 †

振り返りたくない過去が背後から迫り、直視したくない未来が目の前で静かに待っている。

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SN-ST-11 メインマスト †

久しぶりに合う仇敵を前に、気持ちの整理をどうつけるべきか――ここは一曲踊ってみてはどうだろう。

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SN-9 信号灯 †

過去と未来が、ここに引き裂かれる。

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推奨平均LV	昇進1 LV70
耐久値	3
配置数上限	8
敵総数	65
敵情報	殻海のランナー	深溟のファウンダー	深溟のプレデター
敵情報	深溟のミキサー	深溟のリーフブレイカー
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×80
固定報酬	錆びたコンパス×21
中確率ドロップ	マンガン

攻略方法

聖徒の御手を3つ使用可能

深溟のリーフブレイカー初登場回。溟痕上ではステルス化する上、ブロック時と連続攻撃時に火力が跳ね上がるので重装でもまともにブロックを狙えるようなものではない。
遠距離攻撃持ちだが射程自体は隣接1マスを狙える程度と非常に短いので、溟痕外で出待ちするかステルスを無効化するかした上で、火力を集中させて隣接される前に仕留めきるのがセオリーとなる。

右の敵拠点から出現するのはリーフブレイカー2匹のみ。Uの字に進行して階段に入り、階段から出たら再びUの字に左下の出口へ向かう。
敵拠点からの出現直後と階段から出た直後に長時間停止するが、拠点付近は必ず溟痕を踏んでステルス状態になってしまう。ステルスを無効化出来ない場合は溟痕拡散を阻止した上で階段から出た直後を狙う事になる。
耐久自体はかなりあるものの、星4以下でもカシャS2とヘイズS2の組み合わせ等で集中攻撃すれば順番に各個撃破は十分可能。最寄りの高台のうち、上側はミキサーの直撃を受けるため下側の使用を推奨。
シルバーアッシュ昇進2Lv90の真銀斬Lv7であれば、1匹目のリーフブレイカー出現に合わせて階段下に下向きで配置して発動可能になったら即真銀斬で1匹目を撃破。
その後は即座に撤退させ再配置可能になり次第左下階段の最寄りに上向きで再配置して、階段から出た2匹目を即真銀斬すればレンタルしてきたシルバーアッシュ1人のみでも対処可能。

リーフブレイカーの進路であるU字は溟痕拡散を止められるチョークポイントでもあるので、0ブロックの潜伏者でリーフブレイカーのみ素通しして分断するのがお勧め。
先鋒を1人とノイルホーンをリーフブレイカーが通るタイミングで入れ替えるといった形でも良い。イーサンは確率バインドの都合で出待ちタイミングがズレることがあり、火力的にギリギリならこちらの方が安定する。
長時間居座る割りにリーフブレイカーに接近されるまでは溟痕による神経ダメージ以外受けないポジションなので、テンニンカ等の戦闘向きでないCOST回復スキル持ちを配置するには最適。
十分育ったケルシーS3であれば、Mon3trに堰き止めさせた上でリーフブレイカーが来たタイミングでスキルを解放すれば複雑なタイミングの調整を特に必要とせずに単独で返り討ちに出来る。
ただし神経ダメージでMon3trがスタンしている間にすり抜けられると元も子も無いので、溟痕による神経ダメージ無効の解禁前は少々不安定。主に周回用の安定化＆人数圧縮の手段となる。
もしくはノーシスなどの妨害力に優れたオペレーターをつければ、普通に重装のブロックで耐えられる火力まで抑えられる。

残りの敵は全て左からのみ出現して全て右下出口に進行するため、リーフブレイカー以外を右下に集中した戦力で掃討しながらばら撒かれた溟痕を随時3回分の聖徒の御手で掃除すれば一切影響を受けず戦える。
数が来る上に術攻撃の通りが悪いファウンダーとミキサーが混ざるため、ポプカル等の群攻ユニットと重装のペアで地上を抑えながら狙撃ユニット主体で数を削る。
ファウンダーが個体ごとに微妙に違うルートを通るので途中で迎撃すると溟痕が散らばりやすいが、右下ゴール直前の3マスのみにブロックする地上ユニットを圧縮する事で確実に一直線内に集めてまとめて掃除可能。
こちらのルートには射撃攻撃を行うユニットが一切出て来ない都合、イーサンを筆頭に潜伏者による全体的な削りとバインドや減速が非常に良く刺さる。配置の際はミキサーの停止位置にだけ被らないよう注意しよう。
右下通路の北側高台は、2列あるうち上側はリーフブレイカー通過時に射程圏内となるため早々に落とされる。下側2枠のどちらかにパフューマー等の群癒師を置けば、真下の通路と溟痕を堰き止めているユニットを同時回復可能。

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SN-10 儀礼広場 †

奴が目の前に立ち塞がる。異種の存在であるそれはしかし、ヒトと同じ自然の被造物だ。

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推奨平均LV	昇進1 LV70
耐久値	3
配置数上限	9
敵総数	64
敵情報	殻海のランナー	淵海のスライダー	深溟のファウンダー
	退行したファウンダー	深溟のプレデター	退行したプレデター
	深溟のスプレッダー	退行したスプレッダー	深溟のスピュワー
	退行したスピュワー	深溟のミキサー	退行したミキサー
	深溟のリーフブレイカー	退行したリーフブレイカー	「ディヴィニティエンド」、大群の意思
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×80
固定報酬	錆びたコンパス×21
中確率ドロップ	切削液

攻略方法

聖徒の御手を6つ使用可能

ボスであるディヴィニティエンドとの再戦。今度は第四形態まで存在する長期戦となる。
注目点としては、第二形態以降必要ブロック数は3（一時4）になることと、神経ダメージは第二形態のみであること、第四形態が与ダメに応じた回復力を所有すること。
第四形態ではほぼ定向進化（バフ）としてリーフブレイカーの「攻撃するたびに攻撃力アップ」を取得するため、防御重視の重装オペレーター+医療でしっかり抱え込むか、高い瞬間火力の準備をしておきたい。
基本の流れは右上からボスが登場し、ボス撃破＞敵ウェーブ出現＞ボスの復活（少数の雑魚敵）＞敵ウェーブ出現…と繰り返していく形。
各ウェーブの敵が全滅するまでボスが復活しないため、オペレーターの再配置時間が欲しければ火力を調整したりノイルホーンなど火力の低い重装で敵を1体生かしておくと良い。

上辺の左側に並ぶゴールとスタート地点2つは、ボスが捕食する退行シリーズ専用の出現スポットとゴールとなる。同じマスで退行シリーズを倒すと2体とも捕食してしまうため、できれば別のマスで倒せるようにしておきたい。
配置不可マスが並んでいるためブロックでの足止めは難しいが、右側の敵陣の下に地上配置可能マス、右側に高台が存在するため、そこからダメージを出せば右側の敵を早めに倒す事ができる。
なお、ボスは形態が進むごとに過去の定向進化を消去し、最新のものだけにする。

戦闘時間が長い一方で、溟痕を発生させる敵は第二ウェーブにまとまってくるため、聖徒の御手で溟痕を消去しやすい。忘れずに対処すればほぼ影響は受けずに済むだろう。
ちなみにSN-9でもそうだが、枠で囲まれた地上マスには溟痕が浸食しない。そのため左上の退行シリーズエリアの溟痕はメインエリアに進出してこない。

第一ウェーブはボスの第一形態と同時に、計12体のランナーとスライダーが登場してくる。
ボスは右上端と右下端の配置可能マスに立ち止まる。ブロック不可のため、右上で立ち止まっている間に早々に処理してしまうとよい。早期撃破で第二ウェーブに余裕を持たせられる。

第二ウェーブは左側からファウンダー、右側からスプレッダーが出てくる。どちらも溟痕を発生させるため、倒したら掃除しておくこと。雑魚をすべて処理するまでボスは復活しないため、落ち着いてオペレータ配置を進めよう。
退行シリーズも同様に左側にファウンダー、右側からスプレッダーのためボスの防御力は大きく上がることを覚悟しよう。
早めに退行スプレッダーを処理できればボスを術攻撃が有効な状態に留められるが、退行ファウンダーも捕食されると物理と術両面でカッチカチとなるため長期戦になる。下側の地上マス、右側の高台マスを利用して退行スプレッダーに速攻を掛けたい。捕食に巻き込まれると強制撤退＆一時再配置不可状態になるため、処理後の付近のオペレーターの撤退を忘れないように。
ボスは位置的にスプレッダーの定向進化を獲得しているため、HP半減でブロック数が4に上がってしまう。クオーラS2やYモジュール付きホシグマなどの4ブロック重装の採用、リトル・ハンディのパーツ【阻止指令・堅守】によるブロック数+1、凍結等による足止め、超高火力術攻撃による速攻撃破といった対策が必要。
ブロックする場合は
&tooltip Error: Undefined term. -> 神経ダメージ
が鬼門となる。2秒ごとに一撃408の神経ダメージを受けてしまう。昇進1Lv70Slv5のハニーベリーS1とマルベリーS1の2人体制でも回復が追い付かず、ブロッカーがスタンし後逸してしまう。
神経ダメージはボスの攻撃力の60%であるため、ムースS1などで攻撃力を下げると耐えられるようになる。
ボスのお供はランナーとスライダー。数は多いが、敵火力は低く、拠点アタッカーは揃っている頃のはずなので特に問題はないだろう。ボス第一形態を早期処理できていれば、お供の処理後に遅れてボスが到達する。

第三ウェーブは左側からプレデター、右側からミキサーとなる。退行シリーズも同様の配置。
退行ミキサーの移動ペースは速めなため、急がないとプレデターとまとめて捕食された結果、ボスが回避能力持ちになりやすい。確定ダメージがないのであれば、長期戦を覚悟しておこう。なお、ミキサーの定向進化は常時レジストなので状態異常による回避無効化が通用しない。
ボスは退行プレデターの捕食を回避していれば少々硬い程度で最も処理しやすい。一方、回避を獲得してしまっている場合は確定ダメージが無ければ苦戦必至だろう。
ボスのお供はスライダーとミキサー。本ウェーブはこちらが本番。スライダーが数多く押し寄せ、ボスに3ブロックを取られている間に後逸しやすい。マルチロック攻撃や前線への先鋒の再投入などで凌ぎたい。
ミキサーは右側から現れ、下のスペースで蛇行しながら自陣まで移動する。ボスが回避を得てしまっていると、ミキサーが到達してしまい神経ダメージが追加されて手が付けられなくなる。ミキサーだけ別途差し込みで倒すのもありだろう。

第四ウェーブは左側からスピュワー、右側からリーフブレイカーとなる。退行シリーズも同様の配置。
退行リーフブレイカーの進軍も早いが、スピュワーの定向進化は未ブロック時限定なので、退行スピュワーごと捕食されてもあまり問題はない。ただし、退行リーフブレイカーは通常個体同様に高火力な遠距離攻撃を放ち、被ブロックで更に火力が上がる。前ウェーブと同様に火力を叩きつけて早期撃破するのがよいだろう。
本陣へはリーフブレイカーが先着する。スピュワーの進軍速度は非常に遅いため、リーフブレイカー対策でスキルを使っても、スキルCTや再配置用の時間は十分稼げるだろう。
ボスは火力がかなり高い一方で、耐久面はHPが少々高めな程度。編成によっては第二、第三段階よりも処理しやすい。防御重視の重装と医療のコンビなら完封もありうる。ただしブロックが外れたら高台は1，2回の攻撃で全滅することを覚悟すること。
ボスのお供はスピュワーとプレデター。スピュワーはともかくプレデターはちゃんとブロックできる態勢にしておこう。高台火力だけで処理するのは現実的ではない。

防衛線の候補としてはマップ右下の曲がり角のエリアか、マップ中央ゴールの右下の配置可能マスがあるエリアの2か所が主になる。どちらもブロッカーは2人必要。ボスは下側のラインを通る。
右下の角のエリアは、すべての敵を1マスに追い込んで攻撃できる一方、攻撃に参加できるオペレーターの数が明確に少なくなる。雑魚敵もまとめて抑えるためブロック数も超過しやすい上に高台がほぼ医療でふさがるため、地上火力の充実が必須。ケルシーが使えるならMon3trでブロックしつつ確定ダメージで諸々処理できるため、神経ダメージでスタンさせてくる第二形態さえ倒せればかなり楽に進められる。横から手持ち最大火力の前衛や特殊をぶつけてやろう。
中央下のエリアで守る場合は、左端の高台からブロッカーに医療が届くため、ゴール右隣の高台は火力に回せる。その隣の地上マスも活用できる。また、右下の角で雑魚敵を別途処理できるため、ブロック数超過への対策もしやすい。下側のラインにクオーラを配置すれば、十分活躍してくれる。

地上火力および能力無効化としてラップランドやジェイがこれまで通り優秀。またソーンズやシルバーアッシュといった高火力長射程の地上火力も非常に頼りになる。
また範囲高火力でボスも雑魚も吹き飛ばす遊龍チェン、ボスを長時間無力化できるノーシスといった面々も持っていればかなり敵に対処しやすくなる。

ところで、★３クリアにこだわわらずストーリーを進めたい場合、退行個体を2体までスルーしてしまって難易度を下げることもできる。

参考動画リンク

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ニコニコ動画: SN-10
■攻略動画
リィンS３＋☆3のみ攻略
https://www.youtube.com/watch?v=Ryt0mAHUHPY

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SN-ST-12 グランファーロ †

出発地点に戻り、荷物を整頓するとしよう。道のりはまだ長く続いていくのだから。

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ステージ「古びた手記」 †

2週目に開放される高難易度ステージ。オート周回する必要がないので、戦友のサポートキャラを活用すると良いだろう。
EX-2以降は各ステージに特殊なミッションや勲章が用意されているため、条件を満たしているか確認して挑もう。ミッションはステージと同時に出現する宝箱のアイコンから確認できる。
全て通常作戦の★3クリアが条件。強襲作戦では達成できない。

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SN-EX-1 初上陸 †

奴らは贈り物を携えて、海の底からやってきた。

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SN-EX-2 荒野の旅路 †

異郷からの客人はどこへ痕跡を残し、どこに潜んでいるのだろうか。

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推奨平均LV	昇進1 LV55
耐久値	3
配置数上限	8
敵総数	60
敵情報	富栄養化したランナー	富栄養化したスライダー	富栄養化したプレデター
敵情報	富栄養化したスプレッダー
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×40
強襲作戦報酬	純正源石

攻略方法

聖徒の御手を20個使用可能
任務達成条件：聖徒の御手で溟痕を10マス以上除去した上で、通常作戦を星3クリア。

説明通り、オペレーターの配置は遠近を無視できる貨物輸送タイプのマップ。
マップ内を巡回しているスプレッダー一体と初期配置のスプレッダー三体以外は、全ての敵は出現地点から現れた後、まっすぐ防衛地点に向かう。
そのため3列のゴールをすべて塞ぐ形で敵をブロックして処理していくのが基本。

最大の注意点はマップの構造上、溟痕の散乱が防げないこと。
そのためプレデターのブロックが困難であり、SN-EX-1に続き高い範囲火力や範囲状態異常付与が重要。能力無効化したらすぐに倒せるぐらいの火力をなんとかして調達したい。
一応ブロックは不可でも重量は軽いため、減速と強制移動を組み合わせればある程度押しとどめる事はできる。
プレデターは、最後に3*3が2グループ来る。それまでに態勢を整えよう。

聖徒の御手は基本的にプレデターのスタン＝回避無効化か溟痕の除去＝プレデターのブロックに使用する。幸い使用回数は20回もあるため気軽に打っていって良い。
普通にクリアできるなら、コストが余ったタイミングで聖徒の御手を適当に使っておけば任務の達成は容易だろう。

強襲

敵のHP・攻撃力・防御力+10%
コスト回復速度が3分の1

コストの回復力が落ちる分、初動のランナーへの対策が厳しい。テンニンカなどの旗手オペレーターは高いコスト回収力を持つが、スキル使用中はブロック不可になるため必ずしもこのマップには向いていない。
必要に応じて先鋒は4人5人と投入も視野に入れよう。

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SN-EX-3 代理人 †

見えざる前途を前に、奴らは導き手を必要としている。

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推奨平均LV	昇進1 LV55
耐久値	3
配置数上限	9
敵総数	52
敵情報	富栄養化したランナー	富栄養化したスライダー	富栄養化したファウンダー
敵情報	富栄養化したプレデター	富栄養化したスピュワー
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×60
強襲作戦報酬	純正源石

攻略方法

障害物を6つ使用可能
任務達成条件：溟痕の影響を受けたオペレーターが2名以下の状態で、通常作戦を星3クリア。

障害物を配置可能。とりあえず防衛地点の右上に即配置する事で、下2マスの浸食は完全に防げる(溟痕が敵出現地点を跨ぐ事は無い為)。
更に溟痕の右側も障害で塞いでしまえば左上からの侵蝕を封じ込める事ができる。

左下はスピュワーしか出てこない。中央左の高台から左下出現地点を狙って強めの狙撃オペレーターを置いておけば一方的に処理できる。
開幕に既に出ているもう一匹は潜伏者や領主の攻撃で処理すれば以降は全て狙撃に任せられるので差し込み用に一人入れておくといいかもしれない。
もしくは射程が横に広いロサなどの破城射手なら問題無く全て倒してくれる。

溟痕を生み出すファウンダーは強制移動で落とし穴に落としてしまうとよい。グレイディーアならS1でチャージ可能な為、穴の下の高台に上向きで置くだけで殆ど落としてくれる。
ファウンダーが上を周るように、近いルートは障害物で封鎖しておこう。

強襲

敵のHP+30%
障害物の再配置時間+100秒（105秒になる）

障害物の再配置時間が非常に伸びる障害物2個で溟痕を封印することはあまり現実的ではない。素直に重装オペレーターに溟痕を踏ませて浸食を止めよう。
一応「リトル・ハンディ」の溟痕侵蝕速度低下と、シルバーアッシュによる障害物再配置時間短縮を組み合わせれば、封鎖は可能。
中央上方のT字路で戦うスタイルなら、ほぼ通常難易度と同じ感覚で戦える。

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SN-EX-4 絢爛なる宮殿 †

無数の河川は、砂と記憶を運びながら、いずれここへと集束する。これは避けられぬ運命だ。

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推奨平均LV	昇進2 LV1
耐久値	3
配置数上限	8
敵総数	39
敵情報	富栄養化したスライダー	富栄養化したプレデター	富栄養化したスピュワー
敵情報	富栄養化したミキサー
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×60
強襲作戦報酬	純正源石

攻略方法

聖徒の御手を5つ使用可能
任務達成条件：溟痕の影響を受けたオペレーターが3名以下の状態で、通常作戦を星3クリア。

溟痕の侵食と大量に出現するスピュワーの集中砲火、ミキサーの術・神経ダメージをどう凌ぐかが鍵。
無対策だと溟痕がどんどん広がってスピュワーに近距離オペレーターが狙撃され続けて戦線が維持できない。
任務条件もあるしスピュワーの対応が大変なので、さっさと溟痕を掃除してしまうと良い。
リトルハンディの小型清掃用キットを増殖抑制にしておけば先鋒でコスト稼ぎとブロックしつつ初期配置の溟痕を一掃可能。溟痕をつくる敵はいないので掃除しきってしまえばスピュワーが無力化する。
敵はすべてマップ中央のマスを通る。ここを重装で塞いで火力を投入すると無駄がない。ただしスピュワーは近づく前に処理しておくこと。

強襲

敵のHP・攻撃力・防御力+10%
富栄養化したスピュワーが初めに追加で4体出現

通常難易度で右下に4体いたスピュワーが、左下にも4体配置される。溟痕を踏むと投射される火力が2倍に増える。重装オペレーターでも医療1人では到底持たない。
しかし溟痕を消してしまえばなんら関係は無いので、通常作戦と同じく早めに掃除してしまおう。
あえて溟痕を掃除せずホシグマにマップ中央で溟痕を踏ませつつ、医療2人がかりで維持するのがスピュワー対策には一番楽かもしれない。

参考動画リンク

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SN-EX-5 狂人共の船 †

視界から消えたものは、本当に去ったわけではない。再会はすぐそこに迫っている。

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推奨平均LV	昇進2 LV10
耐久値	3
配置数上限	8
敵総数	52
敵情報	富栄養化したスライダー	富栄養化したスピッター	富栄養化したファウンダー
敵情報	富栄養化したスプレッダー	富栄養化したミキサー
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×60
強襲作戦報酬	純正源石

攻略方法

聖徒の御手を2つ使用可能
任務達成条件：オペレーターが神経ダメージ蓄積による確定ダメージを受けた回数が1回以下の状態で、通常作戦を星3クリア。
勲章獲得条件：「リトル・ハンディ」に搭載したパーツが3つ以下で通常作戦を星3クリアする。

ファウンダー・スプレッダーを始めとした敵が左から右防衛地点に、ミキサーが左上から通路経由で右上拠点に向かう。
聖徒の御手の数が少ないので無効化能力無しでは溟痕を防ぎきれないが、幸いプレデターは出現しないのでブロックで困る事は少ない。

任務達成条件に神経ダメージ蓄積回数があるので、放浪医がいない場合は戦友枠で借りると楽になる。放浪医がいればよほど敵を溜めない限りスタンまで持って行かれる事は無い。
溟痕発生を阻止したりミキサーの早期排除をすれば盤石。

ミキサーは出現地点の左上でしばらく止まるので、可能なら高台火力で事前に排除しておくと楽になる。放置していると防衛地点前まで押しかけるので、放浪医無しだと神経ダメージからのスタンで崩壊されかねない。

強襲

敵の攻撃力・防御力+10%
敵のHP+50%

神経ダメージとHP上昇＝敵の処理速度の低下のコンボはかなり強力。特に範囲攻撃であるミキサーは極めて危険となる。
マップ左上でのミキサー処理はスピッターの脅威が増しているため若干危険。マップ右下、階段からミキサーが出てきたところを始末する方が準備時間に余裕ができるだろう。

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SN-EX-6 遠望する灯台 †

希望と孤独に包まれたこの小さな島で、海と抱擁を交わす。

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推奨平均LV	昇進2 LV20
耐久値	3
配置数上限	9
敵総数	32
敵情報	富栄養化したスライダー	富栄養化したプレデター	富栄養化したスプレッダー
敵情報	富栄養化したスピュワー	富栄養化したミキサー	富栄養化したリーフブレイカー
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×60
強襲作戦報酬	純正源石

攻略方法

聖徒の御手を5つ使用可能
任務達成条件：聖徒の御手で10回以上敵にスタンを付与した上で、通常作戦を星3クリア。

聖徒の御手は巡回モードにすると右上のスピュワーを一つで撃破可能。スタン数も稼ぎやすいので任務達成も容易。
最初の2匹を左右往復で処理、続いて階段前に1匹、出現地点から1匹やってくるので動きが止まったところを同じように左右往復で処理。
左上あたりに展開、かつ増殖抑制を選んでいればここまではスピュワーの被害を受けることなく処理できるだろう。
以降は全て出現地点から2匹ずつやってくるので出現地点前から出現地点へ向かって左右往復で即処理できる。

2つあるルートのうち右側は階段を通って来たスピュワーの専用通路。スピュワーを右上で処理できるなら右ルートの防衛は必要ない。左上で左からやってくる主力部隊を処理していこう。
溟痕が左通路まで侵蝕してしまうとプレデターのすり抜けが怖いため、左の通路で溟痕は食い止めておきたい。右側からの侵蝕は増殖抑制を選んでいれば左まで回る前にクリアできる。
右の出現地点からはスプレッダーが2体、最後の最後にリーフブレイカーが左ルートでやってくる。

強襲

敵のHP+10%、攻撃力+20%
配置不可マスが7つ追加

マップ右上のスピュワーの出現ポイントが配置不可のため、事前排除はかなり困難。一方でマップ左上のスペースはほぼ影響がないため主戦線は通常難易度とほぼ同じでいい。
スピュワーはホシグマやニェン、バブル、テキーラなどのカウンターか、ゴールデングローやアンブリエル、ファートゥースなどの無限射程オペレーターを投入して早めに処理しないと医療とブロッカーの負担がかなり大きくなる。
ただしアンブリエルの場合、プレデターの方がスピュワーより防御力が低く攻撃が吸われるので注意。
さらに最後のリーフブレイカーもステータス強化されている分地味に凶悪化する。こちらの投射火力によってはブロッカーとして重装が2，3体必要になるかもしれない。

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SN-EX-7 波砕く港 †

前方には大波が迫り、後方には人々の暮らす街の灯がある。もはや後には引けない。

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推奨平均LV	昇進2 LV25
耐久値	3
配置数上限	8
敵総数	62
敵情報	富栄養化したスライダー	富栄養化したスピッター	富栄養化したファウンダー
敵情報	富栄養化したスプレッダー	富栄養化したスピュワー
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×80
強襲作戦報酬	純正源石

攻略方法

聖徒の御手を2つ使用可能
任務達成条件：「リトル・ハンディ」に搭載したパーツが3つ以下の状態で、通常作戦を星3クリア。

スピュワーは左上に定期的に出現。狙撃で倒したいところだがスピッターが通るので落とされないように注意。生存指令・遠距離を採用できるなら単独生存も現実的に可能。
地上はスピュワーの攻撃に晒されるため、地上は重装オペレーターなどしっかりと防御力の高いオペレーターで食い止め、高台火力を手厚くするといいだろう。
ホシグマならばカウンターでスピュワーを倒し、難易度を大幅に緩和させてくれるため、戦友枠などで呼ぶとよい。
一応左の高台から引っ張る事でファウンダーは落とし穴に落とす事が可能だが、スプレッダーは重いので落とすのは難しい。
幸いプレデターはいないため、物量による突破や神経ダメージによるスタンにさえ気をつければブロックする事はそれほど難しくない。
中央の枠のあるマスは溟痕が侵蝕してこないため、ソーンズなどの火力役を配置するとよい。

最後のウェーブですべての出現地点からスピュワーが一斉に現れる。溟痕の根絶ができず、聖徒の御手も2つしかないので迅速に処理しなければ壊滅必至。
聖徒の御手を巡回モードにすれば手持ちの2つで2人分処理できるので採用も一考。
ちなみに聖徒の御手は落とし穴に向けて放つと穴に落ちる。

強襲

敵のHP・攻撃力・防御力+10%
富栄養化したスピュワーがステルスを獲得

ステルスによって狙撃のポン置きではスピュワーが排除できなくなる。とはいえ左上の区画も配置可能であるため、順次差し込みしてステルスを解除、倒していくこと。
ホシグマなどのカウンター攻撃はステルスを持っていても当たるので、カウンターで倒すのが一番楽か。
もし階段を通って右側まで引き付けるつもりなら、メインの防衛ラインはマップの中央〜左側まで上げておくこと。
スピュワーはマルチロック能力を持っている関係上、下手に主戦線まで引き付けると高台が普通に全滅してしまう。

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SN-EX-8 静謐の断章 †

生き延びるために、人類は自然を作り変え、シーボーンは己を作り変えた。

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推奨平均LV	昇進2 LV30
耐久値	3
配置数上限	9
敵総数	58
敵情報	富栄養化したランナー	富栄養化したスライダー	富栄養化したスピッター
	富栄養化したファウンダー	退行したファウンダー	富栄養化したプレデター
	退行したプレデター	退行したスプレッダー	富栄養化したスピュワー
	退行したスピュワー	富栄養化したミキサー	退行したミキサー
	退行したリーフブレイカー	「ディヴィニティエンド」、大群の意思
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×80
強襲作戦報酬	純正源石

攻略方法

聖徒の御手を5つ使用可能
任務達成条件：大群の意思に捕食で特性を累計5種類以上獲得させて通常作戦を星3クリア。
勲章獲得条件：「リトル・ハンディ」に搭載したパーツが3つ以下で通常作戦を星3クリアする。
パーツが2つ以下であれば加工勲章を獲得できる。

右上2つと左上からは捕食対象である退行シリーズのみ出現。右上組は全て右の道を南下して行き左の道へは入ってこない。
右下から出現して上のルートを通るのはボスと第二形態〜第三形態間に登場する富栄養化したミキサー1匹のみ。

ボスは各形態への移行時、捕食を2回行う。
対策しない限り、最低2つの特性を獲得された状態で戦うこととなる。何をどこで捕食させるか、捕食させないかを検討する必要がある。

任務達成を目指す場合、5種類捕食させる必要がある。回数ではない。
退行シリーズの出現順序は

	左上	右上	右中央
第二形態	退行したプレデター（回避）	退行したファウンダー（術耐性）	退行したスプレッダー（防御力・ブロック数）
第三形態	退行したスプレッダー（防御力・ブロック数）	退行したプレデター（回避）	退行したミキサー（レジスト、足止め無効）
第四形態	退行したプレデター（回避）	退行したリーフブレイカー（攻撃力累積上昇）	退行したスピュワー（未ブロック時3体攻撃）

となっている。
右から出てくる2種類を毎回捕食させれば達成できる、左上でプレデターばかり食わせると数が足りなくなりやすいので注意。
捕食対象は6種類なので1種類しか除外できない。

初回の退行組はスプレッダーが先行し、ファウンダーの移動開始は非常に遅い。戦力によっては右下から来るメインがほとんど片付く頃合い。
二度目の退行組は左上のスプレッダーがまき散らす溟痕を清掃しておかないと次のプレデターがブロックできない状態になるので見落とさないように。右上はほぼ同時に動くので分断しないと両方捕食されやすい。
三度目の退行組はリーフブレイカーが先行しスピュワーが遅い。
退行組の為にしっかりしたブロックを作るのは大変なので、右側にいる間に真銀斬などの高火力スキルでさっさと倒してしまうのがいいだろう。なお、わざと捕食されれば再配置時間を踏み倒す事が出来る。

どうしてもクリア出来ない人用

強襲

敵のHP+20%、攻撃力+10%
「ディヴィニティエンド」、大群の意思のHP・攻撃力・防御力はさらに+20%

シンプルな敵の強化でギミックの追加は無し。ただしボスの強化の具合がかなり危険となる。
基本的に同じ対処で戦えるはずだが、通常難易度をギリギリでクリアしたならば余裕ができるまで火力や耐久性を鍛えておこう。

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ステージ「鏡写しの映像」 †

3週目に開放される高難易度ステージ。
一部のステージは、マップ上の直前の選択肢でステージがAとBに分岐するが、片方をクリア後にもう片方の選択肢も選べるようになる。
選択肢を一度選択するとクリアまで挑戦するステージを変えることができない。
AとBはそれぞれ形状こそ同じだが、出現する敵や溟痕の位置、敵の強化内容などがわずかに異なっている。

いずれもオート周回する必要がないので、戦友のサポートキャラを活用すると良いだろう。
こちらにはEXのような条件を満たすタイプのミッションはなく、ただクリアすれば良い。

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SN-S-1-A 破れぬ一局 †

失敗の原因は概して暗がりに隠れており、事が起きてから明るみに出る。

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SN-S-1-B 報われぬ志 †

報われぬその志を忘れ去ることはできず、ただ向き合うよりほかにない。

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SN-S-2-A 選ばれぬ道 †

道を失くした人間に同情する者などいない。

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SN-S-2-B 見知らぬ人 †

ここにおいては誰もが異郷からの訪問者だ。

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SN-S-3-A 果たされぬ責務 †

自ら為した過ちには、挽回の機会など与えられない。

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推奨平均LV	昇進2 LV30
耐久値	3
配置数上限	10
敵総数	53
敵情報	富栄養化したランナー	富栄養化したスライダー	富栄養化したファウンダー
敵情報	富栄養化したスピュワー	富栄養化したリーフブレイカー
初回報酬	純正源石錆びたコンパス×80

攻略方法

聖徒の御手を3つ使用可能
富栄養化したリーフブレイカーと富栄養化したスピュワーの攻撃速度+35%、攻撃範囲+70%

開始時にマップ中に存在するスピュワーの弾幕と、3箇所の同時防衛、そして終盤の強化されたリーフブレイカーの対処が課題となる。
スピュワー対処のためにサポート込みでホシグマが欲しい所。リーフブレイカーにも備えてクオーラなど高防御(600以上が理想）のオペレーターをもう1体控えておくと良い。

マップ中央上部がスピュワーからの安全地帯なので、急いで先鋒を配置したい場所はこちらに。
続けて右上→左下→右下と敵が侵攻し始めるのでスピュワーに医療オペレーターが集中砲火を受けないように処理・配置してゆく。
右上は初期配置のスピュワー以外に神経ダメージを使う敵は来ないので神経ダメージ対策は不要。
ファウンダーは1体だけ右下、残りは左下へ行くので、ホシグマを右下にファウンダーへ差し込む形で配置して処理する事でスピュワーに対するデコイを作れる。後は医療オペレーターで回復してホシグマが倒れないようにしよう。中盤にスピュワーのラッシュがあるが、ホシグマをデコイに出来ていればほぼ無力化出来る。
医療を筆頭に高台オペレーターがスピュワーに倒されないように注意。溟痕関係無く3体までマルチロック攻撃をしてくる事を忘れずに。右上を処理して安全になった場所に放浪医を配置すると良いだろう。

左下は数が多いのでラップランドやジェイでファウンダーを無力化しつつ対処。

最後のリーフブレイカーは時計周りに周回した後に左下へ移動する。何もせずにいると左側の防衛ラインが弾幕で壊滅するのでスピュワーの掃除を終えたホシグマか控えておいた重装を配置順番に気をつけて配置する事でデコイにしよう。ノーシスやオーロラS2の凍結、S2Wなどで継続的にスタンを撒けば攻撃力バフを減衰できるので事故も減らせる。

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SN-S-3-B 終わらぬ憎しみ †

自らへの裏切りは、ただ許してやるよりほかにない。

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SN-S-4-A 触れられぬ夢 †

両目を閉じれば、穏やかな海が広がっている。

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SN-S-4-B 成しえぬ願い †

こぼれるため息、そこには絶望が滲んでいる。

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SN-S-5 一幕の死 †

名誉、責任、理想……すべてはここで幕を閉じる。

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勲章 †

	功績勲章	入手方法
	功績勲章	説明
★★★	「イベリアの眼」	指定の勲章を9枚獲得
★★★	「イベリアの眼」	貴殿はグランファーロでの旅を終えた。波はいまだ岸辺の岩礁を打ち、一時の安寧は最後の結末ではない。しかし灯台のようにこの場所を見守る者はいつまでもいる。わずかな光がある限り、永遠の夜が訪れることはない。
★	科学技術収集勲章	「リトル・ハンディ」の全てのパーツを入手する。
★	科学技術収集勲章	貴殿は過去の多くの科学技術を使いこなした。「科学技術」は常に「未来」と繋がっている。しかし時に足を止めて振り返ると、全く新たなものを見ることもある。
★	「ごく普通の人間」	「狂人号」のイベント期間中に、ルーメンを雇用する。
★	「ごく普通の人間」	何年も前にティアゴがジョディに贈った勲章。教会をちり一つなく清掃して表彰を受けた時、彼は自分がいつかイベリアの海面を照らすとは思ってもみなかった。
★	酒場常連客勲章	「狂人号」のイベント期間中に、「寂れた酒場」で錆びたコンパスを4000個(復刻時:2400個)消費する。
★	酒場常連客勲章	貴殿の消費能力はこの地の町民に深い印象を与えた。イベリアの観光土産は外国人観光客にとってとても安価だ。これは「大いなる静謐」以前では考えられないことだったかもしれない。
★★	荒波拾遺勲章	マップ内の全ての宝箱から報酬を受け取る。
★★	荒波拾遺勲章	貴殿は多数の失われた宝を拾った。これらの宝は本来誰のものでもないかもしれない。深海が自分で認めたものにそれを贈る。
★	「狂人共の遠航」	★3で「グランファーロ」「失われし旗艦」「名もなき海」の全てのステージをクリア。（チュートリアルを除く）
★	「狂人共の遠航」	貴殿は「狂人号」の沈没を見届けた。航路の終わりは港であるとは限らず、信念であるかもしれない。それは輝かしい時代の最後の見届け人であり、そして貴殿はそれの最後の見届け人なのだ。
★	最大活用勲章	「リトル・ハンディ」にパーツを3つ以下搭載し、★3評価でSN-EX-5をクリア。
★	最大活用勲章	貴殿は少量の道具を最大限利用した。道具を利用することと道具に頼ることは違う。文明の過程の中で、人々はしばしばそのことを忘れる。
★★	「審判の灯火」	「古びた手記」のすべてのステージの強襲作戦をクリア。
★★	「審判の灯火」	貴殿は深海からの侵入者に判決を下した。弱肉強食、自然淘汰。より強いものとして、貴殿は判決を下す権利を得た。
★★	「波の果て」	★3で「鏡写しの映像」の全てのステージをクリア。
★★	「波の果て」	貴殿は潮が引いた後の海岸に足を踏み入れた。波の果ては乾燥した土地か、それとも静かな海面か？
★★	原点回帰勲章	「リトル・ハンディ」にパーツを3つ以下搭載し、★3評価でSN-EX-8をクリア。 (加工条件) 「リトル・ハンディ」にパーツを2つ以下搭載し、★3評価でSN-EX-8をクリア。
★★	原点回帰勲章	貴殿は極めて危険な条件で強敵を打ち負かした。人々は自身の弱さを補うために道具を発明したが、貴殿は道具を置くことで自身の強さを証明した。単なる勝利では物足りない。これこそ貴殿が望むものなのだろうか？

↑

ログ †

読む順番の参考にどうぞ。

凡例

初期解放

グランファーロ

錆びた標識

潮風で錆びた標識が孤独に佇んでいる。この道を通る者はほとんどなく、この場で起きた出来事を気に留める者も、記憶する者もない。沈黙は誰の身にも平等に降りかかり、同じ沈黙をもたらすのだ。記憶の道しるべとなるのはこの案内板だけであり、そこには小さな町の名前が――「グランファーロ」と、荒っぽく刻まれていた。
アイテム「破れた地図」
災厄は象徴的な意味だけでなく、現実においてもイベリアを作り変えてしまった。この地図の精確に引かれた線や、細かい書き込みからは、測定者が相当の心血を注いでいただろうことが伝わってくる。恐らくかの災厄のあと、何人ものこうした人々が我が身を削って、もたらされた変化の一つ一つを描き、残された爪痕の一つ一つを発見していったのだろう。
地図上の新しい海岸線には、強調するように一つの地点へマークがされている。そこに「グランファーロ」という新たな町が築かれ、失われた灯台への架け橋として、海の侵攻に抗う要塞として、国家再建の起点となってイベリアの栄光をすぐにも取り戻す――当時の人々はそう信じていたのだ。
しかし現実には、今やこの地図自体がボロボロになり、グランファーロへ通じる道には雑草が生い茂っている。
地図を描いた人物がこの結末を知ってしまったら、何を感じるのだろうか？それがすでに亡き人だろうことは幸いと呼べるかもしれない。

SN-ST-1 古井戸

彼は底知れぬ古井戸へ問いを投げかけ、答えを得た。
今や訪問者も滅多にいない海辺の町、グランファーロ。しかしその場所へ、ロドスの人々とイベリア人、そしてアビサルハンターやAUSまでもが集まり始めている。どうやら、嵐が近付いているようだ。
イラスト「『世界』」
「大地」。これは、その狭さゆえに広く知れ渡る言葉となった。
では、遠い昔であれば、天地の一切を……我々がその人生で触れる万物を形容し得る、壮大な言葉が存在したのだろうか？
イラスト「暗雲の町」
この小さな町には年中暗雲が垂れ込めていて、足早に行き交う人々もそれに慣れきっている。
けれどここにも、輝く陽射しが降り注いでいた頃があったのだろう。

寂れた酒場

見るからに長年質の悪いアルコール漬けになっていたらしいその男は、ぶつぶつと意味不明の言葉を並べながら、生活の味気なさに文句を垂れていた。町によそ者が来たと聞くと、彼はようやくまぶたを持ち上げ、その濁った眼が露わになる。
「AUS？ロックバンドだぁ？ハハッ！」男は冷笑する。「さっさとお家に帰りやがれってんだよ！そんなもんこの辺じゃ必要ねえ！そもそも、連中は裁判所のスパイかもしれねえしな！」
男は酒瓶を手に、よろよろとバーを出て行った。外からその声が遠く聞こえてくる。「ここはもう、あの連中にぶっ壊されちまったんだ……昔の、俺たちの……」
- 酒場にあるのは、まだらについた酒の染みと倒れた椅子だけだ。

小さな礼拝堂

ぼろ布をまとった物乞いが、礼拝堂の壁に寄りかかり、両手を強く握り合わせている。彼は祈っているというよりは、一粒の小石の如く、ただその場に存在しているだけのように見えた。
昼が過ぎ夜が訪れることも、生死も病も老いさえも、彼とは無関係にすら思えた。彼を気にかける者はなく、彼もまた誰をも気にかけずにいた。
物乞いは深くこうべを垂れ、両の目から涙を流してこう言った。――「私は選ばれるに値しない。」
- 物乞いは深くこうべを垂れ、両の目から涙を流してこう言った。――「私は選ばれるに値しない。」

SN-1 中央広場

「広場に狂魚を見る」と言うと、イベリアのことわざのようにも聞こえる。
SN-1戦闘前
広場で見つかった一匹の恐魚は死にゆきながらもこの大地を観察し続け、その視線はグランファーロの置かれた危機を感じさせた。そんな中、教会に勤めるエーギルの青年ジョディは、かつての知り合いだった深海教徒に出会い、彼の手当をする。
SN-1戦闘後
ケルシーはようやくエリジウムと合流し、AUSと接触する。その一方で、恐魚の死に応じ、その同族や深海教徒たちが不穏な動きを見せ始めていた。

暗い地下室 (SN-1クリア報酬)

「何だってんだよ……どうしてグランファーロはこんなふうになっちまったんだ？エーギル人に邪教徒、*イベリアスラング*な怪物どもまで来るなんて！早くここから逃げなけりゃ、どうなるかなんて……わかりきってるぞ！」
「俺はこの目で見たんだ！審判の炎が、人の魂まで焼き尽くしちまうところをな！」
「ほら、こいつはあんたにやるよ！」
- 地下室にはもう誰もいない。

ガラクタの山

タイヤのついた奇妙な機械が、ガラクタの山から転がり落ちてきた。それは不完全な状態らしく、埃にまみれているものの、不思議な光沢がある。見ていれば、何かの拍子に電源が入ったのか、それは機械音と共に起動した。
その骨組みには、エーギル語で「リトル・ハンディ」と書かれていた。足りないパーツを見つけられたら、戦場で役立つかもしれない。
- ここにはもう、使えないガラクタしか残っていない。
アイテム「『リトル・ハンディ』」
「古き賢人の知恵から生まれたこの製品には、我々が美徳とする人助けの精神が込められている。夜も眠れぬ悩めるエーギル人に告ぐ――日常の些細な悩みをお持ちなら、救いの手を求めているのなら、君だけの『リトル・ハンディ』を手に入れよう。」
これがなぜグランファーロにあるのかは、誰にもわからない。

小さな礼拝堂

礼拝堂の周りに集まった敬虔な人々は、震えながら目を閉じ、振り向くと、額を冷たい石壁へと押しつけていた。まるで風雪に晒され続けた礼拝堂のその壁が、今や唯一の支えであるとでも言うかのように。
「炎が、光が見える！　奴が光を連れてきたんだ！」一人の老人が目を覆い、引きつけを起こしたようにして悲鳴を上げた。
- 人々は彫刻のように動かない。ひきつけを起こした老人の姿はすでになく、彼の行方を進んで口にする者はいなかった。

SN-ST-2 海辺の小道

海辺で育った彼は、海を眺める自由を渇望していた。
ティアゴは街を離れるようとジョディを説得し、グランファーロに関するすべてを彼に教えた。黒い海に相対した人々は、行き場をなくしているようだ。
イラスト「青年の夢」
海とはどんな場所なのだろう？エーギルの血を引く青年には、それを想像の中で思い描くことしかできない。
今は海辺に足を踏み入れるだけでも、冒険と呼べる状況なのだ。

SN-2 広場南の道

彼らが海を信仰するのは、大地に絶望したからだろうか？
SN-2戦闘後
アビサルハンターたちの登場で、邪教徒は散り散りになっていく。ウルピアヌスと名乗る狩人が暗躍し、カルメンとグレイディーアもまた接触を果たす一方で、エリジウムは、邪教徒の残した資料の中から手掛かりを発見したようだ。

狭い路地

カーテンの隙間から、警戒の滲む老人の眼が覗く。十数年前同様の経験をした彼らには、この状況は既視感のあるものだった。あの時、再建の希望は潰され、踏みにじられた。その上あろうことか、手を下したのは彼らが深く信じていた人々だったのだ。
アイテム「黄ばんだ集合写真」
それはどのような時代だったのだろう。熱意には熱意で報いられ、理想には理想で応じられていた「その頃」。信じがたいことにグランファーロでは、島民とイベリア人は仲良く肩を並べて共闘していたという。海と戦う彼らには、互いの出自を気にしている暇などなかったのだ。その時は、災厄のあとの反感も暗い雰囲気も一掃され、全員の眼に海だけが映っていた。
とはいえ、もちろんそこにあったのは海との戦いだけではない。人々は友情を深めていき、愛情が芽生えることもあっただろう。そうして、「イベリアの眼」の彫刻が町の広場に建てられた時には、誰もがそれに酔いしれたのだ。皆がそこで集合写真を撮り、曇りない笑顔で写っていた。黄金時代がついに戻ってくるのだと、ちょっとした工夫と努力をすれば万事は好転していくのだと、全員がそう信じていた。
それが、黄金色に輝いた最後の残照となることなど、誰一人想像もしていなかったのだ。
兄弟同然だった友人は暗がりに姿を消し、心血を注いできた計画は中止になった。挙げ句、灯りを手にしたお偉方が、「お前たちの中に邪教徒がいる」などと言い出したのだ。
老人は、ベッドサイドに伏せて置いていた写真を見つめた。かつての眩しい夕焼けはすでに色あせている。
夢は打ち砕かれたのだ。
怪物と人間、恐ろしいのはどちらだろうか？
- カーテンが引かれ、人々の警戒の眼差しを隠している。

誰もいない店

誰もいないはずの店から物音がした。それは足掻く誰かの立てた音か、それとも……→調べる/離れる
調べる→一匹の恐魚がカウンターの後ろにうずくまっており、その向かいに老婆が一人座っていた。
老婆と恐魚の間には、図面が山ほど広げられている。老婆の顔はフードの影に半分隠れていたものの、彼女が目の前の恐魚を見つめていることは確かだ。――その昔、彼女は才能のすべてをイベリア最大の遠征へと捧げたが、かの冒険は恐るべき静謐に飲み込まれてしまった。
苦しみと足掻き、幻滅を経験した老婆は、地域も国家も超越したより大きな目的へと身を投じ――生き物に到達しうる完全な理想郷を追い求めるようになったのだ。
何よりも、あの教会に加われば、彼女は夢中で打ち込んできた季節風や水文学の研究を続けることができた。
裁判所がやってきた今、これまで心血を注いできた研究の結晶は燃やさねばならない。ここに記した学説は、二度と日の目を見ることはないだろう。彼女はそれを大いなる進化の一部たるその恐魚に捧げようと決意した。
恐魚は彼女の目の前をただ徘徊するばかりだ。しかし幸い、彼女は我慢強い人間だった。
- カウンターの後ろにはもう何もない。

放置された小屋 (SN-2クリア報酬)

岩礁広がる岸辺には今も作業小屋が並んでおり、かつての賑わいを思わせる。災厄のあと、人々は一縷の希望を取り戻そうと各地からこの町へ集まってきたのだ。しかし今ではここは廃墟となり、トタンは崩れ、再建に使われた貴重な資源が手つかずのまま、そこかしこに散らばっている。
- 使えそうな物はもう残っていない。

SN-ST-3 無人の大通り

ひと気のない町で、異郷の旅人が歌う。
AUSと出会った狩人たちは、町が攻撃を受けていることに気付いた。彼女らが町を守って戦う中、エリジウムはウルピアヌスによる襲撃を受ける。その頃、スペクターはアマイアとの邂逅を果たしていた。

変形したポスト

ポストの中に、奇妙な装置が詰め込まれていた。その側面にはエーギル語で「野外用サバイバルユニット」と刻印されている。見たところ「リトル・ハンディ」のパーツとして使えそうだ。これを置いて行ったのは何者で、その人は誰に何を伝えようとしていたのだろうか？
- ポストは空っぽだ。
アイテム「野外用サバイバルユニット」
「『野外用サバイバルユニット』は、あなたと『リトル・ハンディ』が海底に潜む災厄の牙や、時折運命によって放たれる罪深き毒矢に立ち向かう時、役立ってくれることでしょう。都市外への探索や、まだ見ぬ陸への挑戦を求めるエーギル市民の旅に必携の一品です。」
……で、真面目な話、この滑車だの細いワイヤーだのがどうサバイバルの役に立ってくれるんだ？とりあえずつけてみたらいいのか？

SN-TR-1 懲罰軍前線基地

ここにも、あそこにも――奴らはどこにでも現れる！

SN-3 静かな遊歩道

あの連中は我が物顔で歩き回っている。
SN-3戦闘後
溟痕の出現に、カルメンとケルシー、そして狩人たちは危機感を示す。その頃、私欲に走った町民たちは、ジョディを引き渡して難を逃れようと画策し、ジョディはティアゴに逃がされることになる。町を出た彼はウルピアヌスからも追われるが、それを救い出したのはエリジウムだ。

倒壊した住居 (SN-3クリア報酬)

この辺りは昔、エーギルの「島民」が多くいる居住区だったようだ。看板に、イベリア風のものではない模様がかすかに残されているのが見て取れる。今や荒れ果てたこの場所には、物資を持ち出す暇もなくここを去った、かつての住民たちが置き去りにした物ものが残っていた。
- 家屋のあった場所に残されているのは、役に立たないガラクタばかりだ。

焼け落ちた研究所

燃え残った設備を見るに、この焼け落ちたばかりの建物は、少し前まで秘密の研究所として使われていたようだ。深海教徒たちは、ここで進化の秘密を解き明かそうとしていたのだろう。彼らはただ盲信するばかりでなく、探求をも行っていたのだ。→資料棚の火を消す/検体保管庫の火を消す/離れる
資料棚の火を消す→資料棚の中のファイルは、何とか焼失を免れたようだ。
資料棚には、深海教徒が長い時間を費やして集めた研究資料が保管されていた。ファイルに振られた番号と日付から、この研究は随分と昔に始まっていたことが見て取れる。
進化の終点という未来への約束は、あまりにも魅力的で現実味のあるものだった。その目的のため、素晴らしい頭脳の持ち主たちが昼夜を問わず働き続け、我が身を捧げてしまうほどに。
ファイルの見出しには、恐らく記録者である深海教徒が記したのだろう走り書きがあった。
「進化の一部となることは、すべての苦しみから真に解放されることを意味する。」
- ファイルはすでに持ち出されている。資料棚は空っぽだ。
検体保管庫の火を消す→検体保管庫の中のサンプルは、何とか焼失を免れたようだ。
検体保管庫には、既存の進化記録の中では目にしたことのないような写真や解剖図、組織サンプルなど、膨大な数の物ものが保管されていた。
進化の終点という未来への約束は、あまりにも魅力的で現実味のあるものだった。その目的のため、素晴らしい頭脳の持ち主たちが昼夜を問わず働き続け、我が身を捧げてしまうほどに。
深海教徒たちは、崇拝する生き物に対してどのように接していたのだろう。メスで恐魚の皮膚を切り裂く時、彼らもその痛みを感じていたのだろうか。
あるいは、人類の好奇心がその信仰を凌駕していたのだろうか。
- サンプルはすでに持ち出されている。検体保管庫は空っぽだ。
アイテム「恐魚の研究サンプル」
「恐魚は美しい生き物だ。一点注意していただきたいのだが、これは単なる修辞的な言い回しではない。同僚たちは常々、私をロマンチストすぎると言うし、その通りなのかもしれないが、それでもこう書かずにはいられない。私からすれば、恐魚はどれも、短く繊細な詩の如き存在だ。そこにはリズムがあり、韻があり、存在自体が鑑賞されるべきものなのだ。」
「この多種多様な姿を持つ生き物たちを見てほしい。文学者たちは、なぜ一つの詩文が人の心を動かして止まないのかということを、手を尽くして分析するのだろうが、我々が行っているのはある種それと同じことだ。ゆえに、使者は許してくださるだろう。我々は大いなる進化を傷つけているのではなく、それに更なる輝きをもたらすものは何なのかを分析しているだけなのだから。」

廃工場

放棄されたまま幾年も経つ工場には、巨大な機械の間に、血肉を食い荒らされて荒野に骨を晒す遺骸のような、未完成の船の骨組みが置かれていた。グランファーロと共に生まれたこの工場がこんな結末を迎えるとは、大志を抱き建設に携わった人々は夢にも思わなかっただろう。→工場を調べる/離れる
工場を調べる→価値ある物の大半は持ち去られていたが、当時の接収担当者は、隅にある工具箱を見落としていたようだ。
工具箱の中には数枚の設計図と一冊の手帳がしまわれていた。設計図には、災厄より前、イベリア黄金時代の壮大な建造計画による大きな軍艦が描かれており、そこには船の設計責任者であるブレオガンのサインが入っていた。
だが、グランファーロもこの工場も、災厄のあとに築かれたものだ。ここで試作する予定だった船は、かつての大艦隊における一番小さな船と比べても、おもちゃ同然の代物だった。
ここにいた技師が再現不能の設計図を持ち歩いていたのは、技術的な参考にするためだったのだろうか。あるいは、在りし日の夢を手元に置いておくためだったのだろうか。
滑稽なことに、その黄金時代への拙い模倣でさえ、今では過去の遺物でしかない。
- 調べる価値のあるものは、もはや何一つ残っていない。
アイテム「走り書きされた手帳」
「『グランファーロは君たちを必要としている。共にこの場所でイベリアの栄光を取り戻そう。』――彼らが最初に告げたのはそんな言葉だった。そう、このまま膝をつくことを良しとしない我々はここに集い、自分たちの町を作り上げたのだ。イベリア人は災厄などには屈しないし、島民の兄弟たちも我々の仲間に加わってくれた。彼らの技術的な才能は驚嘆に値する。とはいえ、ブレオガン閣下がエーギル人であることを思えば、それも不思議ではない。」
「私は、ブレオガン閣下と一緒に仕事をしたことはないが、彼の設計図を目にして以来、それは一生ものの心残りとなった。造船所には、彼のもとで働いていた上に、港町の建設にも関わったという老練の技師がいる。しかし、その技師は閣下に関連することを何一つ語りはしない。それどころか、誰も閣下のことには触れようともしないのだ。一体なぜなのだろうか？」
「何にせよ、この設計図は製図台のガラス板の下に敷いておくとしよう。こうした美しい船を設計し、建造することは二度とできないのかもしれないが、それでも、かつて我々がそれを有していたことを思い出させるのも重要なことだ。」

SN-ST-4 海に臨む大通り

海沿いの長い大通りで、二つの文明の代弁者たちが話し合いをしている。
存在自体に意義を持つこのグランファーロの町で、裁判所とアビサルハンターたちは協議を行うこととなった。イベリアの眼の捜索は目前に迫っている。

コールドリーフ港

災厄はイベリアの海岸線を完全に作り変え、七十年以上前に築かれた偉大なる港町は、とうに跡形もなく海へ沈んでいった。このコールドリーフは当時のそれとは比べものにならない小さな港だが、それでも、巨大船舶用の停泊スペースが用意されている。かの巨艦は、実際には二度と戻らなかったというのに。→乗船準備をする/離れる
乗船準備をする→港には、懲罰軍が用意していた小船がいくつか係留されている。この船たちは、これから始まる初航海において、今まで経験したことのない波風に晒されることになるだろう。
グランファーロの建設計画が頓挫したあと、コールドリーフ港はほとんど使われなくなった。出航記録に残っているのは、裁判所と懲罰軍の計画した小規模探索任務くらいのものだ。
その上、そうした任務から帰還した者はいない。
けれども今日、この寂れて久しい港はついに、再び船を見送ることとなった。乗組員たちは、遠い海を今なお見渡しているだろう「イベリアの眼」を探すべく旅立つのだ。
懲罰軍は前もって、航海の準備をしてくれていた。そして、港の年老いた労働者たちは、遠洋へと漕ぎ出そうとする人々のために物資を積み込むという、慣れない作業をこなしてくれた。やがて、小さな船はゆっくりと港を離れ、送り出す皆の視界から消えていく。
老いたる働き手は、先の短い残りの人生で、こうして船を見送る機会は二度とないかもしれないと思った。
- 船は出航した。予定通り戻ってくることを祈ろう。

埃まみれの倉庫 (イベントミッション報酬)

倉庫の中には、今なお次の航海に備えて、物資が蓄えられたままになっている。けれども一つ問題なのは、次の航海がいつなのか、そもそも「次」がやってくるのかを誰も知らないということだ。
- 倉庫の物資は空になった。

イベリアの眼

この灯台が災厄を逃れた理由を知る者などないが、それはどれほど恐ろしい波風を以てしても、人々が海へと目を向けることを止められはしないというだけのことなのかもしれない。イベリアの眼は閉じられてはおらず、ただひと時の間曇らされているにすぎないのだ。
アイテム「血塗れのスケッチ」
ある雨の夜、とある大審問官がよろめきながら駐屯地へと戻ってきた。脇腹に穴が空くほどの重傷を負ったまま、冷たい雨の中、長い道のりを歩き続けた彼女が生きていること自体、奇跡のようなものだった。人々は少しでも彼女を温めてやろうと焚火のそばへ連れて行ったが、それはほとんど効果がなく、彼女を診た医師には、その血がすでに流し尽くされようとしていることがわかった。
機転が利き、決断力があることで知られるこの大審問官は、小隊を率いて、ある深海司教の捕獲任務に当たっていた。それまでの彼女の仕事ぶりは素晴らしく、その任務もそう危険なものではないかのように思われた。しかし一週間前、彼女の小隊全員と駐屯地との連絡は途絶してしまった。確かに現在のイベリアは、瓦礫の上に秩序を再建すべく奮闘している最中で、アクシデントが起こること自体は珍しくもない。だが、それが胸の痛む出来事であることに変わりはなかった。
そして今、なんと彼女は戻ってきてくれた。ふと、医師はその右手が固く何かを握り込んでいることに気が付いた。大審問官はもはや力加減も効かない様子で、己の手のひらに爪を突き刺してしまうほどにこぶしを握り締めている。彼女はまだ苦痛からの解放を望まず、なおも耐え続けようとしていた。誰かを待っているのだ。
カルメン閣下がついにご到着されると、大審問官は肺から最期の息を吐き、弱々しくも、駐屯地すべてに聞こえる声でこう告げた。
「灯台は、未だ健在です。朋友の眼は、今も見守ってくれています。」
このスケッチは、握り締めたその手の中から見つかった物だ。

SN-ST-5 上陸地点

その眼は閉じられ、十数年もの間、誰の妨げも受けず眠り続けている。
町に残ったカルメンとケルシーは、懲罰軍の到着を待ちながら、邪教徒の一掃と前線基地の設営を計画する。一方で、航行は順風満帆とはいかず、狩人たちは恐魚の脅威に晒されながら、イベリアの眼へと辿り着いた。ジョディが扉を開こうと試みる中、そこへさらなる来客が現れる。
イラスト「イベリアの眼」
過ぎし日にこの地を訪れ灯台を目にした者たちは、全員ここに眠っている。
けれど、この灯台が象徴する志を我々が覚えている以上、彼らの犠牲は記憶に留め置かれるべきだ。

SN-4 灯台入口

灯台へと入る前に、障害を取り除かなければ。
SN-4戦闘後
イベリアの眼を起動させるべく、ダリオがその入り口を守り、ジョディはアイリーニと共に中へと踏み込んでいく。しかし、海から現れた「最後の騎士」は、この灯台を打ち砕くべき「大波」だと思い込んでいるようだ。

灯台守の小屋

この小屋には、生活の痕跡がそのまま残されている。当時、かの災厄は前触れなく起こり、ここに駐在していた灯台守は音信不通となった。しかし、六十年以上過ぎた今も、ここには窓から海を見つめる守人の姿がある。身体が朽ち果て、眼孔が空となっても、責務を果たし続けているのだ。→日記を読む/引き出しを漁る/離れる
日記を読む→日記には、灯台守がここで過ごした日々が記されていた。ある日、静寂の大波がすべてを飲み込んだ時、彼らは自分たちが海の真ん中に閉じ込められたことに気が付いた。初めは恐怖とパニックに陥り、次に脱出を試みたものの、最終的には己の運命を受け入れるよりほかになかったようだ。
尊厳を、文明を、そして人が本来拠り所とするすべてを捨ててしまえば、生き延びることはそう難しくもない。「任務を終えた」仲間は皆、ほかの仲間が監視を続けるための糧となった。
最後のページには、数滴のしずくが落ちて文字が滲んでいたものの、かろうじて内容を読み取ることはできる。
「我々の行いが罪深いことであろうと、冒涜的なことであろうと――それは、勝利を目的としたものではなかった。私たちはただ、敗北の訪れを少しでも遅らせたかっただけだ。」
引き出しを漁る→引き出しを開けると、灯台守の持ち物が綺麗に収納されており、大切に保管していたようだと思わせた。たとえば、激しい戦闘で使われたのだろう折れたナイフ。そして、数本のタバコが入った箱。残念ながらマッチは見当たらない。持ち主はしばしばそれを嘆いていたことだろう。
それから、できる限り修理したらしい痕跡のある、バラバラになったいくつかのアーツユニット。加えて、写真も一枚入っている。それは時間と共に朽ちてしまって、もはや何が写っていたかもわからなくなっているような代物だ。
さらには、小型の通信端末も収められていた。そのチャンネル調整用のつまみは、擦れてつやつやと鈍く輝いている。
そうした物もののほか、何の肉かもわからない風化した干し肉も見つかった。
アイテム「消えた灯り」
イベリアの経典における教えによれば、灯りが導く先にあるのが進むべき道であり、灯りが留まるその場所こそが守るべき故郷である。灯りを絶やさぬ限り、希望もまた不滅のものとなるのだ。けれどそれなら、灯りが消えてしまった時はどうすればいいのだろう？国教会時代にも、裁判所時代にも、経典を読み解く学者たちは皆それを語ることを避けるか、あるいは「心の灯りに点した炎は永遠に消えることなどない」と言って適当にあしらってきた。時折、革新的な信念を抱いた人物が、「灯りが消えることあらば、この身を焚き木とし、再び燃え上がらせてみせよう」などと気概に溢れた宣言をすることもあるが、それを実現するのは非常に難しいことだ。
灯台に閉じ込められた守人は、この問いについて考えた末、「暗闇の中で生き続ける」という結論を出したようだ。

制御室外側の廊下 (SN-4クリア報酬)

この灯台こそ、老人たちが口々に語り、ジョディが夢にまで見てきた「イベリアの眼」だ。この廊下や階段はジョディの両親が踏みしめたかもしれない場所であり、このパネルにも、二人が触れたことがあったのかもしれない。
ジョディはその場に、少しでも懐かしい気配を感じ取ろうとした。彼はそれまで幾度となく両親の姿を思い描いては、彼らが灯台の間を行き来する様子を想像してきたのだ。そして、ノートに書き残された言葉の一つ一つが、目の前の現実と一致していることを、彼は今確かめつつあった。
――もしかすると、二人の遺骨は今もこの灯台のどこかで眠っているのかもしれない。そう考えたジョディは、思わず身震いした。今や彼自身もここに立ち、その手はコントロールパネルに触れている。となれば、彼の運命はどこへ向かっていくのだろうか？
ジョディはそれ以上考えるのをやめた。その出自や彼自身の価値、そして立場がどうであれ、使命を果たさねばならないことには変わりないのだ。
彼は自身の荒唐無稽な夢のために、ここへ立っている。その心には確かに、緊張も怯えもあるかもしれないが、迷いは少しもありはしない。
- ここにはもう誰もいない。

SN-5 灯台制御室

勇気の剣で災いを退け、希望の炎で灯りを点せ。
SN-5戦闘前
イベリアの眼は再び光を取り戻し、「最後の騎士」は去った。一方グランファーロでは、ジョディを連行されたと聞いたティアゴが深海教徒に接触を始めている。他方で、町へ増援に来るはずの懲罰軍は、溟痕に足止めされているようだ。
SN-5戦闘後
狩人たちとアイリーニは、ダリオとジョディに灯台を任せ、狂人号が発する信号を追って船へと向かうことにした。一方でアマイアとウルピアヌスは、先んじてそこへ辿り着こうとしている。その頃、深海教徒とティアゴの会話を聞いていたエリジウムは、深海教徒に捕らえられてしまっていた。

半開きの金庫 (SN-5クリア報酬)

金庫の中には、イベリア大艦隊が霧の中を探索して作り上げ、海洋征服の支えとしていた古びた航海図が入っていた。しかし、残念ながらこれは今ではただの紙くず同然だ。また、金庫の下の段には、もはや誰も使うことのないわずかな物資が保管されていた。
- 金庫に入れておくほどの物はもう残っていない。

壊れた戸棚

壊れた戸棚の中に、複雑な構造の装置が立てかけられていた。その側面にはエーギル語で「家庭用ヘルパーモジュール」と小さく書かれている。見たところ「リトル・ハンディ」のパーツとして使えそうだ。大切に仕舞い込まれていたようだが、これはどこから持ち込まれたものなのだろうか？
- この中はもう空っぽだ。
アイテム「家庭用ヘルパーモジュール」
「『家庭用ヘルパーモジュール』は、ご自宅の「お掃除専門家」のコアモデルを更新し、パフォーマンスを向上いたします。この装置がお家の埃を一掃し、心の汚れも洗い流してくれるでしょう。ご使用の際には『リトル・ハンディ』に接続してください。」
「聖徒の御手」は、裁判所が一部の過酷な前線に配給する戦場支援装置である。これは聖徒のご意志のもとに、すべての穢れを排除するだろう。なお、この装置がエーギルの島民から没収されたものだという噂はあくまで流言である。鵜呑みにせぬよう。」

航跡

クリックでステージ「グランファーロ」クリア

失われし旗艦

スタルティフィラ
- スタルティフィラ、またの名を「狂人号」。災厄が起きた時、偉大なるかの旗艦とそれが率いるイベリア大艦隊は、航海のさなかにあった。大いなる波はすべてを飲み込み、過去の亡霊だけがいまだ彷徨い続けている。
- アイテム「旗艦建造用の設計図」
  スタルティフィラ、またの名を「狂人号」。その設計図が王室や貴族たちの元へ届けられた時、権力者の中で最も愚かな者にさえ、その意味するところは理解が及んだ。エーギルから来たあの技師は、常々海の脅威とやらをうるさく説いており、彼の言い分を聞くのには皆うんざりしていたのだが、我慢した甲斐はあったようだ。
  無論、嫌われ者の技師当人はこの船を科学研究用の物だと主張し続けたが、王室の強力な介入のもと、脅威への対抗手段を口実に、結局船には強度の高い装甲と、大口径の主砲が取り付けられた。
  そうして、あとは「脅威」と見なす対象を少しぼかしてしまえば……
  人々は、概念的なものより実体のあるものにこそ憎しみを抱き、理想よりも目に見える利益にこそ貪欲になるものだ。ゆえに、この船は海との戦いより前に、まずはイベリアの敵との戦いで用いられるべきなのである。恐らく、あのエーギルもこの程度の些細なことを気にはしないだろう。
SN-6 中央通路
- スペクターはついに、砕け散った鏡の中に完全な自分を見出した。
- SN-6戦闘前
  狩人たちは黄金の大船に辿り着いた。そこでシーボーンに出くわした彼女らが追跡と戦闘を行う中、ついにスペクターに正気が戻る。
- イラスト「霧を破りて」
  霧の向こうから、黄金の亡霊が姿を現した。六十余年の歳月にすら、その輝きを覆い隠すことはできない。
  ――来訪者たちよ。そのささやきに立ち向かう覚悟はあるか？
将校の休憩室
- 休憩室には、壊れた美術品が散乱していた。切り裂かれた大きな油絵、砕けてしまった純白の石像、へこんだ銅製のレリーフ……そして、中には銀で飾られたビリヤード台や、手描きらしい複雑な図案の入ったトランプなど、一風変わった物もある。→休憩室の中を調べる/奥の部屋の扉を開ける鍵が必要/離れる
- 休憩室の中を調べる→そこにあったメモには、過ぎていった年月の痕跡がなぜかはっきりと残っていた。それは剥がされることも、交換されることも、埃を払われることもなくただそこに留まって、どれだけ月日が流れても、書き手の伝えたかったメッセージを忠実に伝え続けているのだ。
  「触るな！すべて俺の宝物だ。一つでも欠ければ容赦はしない。」
  「次に喧嘩をする時はもっと自制的にやれ。この船にはもはや、俺たちがどこから来たかを証明するものは、多くは残っていないと忘れるな。」
  長い時間が過ぎ、それを目にしていた者すら姿を消して久しい今も、その筆跡は優雅で威厳に溢れるものだった。
- 奥の部屋の扉を開ける(船員の宿舎で鍵入手後)→鍵のかかった扉を開けると、休憩室の奥のその部屋が、小さな会議室だということがわかった。どうやらここでの最後の会議は望ましからぬ結果に終わったようで、床には書類や報告書が散乱し、その上に慌ててつけられたらしい足跡が残っている。
  会議室には、大艦隊の船すべての位置を記すための大きな海図がかけられていた。しかし、今ではそこにほかの船を表すマークは一つもない。ただ無限に広がる海を象徴するかのようながらんとした海図の青を背景に、この旗艦だけがぽつりと浮かんでいた。
  テラの歴史上最大級の艦隊は、この青の中へと静かに溶けていったのだ。
  かつてのイベリアが抱いていた、誇りと野望諸共に。
洗面所 (SN-6クリア報酬)
- 洗面所の中は、ほとんどすべてが真新しく見え、今も蛇口から水を出すことすらできた。しかし、不思議なことに、鏡だけはどれも砕けており、そこに映る景色もひび割れていた。また、洗面台の下の収納箱には、まだ使われていない備品が残っている。
  - 洗面所には、取るに足らない物しか残っていない。
船員の宿舎
- 宿舎のほうから、何かが繰り返し壁を叩いているような、規則的で、空虚で、単調に続く奇妙な音が聞こえてくる。→扉を開けて調べる/離れる
- 扉を開けて調べる→案の定、そこにいたのは恐魚だった。それはよろめきながら歩みを止めて、振り返る。
- 恐魚にも「混乱」することがあるのなら、目の前のこれは今まさに相当混乱しているだろう。どうやら長いこと壁と戦い続けていたようで、恐魚の身体の側面にはぶつけるあまりに分厚い角質層ができている。このまま閉じ込められていたら、いずれ恐魚は脱出を諦め、同族の餌となっていたかもしれない。
  その身体には、いつかの格闘の痕跡らしき鍵束が深々と突き刺さっていた。恐らく、この恐魚と戦った人物は、手にした刃が折れたあと、身につけていた中で一番鋭いものを取り出して、最期まで足掻き続けたのだろう。
  そうして突き刺さった鍵による傷が、恐魚の神経節にまで達したせいかは定かでない。だが、ともあれこの恐魚は何らかの要因で宿舎に逃げ込み、壁と格闘するよりほかになくなってしまったようだ。
  あるいは、もしかすると……
  何であれ、今はあの鍵を引き抜いて、その惨めな生命に終止符を打ってやるとしよう。
  - この部屋には、誰にもぐっすり眠れそうにないぼろのベッドしか見当たらない。
工具室
- この場所は工具室だったようで、スタルティフィラのメンテナンスに必要な機材と工具、消耗品などが保管されている。とはいえ、恐ろしい災厄を経て動力系統が完全に壊れてしまった船を、ここにある工具だけで修理するのは難しいことだったのだろう。→戸棚を調べる/引き出しを漁る鍵が必要/離れる
- 戸棚を調べる→そこにあった装置を前にすれば、諸国のどんな名工でも途方に暮れることだろう。それは装置の構造が複雑だからでも、その中のアーツユニットの操作が難しいからでもない。
  むしろこうした道具は概して扱いやすく、いくつかスイッチを入れてボタンを押せば起動し、極めて効率的に仕事をこなしてくれるものだ。唯一の問題は、それがどんな原理で動いているのかが誰にもわからないということだろう。
  その装置は、合理的な駆動システムもエネルギー供給源も持ち合わせていない。なぜ今なお稼働するのかなど、誰にも知り及ぶところではなかった。それはどこか、大方の人類には足無くしてどう歩けばいいか、手無くしてどう物を掴むかを想像できないことにも似ている。
  そもそも、源石の使い方からしてまるで違うのだ。
- 引き出しを漁る(船員の宿舎で鍵入手後)→引き出しの底には一枚の黄ばんだ紙が貼り付けられ、その隣には目の覚めるような赤いペンキでこう書かれていた。「ここで落ち込むのはよせ！甲板には出るな！海に飛び込んじゃダメだ！これをよく見て覚えておけ！自分が誰かを忘れるな！」
  貼られた紙のほうは、将校手帳から切り取られたもののようだ。この大船を「イベリアが誇る海上宮殿」「高貴なる王の旅する玉座」と言葉を惜しまず賛美する文面が見受けられる。
  そんなスタルティフィラの乗組員として、幸運にも選ばれた将校や研究者たちは、イベリアの黄金時代でも傑出した実力の持ち主だったのだ。
  紙に書かれたある一節にマーカーが引かれている。「一時代の中で、人々の記憶に残る名前は限られたものだけだ。歴史というのは残酷で、平凡な人間のことはすぐさま忘れ去ってしまうが――おめでとう、誉れ高き我らが乗組員よ。君は必ず歴史に名を刻むことだろう！」
貯蔵室 (イベントミッションクリア報酬)
- 貯蔵室には予備の帆布が山ほど収められていた。広げてみればそれは、金糸で飾られ、イベリアの国旗が丁寧に刺繍された巨大な帆だ。もしかすると、この部屋でも物資を見つけられるかもしれない。
  - 貯蔵室には、取るに足らない物しか残っていない。
SN-ST-6 下層ホール
- 彼の眼は怒りに見開かれ、その手は数十年もの間、舵輪を放しはしなかった。
- シーボーンを追ううちに、この船の主人、アルフォンソ船長が姿を現した。数十年の時を狂人号で過ごし、半分シーボーンになりかけながらも、彼は己の意志を失わずに生き続けていたのだ。しかし、船長は無情にも、ここから立ち去るようにと言い渡してきた。
- イラスト「昔日の玉座」
  昔日の玉座の傍らには、今でも揺れる影がある。
  彼らもまた、かつてはその栄光の一部だったのだ。
第一調理室
- 部屋の入口には、「第一調理室」の看板がかけられていた。その規模を目にするだけでも、そこから豪華な料理が運び出されていく在りし日の盛況ぶりは想像に難くない。→扉を開けて調べる/冷凍庫を調べる凍り付いて開かない/離れる
- 扉を開けて調べる→「第一調理室」はその名の通り数ある調理室の一つであり、このほかにも食材加工用の厨房やデザート専用のキッチンなど、様々な部屋があるようだ。ここでは船の乗組員たちに、その栄誉ある地位に相応しい、あるいは「相応しかったはずの」美味しい料理を提供していたのだろう。
  しかし、災厄とそれに伴う飢餓は人々から善良さを剥ぎ取ってしまうものだ。キッチンの隅についている黒く変色した痕が、瘤獣のステーキを切る時にうっかり散らした血によるものであることを祈るばかりである。
  加えて、どれほど強靱な生き物も海水を飲んで生きていくことはできないはずだが、調理室に取り付けられた海水淡水化装置は、何年も前に壊れてしまっているようだ。
  この海の真ん中でかの人々を待ち受けていた運命は、脱水症による死だったのだろう。
- 冷凍庫を調べる→冷凍庫を開けると、冷気が流れ出してくる。この冷凍庫はまだ機能しているようだ。
  冷凍庫の中には、恐魚の死体が何十体も整然と並べられていた。その種類は様々だが、原型をほとんど留めていないものもいくつかある。どれも断面は滑らかで、鋭利な何かで切り取られたのだろうと思われた。
  そしてそのほかにも、様々な形の奇妙な骨格が吊り下げられており、それは進化の過程における多様な模索の痕跡を集めたもののようにも見えた。骨の変色度合いを見るに、古い物から新しい物まで、数十年にわたって集積されているようだ。
  恐らくこの船は、言葉を持たない来訪者をも、もてなしてやっているのだろう。
SN-ST-7 宴会場
- 興が乗るまま楽しみ尽くそう。ここには酒杯がずらりと並び、部屋中に亡骸が落ちている。
- 深海教徒に捕らえられたエリジウムは、アマイアが彼らの先導者であることを確信する。一方で狩人たちは、狂人号と副船長ガルシアと共に生きようとする船長を説得できずにおり、シーボーンを狩りに向かう彼はその場を離れていく。
昇降機
- スタルティフィラの中央に据えられた巨大な天蓋付き昇降機は、この偉大なる戦艦の各層にある甲板を繋いでいる。これに乗っている間は、壁に描かれたイベリアの輝かしい風景を眺めることもでき、まるで世界の中心にいるかのような気分を味わえるのだ。
- アイテム「色あせた写真」
  現存する希少な資料によると、この設備は「天蓋付き昇降機」と呼ばれていたようだ。すでに色あせた写真の中にも、スタルティフィラの中央に据えられた昇降機の建設当時の姿を垣間見ることができる。安っぽいたとえではあるが、スタルティフィラをイベリアの王冠と見るならば、「天蓋付き昇降機」はそれを飾る一等輝かしき宝石と言えるだろう。これはブレオガンが各層の甲板を繋ぐべく設計した設備だが、実際に昇降機を作り上げたのは、かの時代を代表する偉大な芸術家たちだった。昇降機を囲む壁には、比類なく壮大な絵画が描かれ、至上の深みを持つ詩文が刻まれ、格別な感動をもたらす彫刻が施されたという話だ。ひとたび乗ればその間は、イベリア最高の宝を鑑賞する旅に出ることができるだろう。
  また、「天蓋付き昇降機」には、その建設計画への参加資格を巡って、三名以上の宮廷画家が決闘で命を落としたという噂もある。
訓練場
- 訓練場には、狩りの鐘の音で目を覚ましたらしい恐魚がひしめいていた。人々が切磋琢磨するために作られたこの場所は、とうに奴らの孵化するゆりかごとなっていたようだ。暗闇の中、無数の眼が不気味に光るのが見え、這い回る物音が聞こえる。その敵意は肌で感じられるほど強いものだった。→恐魚を掃討する/離れる
- →恐魚を掃討する→剣を抜け。生き残りをかけ、戦うのだ。
- 恐魚は所詮恐魚でしかなく、戦いはすぐに幕を閉じた。奴らは慌てて闇の中へと身を潜め、次の機会を待つことにしたようだ。――狩人たりえぬものは、獲物になるよりほかにない。狩りとはそういうものなのだ。
  見渡せば、一匹の大きな恐魚が同族に囲まれたまま死んでいた。その触腕には、壊れた懐中時計がぶら下がっている。それは、彫られた刻印から察するに、スタルティフィラの航海長のものだったようだ。
  しかし、恐魚がその群れに必要な進化を遂げるものなのだとしたら、収集癖を身につけることなどあるのだろうか？
  - 訓練場はすでに一掃された。
小さな教会
- 船内の小さな教会には聖像が据えられており、訪問者たちを等しく見下ろしている。かつては乗組員たちが自らの罪を懺悔し、魂を清めるためにここを訪れていたのだろう。しかし今や、この荘厳な一室に足を踏み入れるのは迷い込んだ恐魚くらいのものだ。→調べる/離れる
- 調べる→聖像はこちらを静かに見下ろしている。
- イベリア国教会は災厄が訪れる前から、ラテラーノの法による拘束を避けるべく、ラテラーノ教皇庁と距離を置いていたのだが、教皇閣下はそれにお気付きでなかったようだ。そうして最終的に、イベリア人は「己を救える者は己のみ」という結論にたどり着いた。
  この小さな教会は、まさしくその分離期における典型的な様式となっている。聖像が銃ではなく剣と灯りを携えているのがその証左だ。国教会は当時、新たな経典を編み上げた上で、国王の支持の元、イベリア独自の教皇を擁立しようとさえしていた。
  しかし、そのすべてが跡形もなく消え去った今、イベリアの導きとなるものは、もはや裁判所のみとなった。
  教会の隅には船員たちの軍帽が整然と並べられていた。その持ち主たちは恐らく、とうに海へと姿を消してしまったのだろう。けれども、このささやかな形見が飾られていること自体が、彼らを忘れたくないと願う誰かの存在を証明していた。
  よく見ると、ある帽子の下に、半分だけになったコードブックが置かれている。引き出して目を通せば、そこにはさまざまな暗号が記されていた。資料室の金庫のパスワードらしきものも書かれているが、それは不完全な状態で、もう半分を見つけなければ打ち込めそうにない。
  - 気になる物はこれ以上見当たらない。
- アイテム「埃を被った聖像」
  「諸君の提案をまたしても否決せざるを得なかったことを、申し訳なく思う。だが、私は君たちがついてきてくれることに感謝しているし、過度な謙遜をするつもりもない。確かに、イベリアは大いなる災厄に見舞われ、王室と貴族たちがもはやこの国を支える力を失ったことは誰もが認める事実となった。今や、イベリアの再建には国教会の力が不可欠だ。しかしそれでも、私は教皇の冠を戴くことにまだ抵抗がある。」
  「かの災厄から教訓を得るには時期尚早とはいえ――今のイベリアの混乱は紛れもなく、国の頂に座す権力者や貴族たちには民衆を正しいほうへと導くことなどできないと証明している。そして、彼らを貪欲にさせ、享楽に溺れさせ、取るに足らない利益を得ることにしか興味を持てない人間にさせたのは、その地位なのだ。ゆえに、我々はそれと同じ過ちを繰り返してはいけない。教皇一人と数名の司教を担ぎ上げ、それがすべての問題を解決し続けてくれると期待するような真似をすべきではないのだ。」
  「我々は最前線へと立ち続けなければならない。己が肉体で海からの侵攻を防ぎ、己が命運を賭して残された国土を守り、人々のために灯りを掲げて濃霧を晴らし、剣を手にしていばらを踏み越え進み続けるべきなのだ。そうして、罪深きものを裁き、穢れた悪には罰を与え続けよう。」
  「今ここに、イベリア国教会を裁判所として再編し、この場の九名を『聖徒』と称することを提案する。これより我ら九名は元の名を捨て、この国の名を自ら冠し、国家のためだけに奔走しようではないか。こう名乗ることは少々出過ぎた真似かもしれないが、我らが――そして私、カルメン・イ・イベリア自身が、その重責に背かずにいるために。」
パイプシャフト
- パイプシャフトはひどい有様だ。誰かが無惨に殺されたらしい形跡があり、この場に残された傷が剣によるものであることから考えて、手を下したのも人間だろうと思われた。→慎重に調べる/離れる
- 慎重に調べる→薄暗く雑然としたこの場所の、光が届かない隅のほうに、白骨死体が転がっていた。
- 一つきりと思われたそれは、よく見れば二体分の骨が絡んだもので、その内一つは……ひどくねじれて、折れ曲がっていた。その骨格は、ある種の恐魚のそれと非常に似通っている。
  二人の胸部があった場所には、一本のレイピアが突き刺さっていた。その柄は彼ら自身の手に握られており、それを突き立てたのが当人たちだったことを思わせる。
  二人はなぜ、こんな最期を迎えることになったのだろうか？彼らは一体どのような関係だったのだろうか？その死の間際、彼らは何を考えていたのだろうか？恐らく、もはやそれを知る術は残されていない。
  骸骨の向こうへ回り込んでみると、隅のほうに、半分だけになったコードブックが落ちている。拾い上げて目を通せば、そこにはさまざまな暗号が記されていた。資料室の金庫のパスワードらしきものも書かれているが、それは不完全な状態で、もう半分を見つけなければ打ち込めそうにない。
  - これ以上調べる必要はなさそうだ。
- アイテム「折れたイベリア式レイピア」
  たった一振りの剣に、どれだけの意味が担えようか。それは生み出された瞬間から、誰かの胸へと突き立てられる運命にある。名誉や儀礼、敬意といった意味をどんなに与えられようと、剣はあくまで殺し合いの道具で、いつかは血塗られる定めなのだ。それは変えようのない事実であり、しかしこの剣が血を見るに至った経緯は、通常とは少し異なっていた。あの二人は、命を奪い合ったその時、何を求め、そして何に駆り立てられていたのだろう。愛か、衝動か、あるいは憐憫だろうか？
  もしかすると、それは互いの魂を救わんとしてのことであり、その「救い」を与えるためには互いに滅ぼし合うしかなかったのかもしれない。
資料室
- この資料室には、イベリア大艦隊の全機密文書が保管されていたようだ。一つ一つの金庫の中に、人事情報や配備計画、戦術の手配などにまつわる、あらゆる資料がしまわれている。しかし、今ではそのすべてが紙くずの山と化してしまった。→部屋の中を調べる/ロックの解除を試みるパスワードが必要/離れる
- 部屋の中を調べる→室内には、天井近くまで積み上げられた大小様々ある金庫のほか、部屋の中央に置かれた机と数脚の椅子、そしてテーブルランプが置かれているだけで、無駄な物はほとんどない。この部屋のかつての管理者は、相当のしっかり者だったのだろう。
  ここにある金庫のほとんどは鍵が開いていて、中に入っている書類も今ではまるで意味を成さないものばかりだった。だが、ある大型金庫にだけはしっかりとロックがかけられており、それを開けるにはパスワードが必要になるようだ。
- ロックの解除を試みる(小さな教会とパイプシャフトでパスワード入手後)→金庫の重たい扉がゆっくりと開く。中はほとんど空っぽで、狂人号の船員名簿だけがぽつりと一冊残されていた。それに目を通してみれば、災厄がスタルティフィラにもたらした被害の凄まじさを垣間見ることができる。
  静謐が訪れた時、大艦隊のほとんどは正面から巨大な波にぶつかってしまい、大きな損失を出したようだ。波が収まったあと、スタルティフィラは一度、海面に生き残りの船や人員を探そうとしたものの、自身も動力系統に損傷を受けていたこともあり、大した収穫は得られなかったらしい。
  さらには、怪物たちが姿を現したことで、かの災厄から半月のうちにこの船は乗組員の半数を失い、甲板中が鮮血に染められた。一年が経つ頃には船内の補給物資が底を尽き、わずか百名余りの生存者たちは長い闘争へと身を投じることになったのだ。
  その後の記録には、おぞましい言葉ばかりが並んでいる。「裏切った」「気が触れた」「食われた」「変異した」……
  そして、名簿にはこう書かれていた。――「かの災厄から二十年の月日が去った今も、この船上には理性を保った生存者が十六人残っている。」……記された「今」は、すでに「昔」になっている。
SN-7 黄金の回廊
- 美醜を知らず、恐れを知らず、疲れをも知らない――そんな存在を何と呼ぶべきなのだろうか？
- SN-7戦闘後
  シーボーンは狩人や船長たちと一戦交えたのち、逃げ出してしまった。一方で、アイリーニは偶然ガルシアがピアノを弾く場面を目にし、この副船長にまだ理性があることを知る。その頃、造船士ブレオガンの遺産を前に、グレイディーアはかつての僚友の存在を感じ取っていた。
チェーンロッカー (SN-7クリア報酬)
- アンカー関連の機材は、大いなる静謐によって完全に破壊されていた。この部屋も長年放置されていたはずだが、誰かがここを秘密の倉庫として使っていたらしく、たくさんの輝く物ものが保管されている。
  - チェーンロッカーには、持ち出すべき物はもう残っていない。
メンテナンス通路
- メンテナンス通路の途中、壁沿いに変わった装置が置かれていた。その表面にはエーギル語で「運動量増加用プログラム」と書かれている。見たところ「リトル・ハンディ」のパーツとして使えそうだ。しかし、これがどのように運動を手伝ってくれるのかはまるで想像がつかない。
  - ここにはもう、持ち出すべき物は残っていない。
- アイテム「運動量増加用プログラム」
  「『運動量増加用プログラム』を『リトル・ハンディ』に取り付ければ、これはあなたに運動の楽しさを教えてくれることでしょう。健康な身体は素晴らしきアイデアを支え、みなぎる元気は清らかな心を養ってくれるものです。技術アカデミーと科学アカデミーの外壁は、ランニングの障害になどなりえません。ご自身の身体の弱さがその奮い立つ精神に追いついていないと感じた時、ぜひともご使用ください。」
  夜中に筋肉痛で目を覚ましたくないのなら、鍛錬は適度にするべきだ。
懲罰房
- 鉄格子にぐるりと囲まれたこの部屋は、そのプレートの文字によれば、懲罰房だったようだ。しかし、内側から破られてしまったらしく、ここはもはや、元の役割を果たせそうになかった。鉄格子は引き裂かれ、折られた鉄の棒があちこちに散らばっている。→注意深く調べる/離れる
- 注意深く調べる→意外にも、懲罰房の机には未完成の手紙が置かれていた。
- その手紙には、溟痕に似た質感の怪しげな粘液がぽつぽつと滴っている。けれども、時を経たそれはすでに乾ききっていた。
  便せんの上半分は比較的綺麗なもので、家族に宛てて書いていたらしい内容だ。手紙を書いた人物は、家族への思いと、そばにいてあげられない罪悪感を繰り返し綴っていた。
  しかし、滴る粘液が増えるにつれ、文字は次第に乱れていき、手紙の主は「もうすぐお前たちに会える」「子供たちにはプレゼントを持って帰ろう」などと書き残している。
  それ以降の内容はほとんど粘液に覆われてしまい、かろうじて「海」や「回帰」といった文言を読み取ることしかできなかった。
  手紙の最後の一行には、綺麗な字でこう書かれていた。――「我らは共にある。」
  - ここには、気になる物はもう残っていない。
- アイテム「粘液まみれの手紙」
  「手紙を書くのも、これで1172通目になる。残念ながら実際に送ることはできないし、今まで書いた手紙はすべて、引き出しに仕舞い込んだままだ。けれど、今回が本当に最後になるかもしれない。今、私は自分を懲罰房に閉じ込めているところだ。レイナは数日前、海に飛び込んでいった。あの子に祝福があらんことを（上から線を引いて消されている）」/n「（何行にもわたって打ち消し線が引かれている）すまない。自分をコントロールできないんだ。それより、今の暮らしはどうだ？恩恵（線で消されている）お前たちには本当に申し訳ないことをした。私を少しでも誇りに思ってくれているといいんだが。あと少しで耐え抜くことができそうなんだ。私は三十年耐えてきた。それがどんなに難しいことか、幸福が（インクの塊がいくつか落とされている）あと少しだ、あと少し耐え抜けばいいんだ。お前たちが心底恋しいよ。この言葉をこれまで何度書いてきただろう？いや、そんなことはどうだっていい。もうすぐお前たちに会えるんだから。」
  「必ず帰るよ。帰ってお前たちを抱きしめ、一族からの挨拶を伝えよう。（狂ったような字で綴られている）私は偉大な船に身を置いていた。守るために（線で消されている）イベリアを。子供たちにはプレゼントを持って帰ろう。何が欲しい？もしかして（判読不能の文字列）」
  「私は耐えている。まだ、耐え続けている。」
SN-ST-8 司令室
- 見渡す限り、その往く先に道はない。
- エリジウムは説得を試みるものの、ティアゴはそれに耳を貸さない。狂人号のほうでは、ウルピアヌスとグレイディーアが再会し、言葉を交わしていたが、なおも話を続けようとしたその時、「最後の騎士」が現れる。
- イラスト「狩人と狩人」
  同僚か、旧友か、あるいは敵か。
  それ以前に、彼らは皆運良く命拾いしただけの生き残りにすぎない。
製図室 (SN-8クリア報酬)
- 製図室は、探索の成果をまとめて海図を作るための部屋だった。しかし災厄のあと、海流や季節風、そして目印となる島など、海のすべてが様変わりしたため、何世代もかけて研究されてきた法則は崩れ、無用のものとなってしまった。ここでは、余っている物資を手に入れられそうだ。
  - ここにはもう、持ち出すべき物は残っていない。
SN-ST-9 メインブリッジ
- シーボーンは同類とは戦わない。そんなことをするのは人間だけだ。
- ティアゴが深海教徒に牙を剥く。彼の協力はあくまで、町を守るべく深海教徒と裁判所をぶつけ合わせるための演技だったのだ。その頃灯台では、ダリオが満身創痍になりながら、なおも恐魚と戦い続けていた。そしてスタルティフィラ号はといえば、狩りと乱戦が幕を開けたところだ。
- イラスト「証明」
  我々の身体にも、まだ人間らしい部分が残っていると証明するためには――
  人間にしかできないことをやってのければいいだけだ。
SN-8 観測所
- それは周囲のすべてと相容れぬものだ。
- SN-8戦闘後
  ティアゴは深海教徒によって命を奪われた。死の間際、彼はかつて愛した人と町に関する真相を知りたいと願うものの、カルメンはあえてその残酷な真実を語らなかった。一方狂人号では、進化を続けるシーボーンを前に、アイリーニが自ら成長を遂げ、ハンドキャノンを手に取っていた。
- イラスト「審判」
  彼女は自分が何と戦っているかを理解していた。そして、それは経典や法とは関係のないことである。
  ただ、生き抜こうとする人々を代表して、ほかの命の存続に対し、判決を下すのだ。
ブリッジの通路
- 六十年以上、二万日を超える時の中で、幾多の荒波と無数の危機を乗り越えてきたこの船は、不滅の国家イベリアと同じく、沈むことなど決してない。言うまでもなく、スタルティフィラはかくあるべきで、かくあり続けるほかないのだ。
  ひげをたくわえた白髪の船長が、舷窓から外を眺めている。視線の先に広がる海面には、風景と呼べるほどのものは何もない。初めの十数年ほどの間、彼は多くの時間を見張り台で過ごした。小島の一つでも構わないから、かつて故郷と呼んだ地をこの目で見たいと思ったのだ。
  けれどそこには何もなかった。視界に入るのは、果てしなく遠くまでを満たす水だけだ。その光景に彼は退屈し、焦燥し、憤り、そしてついには目を背けた。どうせ何も起こりはしない。彼の命運はもはやその場所と無縁のものなのだ。
  しかし、なぜだかこの時船長はふと、自分がこの名もなき海を見飽きていないことに気が付いた。そこで彼は、この馬鹿げた茶番を終わらせたら、何年も前そうしていたように、副船長と共に日の出を静かに眺めようと心に決めた。
  - 通路には誰もいない。
タラップ
- クリックでステージ「失われし旗艦」クリア

名もなき海

主甲板
- 主甲板に広がる溟痕は、無情にもすべてを覆い尽くそうとしている。時間が残した傷跡さえも消し去っていく、それこそが奴らの在り方だ。
- アイテム「甲板の平面図」
  イベリアの領土であればどこであれ、かの旗艦の甲板に、対応する場所を見つけ出すことができる。というのも、船の設計には数名の文学者と修辞学者が関わっており、各所の構成物は山々を、そして配線の位置関係は河川を象徴するなど、甲板にあるすべてのものには相応の意味が与えられているからだ。そのため、甲板の清掃を担当していた乗組員は、そこに傷がつくことも、穴が開くことも決して許さなかった。少しの汚れであろうとも、見落としてしまえばイベリアに恥をかかせることになる。いつしか、自分の故郷を象徴する場所を磨いてワックスをかけ、甲板のどこが一番ピカピカなのかを比べ合うことは、出身地域が違う乗組員同士の密かな競争の種になっていた。
  ある時には、荷物の積み下ろしを行うエリアの摩耗しやすい船板と、他のエリアの船板を交換しようとした者すらあり、それは厳しい叱責を受けた。象徴というのは得てしてそういうもので、我々には単なる想像に入れ込んでしまう節がある。
ウインチ
- ウインチのそばには大量の恐魚が集まり、その場にうずくまって、栄養豊富な筋繊維の塊へと自ら姿を変えていくところだった。奴らは己が属する群れへと文字通り身を献げているのだ。→掃討する/離れる
- 掃討する→こうもおぞましい進化を遂げた生き物は、殲滅されるべきだ。
  社会学者は、恐魚とシーボーンの社会形態をどう分析するのだろうか？いや、恐らく彼らにそれを求めることは難しいだろう。というのも、人間社会は我々の利己心と高尚な精神、そして臆病さと勇敢さの上に成り立つものだからだ。我々の醜さは時として、輝ける瞬間をももたらすのである。
  一方でこの生き物たちの己がコミュニティへの認識は、完全に我々の想像を超えたものだ。人類が献身を讃えるのは、それが道徳的かつ稀有だからこそである。しかし、恐魚たちはそうした視点から物事を見ることはなく、どんな選択にも卑劣かあるいは高尚かなどと意味を持たせはしない。
  奴らはたった一つの目標のみを目指しており、ありとあらゆる行動はそのためだけのものである。恐魚に地位などありはせず、個々の利益を得ることもない。ただ進化の終点に到達せんとするばかりの存在なのだ。
  ゆえにこそ、人類は奴らと徹底的に戦わねばならない。
  - ウインチ付近の恐魚は一掃された。
SN-ST-10 甲板室
- 振り返りたくない過去が背後から迫り、直視したくない未来が目の前で静かに待っている。
- 狩りの決着は付かず、またもシーボーンは逃げだした。アマイアと出会ったスペクターは狩りを任せて、彼女との戦いを始める。その一方、カルメンとケルシーはイベリアの眼へと辿り着こうとしていた。
右舷甲板
- 手負いのシーボーンは同族を喰らい、己が力を蓄え、逃げだそうとしている。自分が次なる進化の扉の目前まで迫っていることを感じ取っているのだ。→阻止する/離れる
- 阻止する→奴を止めなければ。
- 進化の突破口に立つそれに迫った危機を察してか、奴の血族が群れを成して通路を埋め尽くし、その身を挺して足止めしてくる。シーボーンはその群れの向こうへ飛び込んで、ここから逃げ去っていく。奴にはまだ時間が必要なのだ。
  - シーボーンはここから逃げ去った。あるのは戦いの痕跡だけだ。
船首甲板
- 手負いのシーボーンは栄養を求め、方向を探り、逃げ道を探している。奴は苦労して追い求めてきた答えまであと一歩だと理解しているのだ。→阻止する/離れる
- 阻止する→奴を止めなければ。
- 未来への希望の訪れを感じ取ったのか、奴の血族は文字通り一丸となり、命を賭して防護壁を築き上げてくる。シーボーンはその群れの向こうへ飛び込んで、ここから逃げ去っていく。奴にはやはり、まだ時間が必要なのだ。
  - シーボーンはここから逃げ去った。あるのは戦いの痕跡だけだ。
左舷甲板
- 手負いのシーボーンが立ち止まり、何かを思考し、理解しようとしている。奴にはまだ答えの出せない問題があり、解決法を探っているのだ。→阻止する/離れる
- 阻止する→奴を止めなければ。
- その生き物は、自らが生まれ、やがては還ることになる海を眺めている。奴には海に浮かぶこの箱の中で起きていることも、奴を害そうとする同族や異種族のことも、まるで理解ができなかった。
  そうして、奴は思考しながらうろつき回っていた。答えはすでに持っているのに、それを表現することはまだできそうもないと感じていたのだ。
  けれどあと少し、もう少しで掴めるはずだ。
  - シーボーンはここを去って行った。
SN-9 信号灯
- 過去と未来が、ここに引き裂かれる。
打ち捨てられた樽 (SN-9クリア報酬)
- この樽は六十年ほど前ならば、乗組員たちが祝いの席を思う存分楽しめるよう、嫌というほど強い酒で満たされていたのかもしれない。樽の中から見つかったボロボロの遺物は、絶望に飲まれた誰かが最後の一杯を飲み干して、その代金として置いて行ったものだろうか？
  - ここにはもう何もない。
SN-ST-11 メインマスト
- 久しぶりに会う仇敵を前に、気持ちの整理をどうつけるべきか――ここは一曲踊ってみてはどうだろう。
- スペクターとアマイアは戦いの中で言葉を交わす。しかし、ウルピアヌスが気配を隠さなくなったことで、時間稼ぎは無用と判断したアマイアは離脱し、シーボーンに身を献げに向かった。かくして、さらなる進化が訪れようとしている。
- イラスト「再会に舞う」
  舞踏会の時間がやってきた。滅多に訪れないこの機会、踊りに興ずる人々の邪魔をしてはいけない。
  久々に相まみえた彼女たちには、話すべきことが山とあるのだ。
- イラスト「育まれるものは」
  人間は献身を崇高で偉大な行為と見なしている。
  だがそれこそが、視野の狭さの表れだ。
水文観測所
- スタルティフィラは単なる軍艦ではなく、たくさんの研究施設を搭載した船でもある。この水文観測所では、未知の機械が規則的な音を発していた。しかし、その意味を理解できる人間は残念ながらもういない。
  そこには、精密な造りの装置が置かれていた。その底面にはエーギル語で「小型清掃用キット」と書かれている。見たところ「リトル・ハンディ」のパーツとして使えそうだ。
  - ここにあるのは、今でも動き続けている研究設備だけだ。
- 小型清掃用キット
  「『小型清掃用キット』は、あなたと『リトル・ハンディ』に汚れを根絶する力をもたらします。邪念は人の心から芽生え、土地をも蝕んでしまうもの。放っておけば、善良さは穢れに遮られ、栄光にも陰りが差してしまいます。本装置を使って毒素を取り除き、その浸蝕を防ぎましょう。」
  効果のほどは、匂いのきつさに比例している。
SN-10 儀礼広場
- 奴が目の前に立ち塞がる。異種の存在であるそれはしかし、ヒトと同じ自然の被造物だ。
- SN-10戦闘前
  イベリアの眼に辿り着いたカルメンとケルシーは、戦いの中で命を落としたダリオの姿を目の当たりにした。彼の守り抜いた灯台は無事、そこにある。狂人号では、アマイアの献身で進化を遂げたシーボーンが新たなる「静謐」を引き起こし、船は今や沈もうとしていた。
- イラスト「火葬」
  彼は炎の中に立つ。その姿を「守護者」と賛するのは実に低俗であり、冒涜的ですらあるだろう。
  彼は、その身を以て人間の存在を知らしめているのだ。
- イラスト「静謐」
  彼女は、星空から静かに現れた優美な生き物を見つめていた。
  その時、すべての音は雑音へと変わった。
- SN-10戦闘後
  狩人たちとアイリーニ、そして船長は共にシーボーンを瀕死へ追い込む。狂人号は最期を迎え、船長は船と共に沈んでいく。海で力を取り戻そうとするシーボーンだったが、ガルシアの執念とウルピアヌスの一撃で仕留められ、海底へ落ちていくのだった。
- イラスト「終焉を告げる音」
  かの旗艦が沈んでいく。崩れ落ちる鋼鉄の巨体が轟音を立て、時代はここに終焉を迎えた。
  ――とはいえその終焉は、とうの昔に、人々のため息の中に訪れていたのかもしれない。
- イラスト「海淵の光」
  深き海淵の下、輝ける都市が今も歩み続けている。そこは彼女たちの故郷であり、少し手を伸ばせば過ぎ去ったすべてに触れられそうにすら思われた。
  それでも、彼女たちには立ち去ることしかできない。
名もなき海
- かつてはこの海にも名前があったのかもしれないが、もはやどうでもいいことだ。呼称とは、必要があってこそつけられるものであり、今の海はただの「海」でしかないのだから。
- アイテム「ボトルシップ」
  小さな船を詰め込んだ瓶が、なぜ土産物として成立するかは誰にもわからない。だが、事実としてそれはイベリア中で大流行し、当時の子供たちは皆誕生日プレゼントに「狂人号」のボトルシップを欲しがった。彼らは瓶を日の光へとかざしては、想像の中で船を出し、空へ漕ぎ出して遠い海まで航海をしたものだった。
  しかし、災厄のあと、その流行はあっという間に廃れてしまい、ボトルシップが鎮座していたベッドサイドのスペースには、代わりに経典が置かれるようになっていった。その原因は単なる生活苦だけではなく、海や艦隊に関するすべてが人々の癒えない傷となり、それに触れるたび失望と悲しみ、屈辱を感じさせられるからでもあった。大艦隊は失敗したという結果だけが彼らの心に突き刺さり、そこへ至るまでの過程に関心を寄せる者はなかったのだ。
  この瓶の中の小さな船を宝物に感じられるのは、かつてのグランファーロのような、未来を諦めていない人々が集う町の人間くらいのものだ。
  けれども、今のグランファーロに、そんな人はまだ残っているのだろうか？
懲罰軍補給所 (SN-10クリア報酬)
- 懲罰軍は弱みを見せることもなければ、誰かに屈することもない。彼らはイベリアの堤防であり、大波はただ不浄の穢れを洗い流したにすぎないのだ。この補給所の兵士たちは今も、海の下に広がるイベリアの国土をじっと見つめている。
  - 補給の配分は予め決められている。何度も受け取ることはできない。
SN-ST-12 グランファーロ
- 出発地点に戻り、荷物を整頓するとしよう。道のりはまだ長く続いていくのだから。
- 海へ飛び込んだ狩人たちとアイリーニを救ったのはジョディだ。すべてが終わったそのあと、人々は狂人号の喪失という挫折の中から真理を拾い上げ、それを建材として、新たな戦いに向けて動き始めた。
- イラスト「偉大にして平凡な人」
  この若者は戦士ですらない、単なる普通の人間だ。
  彼がことを成し遂げられたのは、そうした事実を承知の上で、それでもやると決めたからである。
十字路
- クリックでステージ「名もなき海」クリア

古びた手記

序文
- 厚く埃を被った手記を開くと、そこには序文が短く残されていた。手記の筆者はその中で、自分は故郷を離れた哀れな男にすぎず、己の名前など重要ではない、と記している。彼は友人たちや自身の暮らしと経験を記録するため、そして記憶が波に流されてしまわないようにするため、筆を執ったそうだ。
  意外なことに、この手記は子供たちにも愛されていたようで、ページの隅にはしばしば彼らの落書きが見受けられる。もしかすると、陸で育った子供らも、身近なものから「エーギル」という朧気な故郷の姿を知ろうとしていたのかもしれない。
  手記のページはなぜかバラバラにされており、少しずつ物語を繋ぎ合わせる必要がありそうだ。
  - 序文の書かれたページをめくれば、物語がゆっくりと展開されていく。
手記のページ第一章
- 「ブレオガンは俺たちをこう説得した。――今のエーギルは自惚れという泥沼に沈み込んでおり、我々の都市は陥落しかけている。故郷が深淵に消えようとしているにもかかわらず、執政官たちは未だに勝利を信じ切っているのだ。それでも、我々は新たな可能性を見つけ出さなければならない。」
  「海はいかに広大であろうと、世界のすべてというわけではない。陸の人々は弱く、目先のことしか見えていないかもしれないが、恐らく彼らは変革をもたらす力を秘めている。何しろ、源石の災禍に蝕まれながらも、それを使いこなす術を身につけたのだから。」
  「――ブレオガンは、そこにエーギルが求める答えがあるとは保証しなかったものの、それは確かに新たな道ではあった。俺は最初に陸へ上がった瞬間のことを今でも覚えている。足元の砂浜はエーギルのそれと変わりなかったが、風に吹かれる感覚を知ったのは初めてだった。」
  - 手記の第一章は、在るべき場所へと綴じられた。
- アイテム「手記のページ・海岸」
  ブレオガンは友人たちと海岸に立ち、元来たほうへと視線を向けた。潮風はごうごうと吹いている。エーギルの都市は、どの波の下に隠れているのだろうか。
SN-EX-1 初上陸
- 奴らは贈り物を携えて、海の底からやってきた。
湿潤な夢 (SN-EX-1クリア報酬)
- 「最近、時折夢を見る。輝けるドームと、しっとりとした故郷の夢を。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
手記のページ第二章
- 「俺たちが上陸したこの場所は、イベリアという驕り高ぶる後進国だ。傲慢さとは、海陸問わず蔓延する、人類共通の疫病のようなものらしい。ここでは、災厄によってエーギルを離れた難民たちと共に暮らしていたのだが、陸の人々はそんな俺たちを『島民』と呼んでいた。」
  「とはいえ、俺たちにとって陸のすべてが新鮮だったことは確かだ。特にブレオガンは、科学アカデミーの天才と呼ばれていた頃にさえ、あれほどの興奮を見せることはなかったように思う。あいつは毎日駆け回ってはあれこれと尋ね回り、すぐに地元の人々と打ち解けてみせた。」
  「しかし、「これも『人付き合いの科学』を心得ているからだ」などと得意げに語る様子には辟易する。先日など、あいつはある老人から気になる話を聞いてすぐ、旅に出ると決めてしまったが、これには期待できない。そもそもこの土地をよく知らない以上、無闇に冒険すべきじゃない。」
  「だというのに――もういい、わかった。とりあえずチームには入ってやる。道半ばで死ぬようなことにならなければいいんだが。」
  - 手記の第二章は、在るべき場所へと綴じられた。
- アイテム「手記のページ・遠出」
  荒野の長旅はエーギル人にとって決して楽しくはないものだ。しかしブレオガンは、初めて高原に登った際、遍く大地を照らす双月の光を見た時のことを今でも覚えている。
SN-EX-2 荒野の旅路
- 異郷からの客人はどこへ痕跡を残し、どこに潜んでいるのだろうか。
蒼白き雪 (SN-EX-2クリア報酬)
- 「こんな形をした水に触ったのは初めてだった。これは冷たく、美しく、ふわふわしていて、そのくせ命取りにもなる。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
褐色の土 (SN-EX-2ミッションクリア報酬)
- 「土は命で満ちている。彼らが言うには、春風が吹き抜けるたびに、緑の芽が出てくるものらしい。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
手記のページ第三章
- 「あの場所を離れて何年経つだろう。五年か、六年か？ともあれその間に、俺たちはヴィクトリアの街を歩き、カジミエーシュ平原で景色を眺め、ラテラーノの大聖堂を訪れ、ウルサスの雪原で死にかけたりもした。そして今、目の前にあるのは何千マイルも先まで続くサルゴンの砂漠だ。」
  「ブレオガンの言う通り、俺たちは真相に近付きつつある。この旅の途中、預言者あるいは神の使い、もしくは祭司と呼ばれる特別な存在数名と、短期間ながらコンタクトを取ることもできた。」
  「そして昨日、ブレオガンがその一人を正式に訪問した。訪ねた相手は非常に発音しづらい名前の持ち主で、さらにはその名前でしか呼ばれたくないと言うものだから、俺としてはもはや発音が合っていることを祈るばかりだ。さておき、ブレオガンはそいつと長いこと話し込んでいた。」
  「『巨獣』という奇妙な陸上生物は、計り知れない力を持っている。ブレオガンはそれについてある仮説を立てようとしているが、正直俺は二の足を踏んでいる。俺たちが海で相手取っている恐ろしい敵には、確かに巨獣と似たところもあるが、まったく異なる部分もあるように思うのだ。」
  「あいつの仮説が、反証されるためだけの存在になるよう願っておくとしよう。」
  - 手記の第三章は、在るべき場所へと綴じられた。
- アイテム「手記のページ・対話」
  古代の禁じられた知識を得るために、何を代価とするべきか――それは恐らく、真摯な心だけで十分だ。そこに味の良い酒も合わせれば、なおさら上手くいくだろう。
SN-EX-3 代理人
- 見えざる前途を前に、奴らは導き手を必要としている。
熱宿す炎 (SN-EX-3クリア報酬)
- 「この場の炎は、俺の知るどんなそれよりも熱かった。もしかすると、会話の主題が非凡なものだからかもしれない。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
高鳴る心臓 (SN-EX-3ミッションクリア報酬)
- 「真相の一つを前にして、誰もが皆興奮しているのが伝わってきた。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
手記のページ第四章
- 「十数年ぶりに、俺たちはイベリアへ戻ってきた。驚いたことにこの国自体はまったく代わり映えしなかったが、島民は増えているようだ。どうやらエーギルの戦況は芳しくないものらしい。俺は少しホームシックになってきた。故郷の安否が心配だ。」
  「一方ブレオガンはというと、イベリアで新しい友人を作った。カルメンとかいう聖職者と、アルフォンソとかいう軍人だ。あいつらは毎日のようにつるんでは、『偉大なる計画』とかいうものについて話し合っている。まったくお笑いぐさだな。」
  「しかし、相変わらず人付き合いの上手い奴だ。俺が閉じこもりすぎなのかもしれないが、元々俺は人間より絵筆と過ごしたいほうだしな。――ブレオガン曰く、仮説は着々と洗練されつつあるそうだ。エーギルの技術と源石技術を融合させる方法も見つけたから、試す機会が欲しいと言っていた。」
  「機会というのはたとえば、イベリアの最高造船技術士を拝命する、とかだ。」
  - 手記の第四章は、在るべき場所へと綴じられた。
- アイテム「手記のページ・拝命」
  「全員が求めるものを得られるならば、誰が誰を利用しているなどということはない」というのが、ブレオガンの信じる理念である。このやりとりにも、何らかの科学的根拠があるのかもしれない。
SN-EX-4 絢爛なる宮殿
- 無数の河川は、砂と記憶を運びながら、いずれここへと集束する。これは避けられぬ運命だ。
海からの警告 (SN-EX-4クリア報酬)
- 「ブレオガンがもたらしたのは黄金色の夢だけではない。そこには海からの警告もあるというのに、大部分の人間は後者を聞き流している。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
王の傲慢 (SN-EX-4ミッションクリア報酬)
- 「権力者とは往々にして、力を持てば持つほどに判断を誤りがちなものだ。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
手記のページ第五章
- 「ブレオガンはイベリアのために大艦隊の建造計画を立てている。あの王が野心に満ちていることはどんなバカでも見抜ける事実だが、まあ、ブレオガンの言う通りかもしれない。結局、陸において俺たちは通りすがりの客でしかないし、その最終目標はエーギルを助けることにある。」
  「――建造中の旗艦を見てきた。エーギルからすればぎりぎり形になっているくらいの代物だが、陸上国家にとっては前代未聞の船となるだろう。ブレオガンとアルフォンソは、その船をスタルティフィラ、『狂人号』と名付けた。」
  「二人は圧力に負けず双方同意の下でこの命名を断行したが、その解釈はそれぞれで異なっているように思う。それに、最近のブレオガンはいつもしかめ面をしている。何かが起こる予感でもあるのか、あるいは疲れのせいかもしれない。王は灯台と港町の建設までもをあいつに課したのだから。」
  「最近、ブレオガンはイベリア中の新聞で引っ張りだこで、どの新聞社もあいつを賞賛してやまない。だが俺は、あいつがもっと遠くへ目を向けていることを知っている。あいつの判断はいつも的確だし、今回もそうあってほしいものだ。」
  - 手記の第五章は、在るべき場所へと綴じられた。
- アイテム「手記のページ・骨組」
  この船で本当に何かを変えることなどできるのだろうか？そんな迷いがあろうとも、ブレオガンは自ら選んだその道を進み続けるしかなかった。
幕間
- 「ブレオガンの奴、いつの間に自分のリトル・ハンディを陸に連れてきてたんだ？俺も持ってくれば良かった。欲しい色を作ってもらうのに重宝してたんだが。しかもあいつ、自分のハンディに強化用外付けパーツを買ってやってたらしい！あれ、滅茶苦茶高いんだぞ！」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
- アイテム「強化用外付けパーツ」
  「もし、救いの手が決定打に欠け、悪を除くには不十分だと感じた時には、こちらの『強化用外付けパーツ』をご利用ください。英雄は試練によって己を高めるものであり、この装置を使えば『リトル・ハンディ』も古き鎖から解き放たれることでしょう。」
  この機械、なんか変な音するんだが……オーバーヒートして燃え上がったりしないだろうな？
SN-EX-5 狂人共の船
- 視界から消えたものは、本当に去ったわけではない。再会はすぐそこに迫っている。
燃え滾る欲望 (SN-EX-5クリア報酬)
- 「誰も己の欲望には逆らえない。それが欲望だと知っていればなおのことだ。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
溢れる野心 (SN-EX-5ミッションクリア報酬)
- 「野心というのは、一度芽吹いてしまったら、破滅を招くとわかっていても大きくなっていくばかりだ。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
SN-EX-6 遠望する灯台
- 希望と孤独に包まれたこの小さな島で、海と抱擁を交わす。
不滅の光 (SN-EX-6クリア報酬)
- 「光あるところ影が差す。照らす光が強いほど、影もまた濃くなるものだ。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
すすり泣く波 (SN-EX-6ミッションクリア報酬)
- 「あの潮騒が聞こえるか？まるで誰かが泣いているみたいだ。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
SN-EX-7 波砕く港
- 前方には大波が迫り、後方には人々の暮らす街の灯がある。もはや後には引けない。
誇り高き艦長 (SN-EX-7クリア報酬)
- 「アルフォンソは、友人としては自信を持って勧められる男だが、船長としては……まあいい。どの道、比べるほどの相手もいないのは確かだ。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
年老いた職人 (SN-EX-7ミッションクリア報酬)
- 「友よ、俺たちは歳を取り始めたんだ。昨日ブレオガンが新しくできたシワについてだらだら文句を垂れていたが、俺に言わせればしかめ面ばかりしているせいだろう。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
災厄
- 「音という音が消え去った。波は進み続けている。」
  「何せこれほどの大波だ。俺たちは皆、あれに飲まれることになるだろう。」
  「きっとエーギルに何か起きたんだ。ブレオガンを探さなくては。」
  - ふやけたページは、在るべき場所へと綴じられた。
- アイテム「未完成のページ」
  災厄が訪れた。
SN-EX-8 静謐の断章
- 生き延びるために、人類は自然を作り変え、シーボーンは己を作り変えた。
声なき潮 (SN-EX-8クリア報酬)
- そのページは長く水に浸かったせいでふやけていて、書かれた文字が読めなくなっていた。
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
消え去った城 (SN-EX-8ミッションクリア報酬)
- 「……海神……エーギル……失……アビサルハンター……あの計画が、最後の希望だ。」
  - このページは、在るべき場所へと綴じられた。
数行の脚注
- 「あちこち探し回ってみたものの、ブレオガンは見つからない。大いなる静謐で死んだとは思えないが、あいつにとって今の状況はあの時よりも危険なはずだ。」
  「確かにあいつは災厄を予見していた。しかしそのために準備した対策の数々は、あいつ自身が災厄を招いた証拠と捉えられ、ブレオガンこそイベリアを波に沈めた邪悪な巫術師だと誰もが言い出した。さらにはエーギル人であること自体が罪とされ、陸の人々は、俺たちを追って災厄が来たなどと言う始末だ。」
  「ついさっき、エーギル人の若者が街角で殴り倒されるのを見てしまった。しかもそいつを殴ったのは、普段懇意にしていたはずのイベリア人だった。」
  「クソッタレめ。何とかしてブレオガンを探さないと。エーギルがどんな状況だろうと、俺たちは戻らなきゃならん。」
裏表紙
- クリックでステージ「古びた手記」クリア

鏡写しの映像

失った記憶の欠片~定められた結末では、(シナリオが進む)選択肢が2つあり、前者の選択肢を選んだ場合のログを示す。この場合はステージAが先に解放され、ステージAクリア後の「偽りの可能性」にて後者の選択肢を選ぶことになる。
後者の選択肢を先に選んだ場合は解放順が逆になる。
また、どちらの選択肢を選んだかで「偽りの可能性」のログが異なるのでそれを最後に示す。

失った記憶の欠片

失った記憶の欠片
- 朧気な意識の中で、彼は選択を迫られていることに気付いた。同じ選択をしたこともあるのかもしれないが、その結果も選択自体も、とうに忘れてしまっていた。こうなれば、もう一度選んでみよう。しかし、その身はどこへと向かっているのだろう。もしかすると、すでに結末が近付いているのだろうか？→深くまで調べる/手探りで進む/放棄する
- 深くまで調べる→彼は深くまで調べてみることにした。
- この先の運命はすでに決している。けれど、偽りの可能性を探してみることもできそうだ……
  - この先の運命はすでに決している。けれど、偽りの可能性を探してみることもできそうだ……
SN-S-1-A 破れぬ一局
- 失敗の原因は概して暗がりに隠れており、事が起きてから明るみに出る。
幻想の報酬 (SN-S-1-Aクリア)
- たとえ幻想が与えた報酬でも、それがもたらす喜びと励ましは本物だ。
  - ここに留まる必要はない。この先には、まだ真相が待ち受けているのだから。
偽りの可能性
- もしやり方が違っていたら、別の可能性もあったのだろうか？たとえばもう少し利害を考慮していたら、計画ができていたら、掌握できていたら、自らの知恵と勇気を結集させられていたら……それがたとえ偽りの可能性だとしても、破れなかった局面に、もう一度挑んでみたいと思った。→手探りで進む/放棄する
- 手探りで進む→彼は手探りで進んでみることにした。
- 行く手には更なる濃霧が広がっている。心の中の探索を続けるとしよう。
  - 行く手には更なる濃霧が広がっている。心の中の探索を続けるとしよう。
SN-S-1-B 報われぬ志
- 報われぬその志を忘れ去ることはできず、ただ向き合うよりほかにない。
幻想の報酬 (SN-S-1-Bクリア)
- たとえ幻想が与えた報酬でも、それがもたらす喜びと励ましは本物だ。
  - ここに留まる必要はない。この先には、まだ真相が待ち受けているのだから。

巡る思考の欠片

巡る思考の欠片
- 巡る思考の中、かつて経験したすべてが脳裏に蘇る。しかし、それは触れることも捉えることもできないものだ。彼は寒さこそ感じたが、そこに痛みは伴わない。ならば、ここで耽溺していたほうがいいだろう。選択と推断、演繹を続けていけば、目の前に抜け道が見つかるかもしれない。→思い出してみる/探求してみる/放棄する
- 思い出してみる→彼は思い出してみることにした。
- この先の運命はすでに決している。けれど、偽りの可能性を探してみることもできそうだ……
  - この先の運命はすでに決している。けれど、偽りの可能性を探してみることもできそうだ……
SN-S-2-A 選ばれぬ道
- 道を失くした人間に同情する者などいない。
幻想の報酬 (SN-S-2-Aクリア)
- たとえ幻想が与えた報酬でも、それがもたらす喜びと励ましは本物だ。
  - ここに留まる必要はない。この先には、まだ真相が待ち受けているのだから。
偽りの可能性
- 押し寄せてくる感情が行き着く先にあるものは恨めしさだけだ。後悔と恨めしさの違いは、後悔は当時の選択が間違っていたことを前提としているのに対し、恨めしさは単なる不満の表明に過ぎないということにある。もう一度旅して、探索し踏破したかった道は、二度と選べぬものなのだろう。→探求してみる/放棄する
- 探求してみる→彼は探求してみることにした。
- 行く手には更なる濃霧が広がっている。心の中の探索を続けるとしよう。
  - 行く手には更なる濃霧が広がっている。心の中の探索を続けるとしよう。
SN-S-2-B 見知らぬ人
- ここにおいては誰もが異郷からの訪問者だ。
幻想の報酬 (SN-S-2-Bクリア)
- たとえ幻想が与えた報酬でも、それがもたらす喜びと励ましは本物だ。
  - ここに留まる必要はない。この先には、まだ真相が待ち受けているのだから。

崩れた歴史の欠片

崩れた歴史の欠片
- これまでの苦心と努力に意味はあったのだろうか？歴史の中に自らの座標をいかにして見いだすべきかというのは、誰もが直面する問題だ。彼は疲れと眠気を感じていた。恐らく、この問題は思ったほど重要ではないのだろう。もはや事はここに至ってしまったのだから。→繰り返し問い続ける/再度自分に問いかける/放棄する
- 繰り返し問い続ける→彼は繰り返し問い続けることにした。
- この先の運命はすでに決している。けれど、偽りの可能性を探してみることもできそうだ……
  - この先の運命はすでに決している。けれど、偽りの可能性を探してみることもできそうだ……
SN-S-3-A 果たされぬ責務
- 自ら為した過ちには、挽回の機会など与えられない。
幻想の報酬 (SN-S-3-Aクリア)
- たとえ幻想が与えた報酬でも、それがもたらす喜びと励ましは本物だ。
  - ここに留まる必要はない。この先には、まだ真相が待ち受けているのだから。
偽りの可能性
- 彼は、強張る身体から何かが流れ落ちていくのを感じた。紅く、しっとりとして、崩れゆく故郷を思い起こさせる何かが。――責務はまだその両肩にのしかかっている。それを果たすのは諦めて、休息を取るほうがずっと楽だ。→再度自分に問いかける/放棄する
- 再度自分に問いかける→彼は再度自分に問いかけてみることにした。
- 行く手には更なる濃霧が広がっている。心の中の探索を続けるとしよう。
  - 行く手には更なる濃霧が広がっている。心の中の探索を続けるとしよう。
SN-S-3-B 終わらぬ憎しみ
- 自らへの裏切りは、ただ許してやるよりほかにない。
幻想の報酬 (SN-S-3-Bクリア)
- たとえ幻想が与えた報酬でも、それがもたらす喜びと励ましは本物だ。
  - ここに留まる必要はない。この先には、まだ真相が待ち受けているのだから。

消えた運命の欠片

消えた運命の欠片
- どれほど多くの英雄が運命という言葉で自らを正当化し、どれほど多くの愚者が同じ言葉で責任を逃れようとしたのだろう。再度身を起こそうとした彼は、またも失敗した。散り散りに離れていく人々に既視感があるのは、かつて似たような動きで彼へと近付いてきた人々がいたからだろう。→しばし目を閉じる/一息つく/放棄する
- しばし目を閉じる→彼はしばし目を閉じることにした。
- この先の運命はすでに決している。けれど、偽りの可能性を探してみることもできそうだ……
  - この先の運命はすでに決している。けれど、偽りの可能性を探してみることもできそうだ……
SN-S-4-A 触れられぬ夢
- 両目を閉じれば、穏やかな海が広がっている。
幻想の報酬 (SN-S-4-Aクリア)
- たとえ幻想が与えた報酬でも、それがもたらす喜びと励ましは本物だ。
  - ここに留まる必要はない。この先には、まだ真相が待ち受けているのだから。
偽りの可能性
- 偉大なるかの灯台は、今なお健在なのだろうか？嘆かわしいことに、今の彼の目に映るのは暗くよどんだ空だけだ。それももうすぐ終わりだと彼は自分を慰めたが、その夢はというと……人の力には限界がある。もう少しだけ待つとしよう。→一息つく/放棄する
- 一息つく→彼はしばし一息つくことにした。
- 行く手には更なる濃霧が広がっている。心の中の探索を続けるとしよう。
  - 行く手には更なる濃霧が広がっている。心の中の探索を続けるとしよう。
SN-S-4-B 成しえぬ願い
- こぼれるため息、そこには絶望が滲んでいる。
幻想の報酬 (SN-S-4-Bクリア)
- たとえ幻想が与えた報酬でも、それがもたらす喜びと励ましは本物だ。
  - ここに留まる必要はない。この先には、まだ真相が待ち受けているのだから。

定められた結末

定められた結末
- さて、終わりは目の前だ。彼はふと、この結末を受け入れるのにさほど抵抗を覚えないことに気付いた。もちろんこれは、暖炉のそばでクッションに身を預け目を閉じるような、真っ当な最期ではない。ここは人生の終点としてはあまりに寒く固い場所で、何なら腹は何度も刺されて血を流している。
  けれど、そこまで悪くはなかった。彼は、そそくさと散って物陰に身を潜めた人々を許すことさえ決めていた。もしも立場が逆だったら、自分もきっと同じような怒りを覚えただろうと思ったのだ。
  彼は懸命に努力してきたが、それは失敗に終わった。結局海に抗うことはできなかったのだ。しかし、恐らく惨敗したというほどでもないだろう。彼を死に追いやった人々はまだ怒りを抱くことができる。その事実こそが希望だった。
  「我が同胞よ、陸と海、それぞれの朋友たちよ。君たちに幸あれ。」→結末にたどり着く/放棄する
- 彼は結末にたどり着いた。
- 目の前が真っ暗になり、意識は無に帰していく。
  - 目の前が真っ暗になり、意識は無に帰していく。
SN-S-5 一幕の死
- 名誉、責任、理想……すべてはここで幕を閉じる。
取るに足らぬ真相 (SN-S-5クリア)
- 漏水している避難所で、こんな噂が流れていた。「静謐を招いた男ブレオガンは、海を怒らせた報いとして、路地裏で命を落としたらしい。」……だが、この噂は大して話題にならなかった。人々にとってはそれよりも、明日の食料を探すことのほうがよほど大切だったのだ。
  - 明らかとなった真相は、取るに足らないものだった。
記憶の果て
- クリックでステージ「鏡写しの映像」クリア
- アイテム「血に濡れたボタン」
  ブレオガンは瓦礫の中を進んでいく。
  道路はまだ水浸しで、両の足がそこを通るたび、いびつな波紋が広がっていった。しかと聞こえるわけではないが、きっと誰かが物陰ですすり泣いてでもいるのだろう。でなければ、これほど気分が沈み、心臓をわしづかみにされる感覚に陥るわけがない。
  災厄が訪れてから、どれだけ時間が経ったのだろう？ブレオガンにはもう、はっきりとは思い出せなかった。時間と物事が折り重なって絡み合い、その密度がある程度高まってしまうと、順序というのは意味を失ってしまう。今となっては、覚えているのはその始まりのことだけだ。あの時、すべての音が消え、黒い波が何もかもを静かに葬り去っていった。王族や貴族たちは今どこにいるのだろう？国教会はどうしているだろう？疑問が多すぎて、一つ一つを吟味することはできそうにない。しかし、エーギルに何かが起きたのは確かだ。その上それは、彼が最も恐れていたことであってもおかしくなかった。
  もしかすると、彼の努力はすべて無駄になってしまったのかもしれない。
  各所にある灯台との連絡も試みてはみたものの、それは当然のように失敗した。また、曖昧な情報によると、港町への移動経路があった場所は海に沈んでしまったという話だった。こうなっては、大艦隊や全身全霊をかけて作り上げてきたスタルティフィラについては、もはや考えたくもない。考えずにいれば、希望という名の儚い泡が漂い残っていられるのだ。つまるところ、それは触れれば割れてしまうことがわかりきっていた。
  エーギル人こそすべての元凶だ、などと吹き込む悪意に満ちた噂があちこちで広がっている。彼らこそが、黄金に輝くイベリアを妬み、災厄を招いた張本人だというのである。そして、その噂の中心に置かれてしまっているのが、彼――ブレオガンだった。かつてイベリアのスターとして祭り上げられた最高造船技術士は、一瞬で邪悪と手を結んだ狂人とされてしまったのだ。国教会の友人は、彼にイベリアを離れるよう勧めてくれたが、ここを離れたとして一体どこへ行けば良いのだろうか？
  ふと、ブレオガンは誰かが自分をつけてきていることに気付いた。――そういえば、この廃墟まで足を運んだのはなぜだったか……彼は数秒、その目的を思い出そうとしてみたが、何一つ思い浮かばなかった。あるいはこうして行く当てもなく彷徨って、この惨状を目の当たりにすることこそが、己の傲慢と怠惰に対する罰となりうるかもしれない。
  もし、選択をし直せるとしたら、彼はどうするのだろうか。何を選ぶべきなのだろうか。そんなばかばかしい考えを振り切ろうとして、ブレオガンは足取りを速めた。
  つけてくる人数は増えていた。
  ブレオガンは不意に、絵を描くのが好きなあの友人のことを思い出した。そうだ。今いるこの場所には、彼と通った小さなレストランがあったのだ。ここの店主はふくよかなエーギル人のおばさんで、彼女はいつも彼らに小皿をおまけしてくれていた。しかし昨日、そんな彼女が路地裏で死んでいたのが見つかった。その首には絞められた痕が残っていた。
  昨今はそうした事件があまりに多く、彼女の死は通行人の誰からも見向きもされなかった。
  彼をつけてくる人々はもはや隠れようともせず、海を満たす水の如く黙りこくっていた。
  目の前には崩れた壁があり、もはやどこにも逃げ場はない。ブレオガンは振り返り、群衆のほうを見た。そこには見慣れた顔もあれば見慣れぬ顔もあり、それでいて全員が同じような顔をしていた。その表情をどう呼ぶべきかというと――それは憎しみでも、嘲笑でも、憐れみでもない何かだった。
  そうして人々はゆっくりと、それでいて決して止まらずに、彼のほうへと近付いてきた。
  その時、ブレオガンは群衆の中に見知った顔を見つけた。それはあの店主の息子だった。エーギル人だとばれたくないのか、顔を半分ローブのフードで隠している。そのほかにも、昔付き合いのあった島民が何人か紛れていた。自分たちの今の境遇をブレオガンのせいだと思っているのか、あるいは単なる鬱憤晴らしか――ともあれ、仕方があるまい。彼は一つ息を吐いた。これこそが、彼の迎えた結末なのだ。
  人々が集まってくる。もはやそこにいるだけで抱擁すらも感じさせるほどの人数だ。
  ――少なくとも、彼らは屈しはしなかった。抗う意志さえ残っていれば、それが希望となるだろう。群衆は散り散りに去って行く。あとには浅い水たまりに倒れ込んだ老人だけが残されて、その身体の下には紅色が滲み出していた。

偽りの可能性の分岐ログ

失った記憶の欠片
- もしやり方が違っていたら、別の可能性もあったのだろうか？たとえばもう少し妥協していたら、譲歩していたら、退いていたら、自らの執念と守るべきものを諦めていたら……それがたとえ偽りの可能性だとしても、報われざる大きな志を、もう一度掴んでみたいと思った。
- もしやり方が違っていたら、別の可能性もあったのだろうか？たとえばもう少し利害を考慮していたら、計画ができていたら、掌握できていたら、自らの知恵と勇気を結集させられていたら……それがたとえ偽りの可能性だとしても、破れなかった局面に、もう一度挑んでみたいと思った。
巡る思考の欠片
- 押し寄せてくる感情が行き着く先にあるものは心残りだけだ。後悔と心残りの違いは、後悔が深い痛みと怒りを内包しているのに対し、心残りは淡い哀愁に満ちていることにある。もう一度会って、杯を交わしたかったあの人たちとは、二度と会うことはないのだろう。
- 押し寄せてくる感情が行き着く先にあるものは恨めしさだけだ。後悔と恨めしさの違いは、後悔は当時の選択が間違っていたことを前提としているのに対し、恨めしさは単なる不満の表明に過ぎないということにある。もう一度旅して、探索し踏破したかった道は、二度と選べぬものなのだろう。
崩れた歴史の欠片
- 彼は、乾いた目から何かが流れ落ちていくのを感じた。塩辛く、そして苦く、二度と帰れない故郷を思い起こさせる何かが。――憎しみはまだ心の中でくすぶっている。それを手放すのは諦めて、受け入れるほうがずっと楽だ。
- 彼は、強張る身体から何かが流れ落ちていくのを感じた。紅く、しっとりとして、崩れゆく故郷を思い起こさせる何かが。――責務はまだその両肩にのしかかっている。それを果たすのは諦めて、休息を取るほうがずっと楽だ。
消えた運命の欠片
- 光り輝くかの旗艦は、今どこにいるのだろうか？嘆かわしいことに、今の彼の目に映るのは暗くよどんだ空だけだ。それももうすぐ終わりだと彼は自分を慰めたが、その願いはというと……人の力には限界がある。もう少しだけ待つとしよう。
- 偉大なるかの灯台は、今なお健在なのだろうか？嘆かわしいことに、今の彼の目に映るのは暗くよどんだ空だけだ。それももうすぐ終わりだと彼は自分を慰めたが、その夢はというと……人の力には限界がある。もう少しだけ待つとしよう。

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狂人号(復刻)（2023/11/28 16:00 〜 12/08 3:59まで）

概要 †

オススメの周回ステージ †

基本事項 †

TIPS †

推奨オペレーター †

溟痕 †

対策

「聖徒の御手」と「リトル・ハンディ」 †

「聖徒の御手」 †

「リトル・ハンディ」 †

野外用サバイバルユニット

家庭用ヘルパーモジュール

運動量増加用プログラム

小型清掃用キット

強化用外付けパーツ

新たな敵 †

ファウンダー種

プレデター種

スプレッダー種

スピュワー種

ミキサー種

リーフブレイカー種

最弱の海の怪物

報酬 †

イベントミッション †

グランファーロ

失われし旗艦

名もなき海

古びた手記

鏡写しの映像

報酬交換所「寂れた酒場」 †

情報資格証 †

ステージ 「グランファーロ」 †

SN-ST-1 古井戸 †

SN-1 中央広場 †

攻略方法

参考動画リンク

SN-ST-2 海辺の小道 †

SN-2 広場南の道 †

攻略方法

参考動画リンク

SN-ST-3 無人の大通り †

SN-TR-1 懲罰軍前線基地 †

SN-3 静かな遊歩道 †

攻略方法

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(機能説明)

ステージ「グランファーロ」 †

ステージ「失われし旗艦」 †

ステージ「名もなき海」 †

ステージ「古びた手記」 †

ステージ「鏡写しの映像」 †